まとめ

読み聞かせは2歳頃から楽しく毎晩継続 → 小2まで継続遊んでいるおもちゃはこちら
〔年中〕自由保育の幼稚園、プレーパークデビュー、キャンプ、スキーなど、外遊びたくさん
〔年長〕秋からどんぐり開始、環境設定(毎日外遊び、テレビ・読書・宿題制限、ゲーム厳禁、小言命令強制なし)
〔小1〕公立小学校、どんぐり本の読み聞かせ継続中、2017.6全小統2科目偏差値65  11月全小統2科目偏差値70オーバー
〔小2〕遊んでいるおもちゃどんぐり本の読み聞かせ継続中、読書、トップクラス国語3年生 2018.6全小統偏差値60 11全小統偏差値65
〔小3〕どんぐり、トップクラス国語4年生 2019.6全小統偏差値60 11全小統偏差値60
〔小4〕どんぐり、はじめまして数学 コロナでテストを受けてません
〔小5〕どんぐり、はじめまして物理

●小学生では絶対にやらない学習方法
 ・大量、反復、高速、徹底の学習(計算、漢字の書き取り、音読)← 感味力、読解力、思考力(視考力)育成に有害なので
 ・ならいごとをたくさん、毎日外遊びなし、週に1日のノー勉強デーなし ← 子供をおなか一杯にしない、自発的な工夫ややる気の芽をつまない
 ・英語、コンピュータ教育、先取り学習 ← 学年の国語、算数の深い学習、友達との外遊びだけでも全く時間がたりませんから

2019年12月31日火曜日

気が向いたから、勉強するんじゃありません


気が向いたときにまとめて勉強する習慣は、よくないものだと思います。


学習は一気に片付けてしまうようなものではなくて、

分散してコツコツやった方がずっといいです。


どんぐりでは、5歳から定期的に週に二問取り組みをすすめていきます。

どの問題をやるかも、取り組んでみて続きにするかどうかも

自分で決めればいいことですが、取り組み自体は定期的に週に二問

親が声をかけてやり続けます。

子どもがやらなければやらないでいいですが、声はかけ続けます。


結局のところは、気が向いたときも、気が向かないときも、自分で選んで

難しい問題にねばりづよくとりくめることが大事なことだと思います。


自分の気持ちや気分を、どう自分で制御していくかも大切ですからね。

それを実現するには、親も子供がどう取り組もうが、

ねばりづよく声をかけ続けていくだけですね。

まずは3年くらいは、最低でも週に二問を続けたいものです。


そうするとはじめて、その先の風景が見えてくるんですよ。

ただそれは義務のようにやるものでもなくて、楽しくて気づいてみたら

週に二問くらいやってたなんてことですけどね。



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2019年12月30日月曜日

医者になるなら、公立中学より中高一貫が有利でしょう?


中学受験、高校受験の話を書きましたが、質問者が官僚だけでも

なくて、医者になるならと限定してきましたね。

医者になる=医学部に入るのには、中高一貫、といっても

一部の私立中高一貫が有利なことは事実でしょうね。

少し古い資料ですが、事情はあまり変わっていないんでしょう。



資料にも記述がありますが、これにはほぼ医学部入学=医者といった

特有の興味深い事情が絡んでいて、

選抜方法に「面接」が入っていることも大きく関係しているでしょう。

つまり勉強ができることは前提にすぎなくて、

勉強だけができてもだめってことです。


もっとはっきり言ってしまえば、学校は関係ないともいえます。

なんせ面接で聞かれることは親の職業だったり、学校以外の活動だったりも

するわけですから(実は、それ以外の部活とか対策をうてば

何とかなるような事項では、そもそも医学部を受けるような子は

すべて対策可能でしょうから、医者への競争率が高くなれば

必然的に本人が医者になりたいと思ってからじゃ、

対策できないようなことで差がつくんですね)


どれだけ家庭が経済的にも豊かで、

子供の教育にも全方位的に、

いかに子供が小さいころから力を注いできたかということが、

結果として、私立中高一貫校への入学にもつながっているし、

医学部への入学=医者になること、にも寄与しているということでしょう。


そして身もふたもないことですが、必然的に私立小学校出身とか、

もっとはっきりいえば、「親が医者」が医者になるには「有利」です。

有利なだけで、そうじゃなきゃなんてことはもちろんありません。

当たり前すぎるほど当たり前のことですが、

私立中高一貫に入ったからといって、医者になれるわけじゃありません。


そしてもちろん医者になったからって、人生でどうこうなるわけでも

ありません。医者はかなり孤独で、生死をリアルに感じなければ

ならない、辛い仕事です。一つの失敗が、患者の死に直結しますから。


たまたま勉強ができるからなんて、

それだけのつまらない理由で目指すような仕事じゃありません。

それでは医者になっても長くは続きません。

そもそもそんな医者に命をあずけなければならない患者のことも考えてみましょう。


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2019年12月29日日曜日

家族より友達


小学校3年生くらいになると寂しくなるのは、

優先順位が家族より友達になることですね。

キャンプやスキー・スノボに行く回数がだんだん減ってきたのも、

そんなことに由来しています。


子供にとっては、友達と遊ぶことが何より楽しいので、家族行事より

友達との遊びを優先するわけで、当然のことと言えば当然のことなので

もちろん親も寂しさは隠しながら、「それなら仕方ないね」といった具合で

快く手を離していきます。



仕事も結構調整して休みをとったりもしているんですが、それはあくまで

親の都合で、子供には子供の都合がありますから、親は機会をみて、

何度も誘うくらいです。


本当はキャンプにいっしょにいける同年代の友達がいたりするといいんですが、

なかなかスケジュール調整とか、キャンプ場の予約とか、

今度は天気が悪くてなんてことで

いつの間にかキャンプシーズン終了ですからね。


子供が一緒に行かなくなっても、キャンプやスキー・スノボに夫婦でいくのか、

なかなか興味深い問題です。

考えてみれば、子どもができる前は、自分から進んで

キャンプやスノボに行ったことは一度もなかったんですから。



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2019年12月28日土曜日

小学校三年生時点での親の準備(中学受験も一つの道として)


少し前に書いて、どんぐりメール相談とかでいろいろ質問をいただきましたが、

小学校三年生時点で、親は子供の未来を見通して準備をする必要があります。

当たり前ですね、小学生低学年の子供に、先を見通す力はありませんから。


中学受験をしてみたいと突然言い出したりするのが子供ですから。

そういったときに備えて、

高校受験との比較や、もし中学受験をするなら

最低限、志望校の絞り込み、過去問の分析、志望校に特化して

かつ自分の子供に特化したどのような合格までの道のりが

明確に見える学習内容、学習スケジュールが適切かあたりを

遅くても、三年生の終わりくらいまでには親が十分準備して、

子供の突然の思い付きに備えた方がいいですね。

別に言い出さなきゃ、それまでのことです。



子供が中学受験を自分から言い出しもしない状況で、

親が何かをしたところでどうしようもないです。

受験場に行くのは子供だけですから。


もう一方で、中学受験をしない場合の準備も必要です。

小学校の高学年は、かなり高度なことがいろいろできますから。


習い事は、低学年でいろいろ模索してきたことを

そろそろ固めていきたいところですね。

いろんな習い事を試したりしてきたことでしょうから、

自分の一生の趣味になるようなことを

より高度なレベルでできるといいと思います。

本人が好きで続けられるのが一番ですね。

下手の横好きほど美しいことは、世の中になかなかないですから。

一方でまだ幅も広げられる時期ですから、

集中的に取り組むことは一つあっても、

もうひとつくらい新しいことをはじめてみるのもいいです。


一つが文化系なら、一つは体育系にかぎります。

一つが一人でやる作業がおおいものなら、

もう一つは集団でやるものですね。


また学習面でも、算数・数学あたりは、

どんぐりが終われば、ようやく入り口にたちますから、

そこからの学習計画はかなり楽しみなものになります。


学年は一切関係なく、一つ一つ楽しく数学の世界の理解なんかを

積み重ねていきたいものです。


あとは国語でいえば、漢文を始めたいものですね。

日本語の基礎は漢文ですから。

漢詩の美しさ、漢字の響きをしらずして日本人とは言えません。

芥川龍之介しかり、中島敦しかりです。

漢文の基礎がなきゃどうしようもないんですよ。


英語あたりも外国人にとにかく話しかける方式

の会話をやるのもいいですが、

いい本がこちらもたくさんあるので、

文法をやりつつ、読み進めていくのも楽しいものです。


4,5,6年生の貴重な時間をどうつかっていくのか、

子供とよく話し合って決めていきたいものです。

4年生いっぱいくらいは、話し合う時間があるんですから。


正直なことを言えば、どこの中学に行こうが、

本人の人生であまり大きな影響が

あるようなことじゃないです。

どこの中学、高校なんて気にしているのは

「日本の」一部の官僚になる場合だけです。


いずれにせよ、低学年で子供が何を楽しいと感じて、

何をやりたいかがかなり明確になるので(親がそう育てますから)、

あとは親はだんだん意識的に子供の手を離していくだけです。


逆をいえば、手をすっかり離しても安心できるように

しっかり低学年で自立できるように

育てないとダメってことですけどね。




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2019年12月27日金曜日

どんぐりをめぐる環境の大きな変化


どんぐりKがどんぐりを始めたのは年長のときですから、

今から丸々3年前くらいになるんですかね。

そのときとどんぐりをめぐる環境は大きく変わっています。


もちろん当時でも糸山先生の本も出版されてから10年以上は

たっていたでしょうし、内容としてみれば完成されているものでしたが、

はじめた3年前にはまったくといっていいほどリアルタイムで

参考になるものがなかったわけです。




もちろん現在進行形のブログや教室はいくつかありましたが、

それだけといった具合です。


糸山先生のブログや過去ログを読むことはできたわけですが、

当時いろいろ活躍されていた人たちはすっかりブログを閉鎖したり、

発信をやめたりしていて、ブームが去った感は強く感じました。


ところがここ最近ですが、糸山先生がどんぐりポケットを再開したり

こちらのブログでも微力ながら、メール相談をはじめたり、

どんぐらー親の会も着々と活動の幅を広げているようです。

気軽に相談できる場づくりに関わらせていただいたのも、

本当にいい思い出しかありません。


またブログも続々とたちあがって、ブログ村でも低学年でどんぐりをやるひとは

一定数みかけますし、もちろん閉鎖するものもありますが、

どんぐりをはじめようとする方にとってはかなりハードルが

下がった状態になったんじゃないですかね。


とにかくどんぐりははじめるところが、一番大変ですから。

はじめてみてもなにがどうなっているのかさっぱりわからないでしょうから、

気軽にメール相談いただくのはいいと思います。

初心者は自分がなにをわからないかも、わかっていないから初心者なんですからね。

メールでの学習相談にのります(4、5歳の方が最優先)

さて、どんぐり問題を解き始めて三年近くたって、 自分の子供でも、ある程度の成果はでているようです。



どんぐりをめぐる状況はとても大きく変わってきたと

この年の瀬に、なにかしみじみと感じました。

学習相談も2年近く続けてきて、継続して相談される親の方の

変化もだんだん感じられるようになってきたからかもしれません。

いずれにせよ学習相談の門戸はいつでも大きくあけておいて、

必要な人、求める人がいれば、答えが返ってくる状況は

できるかぎりで続けていきたいと思っています。



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2019年12月26日木曜日

だんだん寒くなってきてスノボの記事が書きたくなりました


正確に言えば、けっこう前からスノボのワックスは塗り始めていたんですが、

いかんせん汗ばむ陽気のときに、スノボの話を書く気がしませんでした。

やっぱり頬に突き刺さるような冷気を感じるようになってからが、

スノボの記事の登場タイミングです。


本当はワックスはあたたかいときに、下手したら夏に入れるのが、

ワックスの浸透からはいいんですけど、さすがにこれまた

暑い夏にワックスを入れる気にはなかなかなりません。



シーズン前のワックスは、入れれば入れるほどというところはあるわけですが、

毎週末に1回いれて、一週間寝かすのを2ヵ月ほどやります。あとは滑る機会に応じて

入れておいて、春近くになってきたら、滑走ワックスを入れる感じでしょうか。


ボードはワックスを含む量が多いので、シーズンを重ねれば重ねるほど、

ソール面はなんともいえない鈍い光を放つようになります。

ただシーズンを重ねすぎると、今度は板がへたってくるという残念ぶりです。

ステップオンはかなり気に入っているので、長い間大事に使いたいものですね。


今年も、いよいよスキー・スノボシーズンがやってきました。

日本でいい雪を探して放浪するシーズンです。

自由に雪のふっているところに、降っている「とき」にいくには

車中泊という手段があるじゃないかと思いつきました。

家族はさすがに車中泊にはついてこなさそうなので、

一人車中泊も予定しています。

なんていうか、ぞくぞくワクワクするシーズンがはじまった

としかいいようがないですね。


人生は、自分がわくわくすることを「今」持っているかどうかだけです。


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2019年12月25日水曜日

親がやってみて気づくこと


宿題も理屈はいいから、まず親がやってみるといろいろ気づくことがあります。


同じようにどんぐり問題も、必要ならふりがなをふって高学年の問題を子供に

読んでもらって、親がやってみれば、いろいろ気づくことがありますよ。

子供への対応についても、いろいろ思い当たることがたくさん出てくると思います。


真剣に問題を解いている時に、まわりでごちゃごちゃ言われることがどれほど

うっとおしいか、自分で真剣に問題にとりくんで体感してみればいいんですよ。

子供への対応も変わるんじゃないですかね。


いくら想像していても、だめです。

自分で実際にやってみるとみえてくることが、確実にあります。


そしてやってみて感じないと、自分の行動を改めることは本当に難しいです。

なんだかんだ、「子供のためを思って」とか理屈をつけて、

現状を正当化するのが、人間ですから。


自分の「子供が」学習するのに、長期的に見て

あなたがどんな子供になってほしいかを良く考えたうえで

一番いい環境を整えてあげるのがすべてです。



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2019年12月24日火曜日

サンタさんはいるのか?


毎年繰り返されるこんな話にばかばかしい議論が

繰り返されているので、また書いておきます。

子どもが低学年まではしっかりサンタを信じてもらいます。

なんなら業者に発注して一回くらいサンタに実際に登場して

もらいましょう。トナカイはハードルが高いので、車でも

この際いいことにしましょう。

そして高学年からは、親に「サンタクロースなんていなんでしょう」

と聞く、国語力のなさがあなたの教育のすべてです。


ただどうしてもそう聞く子供には、

「サンタクロースがいないとしたら、どうしてあなたのもとには

プレゼントが届くの? 普段の行いにうんざりしている両親からは

届きようがないでしょう?」と尋ねてあげます。

もっと大きくなれば、サンタクロースとは別に実在する人物ではないけど

なにかのことをサンタクロースと呼んでいるけど、なんのことを

サンタクロースと呼ぶのか、考えてもらいましょう。


サンタクロースがいるなんていうことが、子供に嘘を教えるからよくないなんて

笑わせる話をするのはいい加減にしなさい。

そんなに嘘がお嫌いなら、子供に人がどうやって生まれてくるのか、

どうやって死んでいくのか、ていねいにリアルな現実をそのまま、なんなら

動画で教えてあげたらどうですか?

そんなことはしないでしょう。

子どもは保護すべきものですから。

サンタクロースがなんのことを指すのか、それは白いあごひげのおじいさんの

ことなのか、それとも・・・

大好きなプレゼントを毎年もらえる子どもに考えてもらうことが大事です。


ちなみにだれだれがサンタクロースはお父さん、お母さんがプレゼントしている

だけだよなんて伝える対策はすでにしてあります。

どんぐりKはクリスマスに両親からもプレゼントを別にもらえているんですよ。


まぁ、サンタクロースは全員の家の子供のところに来るわけじゃないですからね。


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2019年12月23日月曜日

キャンプでの車への積載量



もちろん心はキャンプではなく、スキー・スノボでその記事も

書いてはあるんですが、なぜかキャンプについても今シーズン最後に

書いておきたくなったので、そちらから。


キャンプは、車の積載量は限られている一方で、

いろいろ道具が増えていきがちなものです。


ただ、たとえば椅子をチェアワンへといった流れや、

そもそもロースタイルでなるべく道具を小さいものにという流れはありますね。


もういっぽうで、思い切った発想の転換もありえます。

車の積載量を増やすといった方向性です。

簡単な話で、車にキャリアを積むなんてことで積載量は倍増します。

スキー、スノボにもよくいくので、キャリアをつけて

キャンプのときの荷物の積載にも便利につかっています。

副次的には駐車場で自分の車が探しやすいですよ。

ほら、普通のファミリカーのSUVにのってますからね。


スキーの板やスノボの板を積む専用のキャリアや

ボックス型のキャリアだとけっこうキャンプの荷物を積んだりするには

不便なので、汎用のキャリアでゴムの網をかけて固定するタイプを使っています。

(スキー・スノボのためにはボックス型の方が、スキーやスノボが汚れたり、

傷つく可能性が少ないのでいいという話もありますが、あとは雨・雪対策にも

いいですね)


キャンプは何かと車に乗せる人数も増えがちですし、キャリアは荷物もしっかり

たくさん積むことができていいです。


まぁでも実はキャリアを付けるころには、だんだんキャンプのグッズ熱は

冷めていって、あまり大物で新たに購入したいものはないのが

現実だったりします。今あるものへの愛着とか、そもそもモノがなくても

いろんなことへの対応力が上がっていくというのもあるんですよね。





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2019年12月22日日曜日

漢字や語彙をいくら学習しても、本は楽しめません



漢字や語彙を学習すれば、どんどん本を読むはずなんて親がいて驚きました。


どんぐりKは、漢字や語彙なんて机上でまったく学習したことはありません。

漢字は学校の宿題を必要最低限やるくらいですから、学年相当の漢字が

書けるか、書けないかでしょうね。語彙に至っては、問題集や参考書で

語彙をふやそうなんて、考えたこともありませんでした。


話が、まったく逆です。

読み聞かせを続けたりする中で、本を読む楽しさ、純粋にストーリーを追う楽しさや

知識を得る楽しさなどにめざめて、どんどん読み進めていく中で、

漢字の意味を把握して、よく出てくるものについては

フリガナから読み方も学んだりして、

語彙も増えていくといったことでしょう。


漢字が書けなくても何の問題もありません。

ただ自分が書いた熟語が間違っているとしたら違和感があるくらいの

ことなんじゃないでしょうか。

どうしても書きたければ、手先の器用になる高学年から練習すれば

いいんじゃないですかね。

そして、まったく知らない漢字や語彙が出てきても、本を読みなれていれば

そんなことはまったく問題になりません。

漢字から類推すればいいだけのことですから。


作者が書いた本を、最初から最後までしっかり味わい尽くしたい気持ちが

未就学から低学年で、親子の読み聞かせや読書をつうじて、

しっかり養われていることがなにより大事なことです。

そもそも漢字や語彙の習得にとやかく言ったり、

ましてや漢字や語彙の問題で、本を読めないなんてそんなとんちんかんなことを

思ったりはしないでしょうね。



漢字や語彙をいくら勉強したところで、本を読まない子は読みません。



読めない漢字や語彙がたくさんある本でも、本人がどうしても読みたければ

まず最初の方を読み聞かせてもらって(どんなに大きくなっても子供のリクエストが

あれば親はできる限りで、読み聞かせをします)、全部の読み聞かせは親の都合で

できなければ、あとは本人がなんとかして読み進めるのが読書です。

読書で楽しい経験が積み重なっていけば、子供は漢字や語彙なんてなんの関係も

なく、とにかくその本を読みたいと思うものなんですよ。


べつに小学生くらいで本を読まないからって、どうってことはありません。

本からは決して学べない実体験を、十分に積んだ方がいいくらいです。




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2019年12月21日土曜日

中学受験、そして高校受験


昔から何度もこの問題については、書いていますね。


子供と話し合うことに尽きると言えば尽きますが、

話し合い方をさっぱりわかっていない親御さんがいるようで驚きます。


まずは事実をしっかり把握しましょう。

たとえばあなたの住んでいる地域に、まともな中学受験するような中学が

なければ、中学受験はまったく考える必要のないことです。

いける中学校がないんですからね。

中学生で遠いところまで通うなんて愚の骨頂です。


そして自分の住んでいる都道府県や地域の中学受験率くらいは把握しましょう。

そろえられるデータはすべてそろえるんですよ。

そのうえでゆっくり子供とデータをみながら、中学受験と高校受験を

比較したメリット、デメリットを列挙していけばいいだけのことです。

定量的なデータで裏付けできるものがあれば、

裏付けを最大限親も手伝いつつ揃えます。


子供が人生の決断をするわけですし、

思い付きではじめて、思い付きでやめたりするような話じゃありません。

その時点で、最大限集められるデータ、知識を集約して

子供が納得いくまで半年くらいかけて話し合うべき問題です。

子供はそもそも中学受験がどんなものか、

自分の意思や努力がどれだけ必要なものなのか

さっぱりわかっていないのがありがちなことですからね。


もちろん相手は子供なので、そこまで話し合って決めたことでも

たとえば受験勉強の途中で意見がかわったりすることもあるわけですけど、

それはそれでまた話し合えばいいだけのことですからね。


みんなが受験するから自分も受験しようなんてなんの裏付けもない

動機ではじめるようなことじゃないですよ。

東京でさえ、中学受験するのは、部分的に見ても5割くらいでしょうし、

全体では2割くらいでしょうからね。そういった事実を丹念に集めて

子供といろいろ検討するんですよ。


ちなみに平成30年度の人数ベースでみれば、

私立や国立に通う中学生は全体の8%あまりです。

(参考までに、小学生で私立や国立に通うのは全体の1.8%)

事実ベースの数字をもとに議論することが大切ですね。

こういった数字は公表されていて、すぐにでも最新の数字が手に入るものですから。



ちなみに大学受験を念頭に置くと、高校受験の方がいいんじゃないかと

個人的には思います。高校受験ができないと、本人の受験に対する力が

十分に養われないことや、中高一貫の6年が長すぎて中だるみするのが

ありがちなことです。

ただそういった定性的なこともふくめて、メリット・デメリットの納得のいく表を

親子でつくったうえで、子供に決断してもらうのがとてもいい経験になります。

人生の重要な決断の参考になりますからね。


子供の人生なんですから、子供が決断して、親はできる限りで

フォローしていくべきなのが、あるべき姿に決まっています。


情緒と勢いだけではじめても、結局のところ続かないで挫折するだけのことです。


そして親は志望校の過去問分析(子供を志望校へどう導くかの長年にわたる

仕込みもそこには含まれます)もふくめてすべての準備がその前に

完ぺきに終わっているべきです。そのうえで子供が中学受験について

いいださなかったら、その準備をすべて誰にも何も言わずにゴミ箱へ

入れるのが、親なんですよ。



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2019年12月20日金曜日

せっかくどんぐり問題をやっていても


一日に何題も問題をこなしたり、

おなじような類題をパターン学習とばかりにつづけて解いたり、

時間をはかって短い時間で解いていたり、

親や指導者がヒントをだしていたり、教えていたりしたら、

それはどんぐり問題をやっていることにはなりません。


一番効果的なのは、週に二問はベースとして、

やはり子供に問題を選んでもらうことでしょう。

子供は自分に自信があるときは少し難しい問題に取り組みますし、

自分が十分納得するまで同じ類題を解くときもありますからね。


自分で選ばせると、簡単な問題にしか取り組みません、

なんてこともたまに聞きますが、難しい問題に取り組む準備が

できていないってことでしょうね。年長から時間はたっぷりあるんですから

子供を信じて見守ればいいんですよ。



一つアドバイスができるとしたら、問題番号の先頭に学年表記が

ありますが、この学年表記は子供が自分で自分の限界を決めてしまうような

ものなので、そして学年が下の問題に取り組みたがらないってこともあるので

表記自体がないバージョンをつかうなり、表記を消してしまうっていうのも

手だと思います。


小学生は余計なことをやらなければ、時間はたっぷりあるんですから

本当に大事な学習を着実にやることが大切だと思います。



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2019年12月19日木曜日

できない子の態度はいつも同じです


学習において、もっともばかげた習慣は

「わからない」「できない」

とわざわざ口に出して言うことです。


なにがどうわからないのか、なにがどうできないのか説明できるならまだいいですが、

「わからない」「できない」がただ単語の形で口から出てきているようなら

この先もできる見込みはまずありません。


なぜなら、反射的に「わからない」「できない」が出てきて

そこで思考停止なんですから。暗記したことをそのまま出力する、

出力できないときはわからない、くらいの学習が関の山でしょうね。


もちろん暗記したことは忘れるので、永遠に暗記して忘却してを

繰り返して、量が多くなれば破たんするなんて感じです。



この対策は、簡単と言えば簡単です。


まず、「わからない」「できない」と口にだすことを禁止するってことです。

ただ残念ながら、どんぐりではその先がありますが、

ただ「わからない」「できない」を言わないだけだと

その先は、黙って固まるだけっていうオチがまっています。


だから年長から、ていねいに学習のやり方を学ぶ必要があるんですよ。

どんぐりKは、わからない、できないって言ったことはないですし、

もちろん本人が万策尽きて、続きにしたことはありますが、

手も一切動かずに固まっていたなんてことも記憶の限りないですね。





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2019年12月18日水曜日

考えられる最も悲惨な現実


農水省次官が自分の子供を殺害した事件は、救いようのない事件です。


歳をとるにつれて、引きこもりから、親の介護に平和裏にうつっていく

親子パターンもあるんでしょうが、一方でこれだけ悲惨なパターンも

あることは念頭においた方がいいですね。


いくら有名私立中学に合格しようが、

いくら病名をつけようが、

いくら子供の家庭内暴力に耐えようが、

いくら外に住む場所をみつけて一人暮らしをさせようが、

最後の結末をみると悲惨としかいいようがありません。


最も救いがないのは、この長男のみならず、長女までが自殺していることです。


親は本当に子供をきちんとみていく必要があることは

あきらかです。なにをどうしたら、この結末に至らなかったなんてことは

誰にも言えませんが、一つ挙げるとすれば、

有名私立中学での熾烈ないじめは、避けられるものだったのかなと

思わなくもありません。退学して公立の中学校へいけばよかったんですからね。


かなりのストレスをかけて受験を勝ち抜いた子たちが集まると、

いじめもまた陰湿で熾烈になる可能性があることも覚えておいた方が

いいことの一つです。


「子供なんて思い通りに育たないよ」 懲役6年、長男を殺した元農水次官が昨年の忘年会で語っていたこと | 文春オンライン


こちらのリンクも貼っておきましょう。

https://hochi.news/articles/20191212-OHT1T50015.html

弁護側は、長男が統合失調症やアスペルガー症候群と診断されていたと明かし、「被告はそれまで長男を必死に支え、大事に思っていた」と主張。被告の妻は、中学時代から1000回以上の暴力を受け、ろっ骨が折れたり、のど元にライターや包丁を突きつけられたこともあり「殺されると思った」と述べた。長男は実家に戻った後、妻と2人になった時に「お父さんはいいよね、何でも思い通りになって。それに比べて自分の人生は何なんだ」と机に突っ伏して泣いたとも証言した。長女も長男の素行などから縁談がうまくいかず、自殺したことを明かした。


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2019年12月17日火曜日

時期がくればできること


以前、夏にいままで泳げなかったどんぐりKが泳げるようになった話を

書きました。

海やプールに定期的につれていって、とくに水で遊ぶ楽しさを

経験していれば、時期がきたら自然に泳げるようになると。

まぁそのとおり、泳げるようになったわけですが、

そのまま泳ぐことに興味を示さずに成長したらどうしたでしょうね?


母親が海好きなので、海にはそのままよく連れていくことになるでしょうが

別に泳げなくても、親がとやかくすることはなかったでしょうね。

本人がどうしても泳ぎたいと言えば、泳ぎ方を教えたかもしれませんが

そんな具合です。



別に泳げないからって、何がどうなるものでもありませんからね。


そのほか運動にまつわることは、大体そんなことばかりです。

好きな運動を自分でやって、できればいいし、

できなければ無理にやってもどうなんだろうって思います。

どうしてもやりたければ大人になってから

自分で習えば、より楽しめるくらいですからね。


自転車でもなわとびでも水泳でも、

時期がこればほぼ自然にできるようになることで、

小さいときになにかケガの可能性があったり、

スパルタだなんて不自然に体を鍛えたり、

自然に感じている恐怖心を無理やり乗り越えてできるように

なるようなことに、あまりというか全然価値を感じません。

別にいいんじゃないですかね、その運動ができなくても。


本人が楽しんで体を動かす体験ができていれば、本当に十分です。


子供が大きくなって定期的に運動を楽しんでいるかどうかで

すべての答えがでるんですよ。

僕は今でも週に最低一回は、熱狂的にあるスポーツを

続けていますし、もちろん冬はウィンタースポーツにいそしんでいます。





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2019年12月16日月曜日

子供の食事と睡眠を親はしっかり見る


子供が、幼稚園や小学生のときに食事や睡眠をしっかりみるのは

当たり前のことです。その当たり前のことすら、やらないんですけどね。


実は、食事や睡眠については、もっと大きくなってからも見るべきじゃないかと

思っています。

食事については、孤食をさせません。

朝食、夕食、いろんな都合はあるんでしょうけど、なるべく多くの家族が

そろって、いろんな話題をだしながら、楽しく食事をします。



そして睡眠時間についても、中学生はもとより、高校生くらいになっても

しっかり睡眠がとれていない子供がたくさんいます。


きわめて簡単な話です。

朝は、真っ暗な部屋にして、目覚ましなんてとんでもない話です。

冬なら寒いので、室温もしっかり適正になるようにします。


とにかく本人が自然に起きてくるまで、寝かせます。

2週間もそんなことを続ければ

子供の睡眠時間ははっきりするので、

逆算して、寝るべき時間に寝かせて、

しっかりした睡眠習慣を作ります。


子供が好きな適当な時間に寝て、朝は学校があるからたたき起こすなんて

いい加減なことはしません。


なにより子供の睡眠時間が最優先です。

寝る前の携帯や電子機器も睡眠によくないので、しょうがないですね。

本人が自分で自制できないなら取り上げるまでです。


そのほかのことについて、こんなに大きくなった子供に

とやかく言いたいとは思いませんが、

食事や睡眠といった基本的な習慣ができていなければ、そのほかのことを

とやかくしてもしょうがないので、

とにかく食事と睡眠をまずきちんとするだけのことです。





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2019年12月15日日曜日

子供と言い争う機会自体がない


子供と親の言い争いのネタは、おおむね決まっています。

テレビ、youtube、宿題なんてところが日常生活ではありがちでしょう。


どんぐりKにはそのいずれでも、親と子供が言い争う機会はありません。

なぜならテレビは家にはないし、子供に一人でパソコンや携帯は使わせないし、

宿題はむしろ親子が協力してやるものであって、

親が子供にやらせるようなことじゃないですからね。


そのほか、なにかを買ってほしいとかでもめることもありません。

本人のお小遣いで買いたければ買えばいいし、

買いたくないならやめればいいことで、本人が悩めばいいことです。



お手伝いなども基本的にすすんでやってくれますし、

別にやってない日があっても親がとやかくいったりせずに、

だまって代わりにやってあげるだけです。


子供と言い争うと、なにかいいことがあるんですかね?

子供は別に親にとやかく言われたりしなくても、低学年にもなれば

自分がやりたいことがすべて自分の思うようにできるなんて

考えたりはしないものですよ。


学習だって、どんぐりほど量や質にきちんと配慮ができていれば

そんなに嫌がったりするものでもないでしょう。


そもそもが十分に友達と外遊びしてきて、子供のストレスが発散できている

こともあるかもしれません。

もちろん親もしっかり日常のストレス解消の手段は確保しておくべきですね。


いずれにせよ、子供を叱りつけたり、子供に命令、強制してもしょうがありません。

親がお手本を見せながら、よくよく子供と話し合う必要がありますね。

現状を変えたければ、親が変わるしかないのは自明のことですから、

まず言い争いの場面をビデオ録画してみたらいいと思いますよ。

親が大人として、その映像が問題解決の手段として適切と感じるかどうかです。





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2019年12月14日土曜日

学校のテストで100点を目指す弊害


学校のテストのような簡単なテストで、100点を目指すとどうなるでしょう?


別に目指してなくても、子供の100点をほめて、100点以外をよくないことと

していたら、子供にとっては目指しているのと同じことです。


小学校の初めから、こういった簡単なテストで100点を目指すことに

慣れてしまうと、テストは100点をとれるものといった考え方が子供に浸透します。

イコール、100点をとれないテストはやりたくないとなるわけですね。




もちろん学校のテストで100点をとるようにするのは難しいことじゃありません。

反復、徹底すれば、ほとんどの子供は100点をとれるでしょう。


そしてその反復、徹底が考えないことにつながります。

反復、徹底するには考えていたらできないですからね。

そこにスピードも加われば、考える余地は全くありません。


小学校低学年のテストで、100点を目指してもどういったこともありません。

できなかった問題をわからん帳にはっておいて、

その個所とわかっていない理由を親が把握しておけば十分です。

100点をほめたりすることには、害もあるんだってことを親は

意識する必要があります。


そもそも掛け算に順序性を求めるとか、わけのわからないことが

通用しているのが学校の算数ですからね。

家庭でしっかり子供の学習姿勢をみておかないと、100点のテストを

ほめるなんて、なにげないことが子供の学習に大きく影響していることを

親はよく意識した方がいいです。




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2019年12月13日金曜日

体験が一つの本に収斂していくさま


地理と歴史は、別々のものではありません。

ましてや暗記科目なんかじゃありません。


二次元的な広がりが地理であるとしたら、時間軸でさかのぼるのが歴史ですから。

地理と歴史には密接なかかわりがあり、その場所に、その歴史があるのは

必然でもあり、偶然の要素もあって、そこに人間がかかわる複雑さが

より興味をひくわけです。そしてすべてが今につながっています。


三年生までに、日本の歴史の漫画をすでに読み終えていて、

場所と歴史が関連付けられるようになっているので、

いろんなところに出かけるときにも、かなり楽しめるようになってきました。





たとえば富岡製糸場あたりも、世界遺産騒ぎもひと段落していい感じですね。

無料駐車場は少し遠いんですが、少し涼しい時期ならそこから散策して

女工のお墓参りをしたりして、街を感じるのもいいでしょう。


繭から糸をつむぐ体験はかならずやるべきものですし、

話の「糸口」や時間の解決の「糸口」を探す難しさを

実際に本人に体感してもらいましょう。

繭からの糸が、他の糸に吸い付くように一体化する瞬間は

小さい子でもやってみるとすぐにそれとわかるものがありますから。



そして富岡製糸工場で日本の製糸の近代化に尽力した

ポール・プリュナーは富岡製糸場でのビデオでは日本人向けに

かっこいいことを言う役割を担っていますが、

中国にもわたって、中国の製糸業の近代化にも力をつくしたことを

知っていると少し複雑ですね。

そしてご存じのように、日本の製糸業は戦前には中国やヨーロッパから

世界一の座を奪いますが、そのあと衰退して、現在では中国が一位ですかね。


そんななんやかんやを話しながら、上州名物の

「おきりこみ」を昼食にどうぞ。あとは車だと30分くらいですが、

手軽な日帰り温泉もあったりするので、温泉でゆっくりするといいですね。


おきりこみも最近は身近でよく手に入るので

昼ご飯に登場する機会も増えていますね。





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2019年12月12日木曜日

ゴルフデビュー


といっても、もちろんパターゴルフですけどね。


だんだんいろんなレジャーが楽しめるようになってきたので

楽しみの幅が広がります。

パターゴルフといっても、計36ホールあるような本格的なコースなので

起伏もけっこうついていて、大人も真剣にパットしないといけないものです。


もちろんパターをもつのもはじめてのどんぐりKは、初心者にありがちな

からぶりを素振りと言い張るお約束のプレーや

カップの向こうとこちら側のエンドレス往復をはじめとして、

珍プレー、好プレー(子供は独特の打感でパットはうまかったりしますからね)

の連続で、すいているコースだったこともあって、

家族で腹を抱えて大笑いしながら、存分に楽しみました。



ゴルフもなかなかいいレジャーですが、家族でやるには少しハードルが

高いですからね。ただパターゴルフをみていると、少し練習すれば

ショートコースくらいは行けそうですね。ただその少しの練習が大変なのが

ゴルフですけどね。


そして自分でも10年ぶりくらいにパターを握りましたが、

感覚を覚えていてびっくりしました。

晴れた秋の空のきれいなグリーンと景色、そしてロングパットが

読み通りきちんと決まるのは本当にいいものです。



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2019年12月11日水曜日

計算のスピードの次は、読む速さですか


以前に計算のスピードなんて、そもそも勘違いだという話を書きました。

計算スピードなんてどこでも求められていません


今度は、国語の文章を読む速さが遅いから問題が解けないなんて話です。

読む速さが遅いんじゃないですよ。そもそも読めていないんです。


国語の文章が表していることが、イメージとして浮かんでいないんです。

だから文章を何度も読み返したりして、時間が過ぎていっているだけなんでしょう。

音読の練習をしたり、読むスピードをあげてもしょうがありません。


計算でも文章を読むことでも、いい加減スピード狂からは脱しましょう。

速くていいのは、かけっこだけです。


小さいころから文章を早く読みすぎる癖をつけると、

文章を味わうことを忘れますよ。

計算でも文章でも、スピードは二の次で

味わったほうがずっといいものなんですよ。


だいたいが味わえるような計算をやったり、文章を読むべきです。




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2019年12月10日火曜日

3mx78 8歳9か月 最初から気づいていた間違い

<3mx78> 
マッコウクジラのマッコー君とザトウクジラのザットー君が片道50000kmの
太平洋往復競争をしました。マッコー君は1時間に100km、ザットー君は1時間に
90km泳げるとするとゴールに辿(たど)り着く時間の差はどれくらいになりますか。



いい問題ですね。

けっこうどんぐりKは慎重派なので、解けそうにない問題を避けて通る

傾向は強いですが、クジラ問題に対する自信がその目を曇らせたんでしょうね。

ここまで4~5問はクジラ問題を片付けてきて、自分の解法に自信満々

だったんでしょう。

2MX93 8歳9か月 おもしろい考え方


そして100kmでの差を比べようとして、はたと手がとまっています。

そりゃそうですね。時速90kmで100kmを行こうとしても

その時間は10/9で、1.111111111・・・時間と割り切れませんから。


これは時間の差に着目せずに、正攻法で解きにいっても同じポイントに

つきあたるわけですが、ここで分数に着目したまでは鋭かったんですが

分数習ってないからなぁの泣き言が珍しく入っていました。

こういうところでこそ、絵で考えてもらいたいところですが、

分数でわりきれない面白さの方に主眼は移ったみたいで、

ダメだね、わからん帳にしようといいながら、だいたいの答えならこうだよ

と書いてくれました。


きちんと間違っているとの判定がくだされ、無事わからん帳へと格納されました。

ラッキー・マッキー問題でもそうですが、いずれ解ける時が来るので

親は全く心配しません。別に解けない問題があってもそもそも親が心配するような

ことはないわけですけどね。そりゃ、親が横で解説すればすぐに理解して

分数をつかいこなすでしょうが、そういった道具を便利に使いこなすことは

中学や高校に行ってやってもらえば十分です。


それより数の不思議や、割り切れないこと、分数と少数の関係とか、

本人の頭の中をめぐったいろんなことや

こんなに自信満々だった問題がなぜ解けないのか、その鼻がへし折られて

ふたたび自分で自信をもつまでの過程の方がはるかに大事なことに

親が気づいていなきゃいけません。


問題が解けるかどうかは、本当に些細なことです。

そして横で誰かが安易に教えてしまうことは、本当に残念なことです。




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2019年12月9日月曜日

好きだからやるんですよ


イチロー氏持論 中学まで軟式「理にかなっている」 - アマ野球 : 日刊スポーツ


イチローはなぜ草野球をやるんですか?

大リーグで一試合に最高の時は1000万以上はもらっていたプレーヤーが

なぜお金をもらえない草野球をやるんですか?

草野球といえども、全体練習や個人練習までちゃんとやっていますよ。

そして観客だって一般開放されているわけでもない舞台で、野球を

やるわけです



受験のために勉強するようになると、合格したらそれまでです。

勉強は、受験のためだけにやるようなものじゃありません。

成績が良くて褒められるからとか、自己肯定感が高まるとか

いろんな理由はそっと脇に置いておけばいいんです。

勉強することが好きだから勉強するほうがずっといいことです。


イチローは、野球が好きだから野球をやっているんですよ。

やるからには真剣にやったほうが、なんでも楽しいものです。

そしてそうでもなければ、プロで4000本もヒットを積み重ねることはできません。


好きでやっていることの方がずっとうまくできるのは、当たり前のことですから

まずは勉強を好きになることから始めたほうがいいに決まっています。

それをむしろ嫌いになるように始めているんですから

どうしようもありません。




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2019年12月8日日曜日

低学年の小学校生活


どんぐりKは、入学以来、宿題を全部やったことはないんじゃないですかね。

これまたどんぐりをやっているかたでも勘違いで、宿題をまったくやらない

なんて方もいらしゃいますが、厳選してやるの間違いですよ。


小学一年生より、三年生になっての方が細かい字も書けるようになってきて

漢字を書く量は、(ほんの少し)増えたくらいですね。

いずれにせよ、漢字はおぼえることが大事であって、いくら書いたって覚えて

ないとしょうがないですからね。読めること、意味がわかることに比べたら、

書けることが大事だとは思いません。

学校の漢字テストで間違えてくることはほとんどないですし。


計算ドリルもこれまた宿題でやることはほとんどないですが、

計算問題で、ときおりミスすることはあっても、わかっていない間違いは

今のところ見たことはないです。



漢字も計算も、間違えたものはわからん帳に収穫しておきます。


どんぐりKにおいては、学校の勉強ではいまのところ問題になることは

見受けられません。どんぐり問題を解くくらいですから、学校の勉強が

簡単にみえるのは自然なことでしょうね。


ただなにひとつ教えたことはないので、学校の授業を真剣には聞いていると

思います。配られた教科書は、すぐに全部先読みしちゃうみたいですけどね。


学校での成績もべつによくもなければわるくもないですが、

そもそも低学年の学校でやっていることで、

成績をつけるのには無理がありますから、全く気になりません。


本人が楽しんで、学校での低学年の毎日を送っているようで何よりです。





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2019年12月7日土曜日

学校や塾の学習は、普段の生活のまとめの学習です


国語を例にとってみましょう。

学校や塾で、本から抜粋された短い文章を

いくら読んだところでどうしようもありません。


文章を書いた人は、その文章だけでなく本を書いたわけですからね。


そして、子供は本からこそいろいろ学ぶわけです。

学校や塾で短い文を使って教えられるのは、

本からの学べることのほんの一部のさわりにすぎません。


本から子供が自分で学べることこそが大事です。

それには、子供が本を読んでいてわからない言葉があったら、

読み聞かせなら親が察して意味を教えることもありますし、

子供が聞いてくることもありますから、ていねいに説明してあげる

必要がありますね。

そんなことを2歳くらいから、今現在は8歳ですから6年も続けているわけです。



国語の問題集で、いろいろな文にふれますが、その文がはいっている本を

読みたいと思わなければ、その問題集をやっている意味はほとんどないです。


国語のテストでいくらいい点を取ったって、別になんにもなりゃしません。

それよりいい本を自分で選んで、熱心に読むことの方がずっと大事です。


いろいろな文に触れる機会を意識的にたくさんつくること、

小さいころから親子で一緒に読み聞かせを楽しむことで、

子供はちゃんと本を楽しめるようになるんですから。


子どもを本の虫にはしませんが、小学校のときに楽しんで読むべき本を

読まずに過ごしてしまうには、余りにもかわいそうです。



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2019年12月6日金曜日

子育てを楽にしたい


親が、「楽」が最優先の子育てをしていれば、

子供も「楽」を最優先するのは、別に不思議でもなんでもないことです。

横に答えがあれば、答えを写して学習は終了なんてものです。


親がめんどくさいからといってれば、子供もめんどくさいからと言うに

決まっています。毎日、毎日親のお手本を子供は目にして、

耳にしているわけですから。



子供が親をお手本にする期間が、それほど長い間だとは思いません。

どういう子供に育ってほしいのか、子供の前でそのお手本を見せることは

できるのか、よくよく考えてみてはいかがでしょう。

見て入力されることが、そのまま出力されるんですから。


だいたいが、親もお手本を示せないようなことを、

子供が自然にできるようになると思っている方が不思議なことです。


忙しすぎるようであれば、今やっていることが本当に全部やる必要があるのか

よく見なおしてみることです。少ない量を楽しみながらやる方がずっといいことが

多いですからね。


子供の目の前でどういう親の姿が子供に入力されているか、

よく意識した方がいいですよ。

その子供は、他でもないあなたが育てあげた子供なんですからね。




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2019年12月5日木曜日

なぜ文化祭をめぐってのボードゲームが楽しいのか?


いくつかの文化祭を、大学もふくめてですが、まわって、

ボードゲームをやってきました。


なにが楽しめるってまずはいろんな新しいゲームを

人が丁寧に教えてくれてできるのが、最高の環境です。

説明書を読んだって、最初はてさぐりで間違ったルールで

プレイしたりしてなにが楽しいのか、さっぱりなんてことは

割合ありがちですからね。


そしてこれはもちろん人によるところが大きいですが、

説明の仕方でも、いろいろ感じることはありますよね。

あとは、これもまたそのサークルや部活のレベルといったら

それまでですが、本来のルールの齟齬を修正したルールを

教えてもらえる可能性があるってこともあります。



ボードゲームのルールは非常によく考えられていますが、

一番ありがちなのは、先手有利パターンだったりします。

こういったところをいかに公平にできるか、いろいろ

工夫したその結果を教えてもらえるなんて、こんないいことは

ありません。


しかもいっしょにボードゲームを遊んでいると、思いのほか

いろいろなことが会話でわかったりするんですよ。

他の家族と合流していっしょにやるのも、楽しかったりしますしね。


もうシーズンが過ぎちゃったかもしれませんが、

文化祭でのボードゲーム、なかなかお勧めです。




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