漢字や語彙を学習すれば、どんどん本を読むはずなんて親がいて驚きました。
どんぐりKは、漢字や語彙なんて机上でまったく学習したことはありません。
漢字は学校の宿題を必要最低限やるくらいですから、学年相当の漢字が
書けるか、書けないかでしょうね。語彙に至っては、問題集や参考書で
語彙をふやそうなんて、考えたこともありませんでした。
話が、まったく逆です。
読み聞かせを続けたりする中で、本を読む楽しさ、純粋にストーリーを追う楽しさや
知識を得る楽しさなどにめざめて、どんどん読み進めていく中で、
漢字の意味を把握して、よく出てくるものについては
フリガナから読み方も学んだりして、
語彙も増えていくといったことでしょう。
漢字が書けなくても何の問題もありません。
ただ自分が書いた熟語が間違っているとしたら違和感があるくらいの
ことなんじゃないでしょうか。
どうしても書きたければ、手先の器用になる高学年から練習すれば
いいんじゃないですかね。
そして、まったく知らない漢字や語彙が出てきても、本を読みなれていれば
そんなことはまったく問題になりません。
漢字から類推すればいいだけのことですから。
作者が書いた本を、最初から最後までしっかり味わい尽くしたい気持ちが
未就学から低学年で、親子の読み聞かせや読書をつうじて、
しっかり養われていることがなにより大事なことです。
そもそも漢字や語彙の習得にとやかく言ったり、
ましてや漢字や語彙の問題で、本を読めないなんてそんなとんちんかんなことを
思ったりはしないでしょうね。
漢字や語彙をいくら勉強したところで、本を読まない子は読みません。
読めない漢字や語彙がたくさんある本でも、本人がどうしても読みたければ
まず最初の方を読み聞かせてもらって(どんなに大きくなっても子供のリクエストが
あれば親はできる限りで、読み聞かせをします)、全部の読み聞かせは親の都合で
できなければ、あとは本人がなんとかして読み進めるのが読書です。
読書で楽しい経験が積み重なっていけば、子供は漢字や語彙なんてなんの関係も
なく、とにかくその本を読みたいと思うものなんですよ。
べつに小学生くらいで本を読まないからって、どうってことはありません。
本からは決して学べない実体験を、十分に積んだ方がいいくらいです。
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