いや、別にファンタジーとして悪くないのかもしれませんが
「親が」子供に大きな影響を与えているのは、
子供の記憶を誘導尋問で作れるところからも明らかです。
親がこういう風に言ってほしいってことを、子供は敏感に察知して
それにあわせて発言して、記憶もそれに合わせて作ります。
子供はお母さんが喜ぶ顔が見たいんですよ。
それがたとえ嘘でもです。
どんぐり学習でも、十分に気をつけたほうがいいことの一つです。
親が繰り返し、どんぐりの話をしていると、
子供はこれはこの流れに乗ったほうがよさそうだと判断します。
もちろんそれ自体は悪くないんですが、
一番簡単なのは親の言葉をそっくりまねて、そのまま出力することです。
その言葉だけの出力をもって、とやかくいったって始まりません。
子供は親の言っていることを、単にさるまねしているだけだからです。
それをいちいち真に受けていると、冒頭みたいな
お母さんの子宮にいた時の映像を覚えていることになるんですよ。
親の様子をさぐりながら話しているのが、よくわかります。
花に毎日話しかけていると花が枯れないとかと同じ類で、
ファンタジーはファンタジーとして楽しむものです。
真面目な顔をして、他人に主張するようなものではありません。
子供のファンタジーを感じる気持ちは大切にしてあげながら、
リアルにきちんと対応していく力をつけていくのが親の役目であって
子供のファンタジーに乗っかって、親までファンタジーじゃ困ります。
算数としてのどんぐり問題がきちんとわかっていれば、
そんな子供のファンタジーにのっかって
一喜一憂しなくてすむんですけどね。
算数の問題としてみればファンタジーは何の関係もありません。
そして小学生なら、たまにはファンタジーばかりでなくリアルをみるために
全小統みたいなリアルの現場に行くのも悪くはありません。
年に二回くらいで十分ですけどね。
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