小学生の子供を大人扱いしません

小学生の子供は、小学生の子供です。

悪いことは悪い、卑怯なことは卑怯と教えますが、

大人じゃないので、基準点はかなり低いところに設定します。


できなくてあたりまえです。

最初からなにもかも完璧にできる小学生がいたら

逆に気持ち悪いくらいです。


泣くことがあるのも当たり前ですし、

たぶん僕は子供に「泣かないの」なんて

いったことは一度もないと思います。

泣きたいときは、泣けばいいんですよ。

わがまま言いたいときは、わがままをいえばいいんです。


親の役目は、泣いてる子供を黙ってだきしめて、

子供のそばにずっといてあげて、

わがまま言っている子供のわがままも、

黙って聞いてあげることです。

いつまでも泣き続けられる子供もいませんし、

わがままをいっても、決してかなえられることがなく、

それがわがままだと子供が自分で気づけば、

子供はだんだん声が小さくなって、最後はひきさがるものですよ。


子供は大人とは違うんですから、

厳しくしつけたら、何かいいことがあるなんて思うのは

根本から間違っています。

保護しながら、大事に、ただし間違ったことには毅然とした態度を

とることが大切です。


ほとんどの保護者のやっていることは過保護か放置で、

なぜそんなことをしているのか、本当に理解に苦しみます。


子供が中学生から、いかに自分の人生を自分で楽しんで生きられるか、

それが親の教育の通知表です。




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