まとめ

読み聞かせは2歳頃から楽しく毎晩継続 → 小2まで継続遊んでいるおもちゃはこちら
〔年中〕自由保育の幼稚園、プレーパークデビュー、キャンプ、スキーなど、外遊びたくさん
〔年長〕秋からどんぐり開始、環境設定(毎日外遊び、テレビ・読書・宿題制限、ゲーム厳禁、小言命令強制なし)
〔小1〕公立小学校、どんぐり本の読み聞かせ継続中、2017.6全小統2科目偏差値65  11月全小統2科目偏差値70オーバー
〔小2〕遊んでいるおもちゃどんぐり本の読み聞かせ継続中、読書、トップクラス国語3年生 2018.6全小統偏差値60 11全小統偏差値65
〔小3〕どんぐり、トップクラス国語4年生 2019.6全小統偏差値60 11全小統偏差値60
〔小4〕どんぐり、はじめまして数学 コロナでテストを受けてません
〔小5〕どんぐり、はじめまして物理

●小学生では絶対にやらない学習方法
 ・大量、反復、高速、徹底の学習(計算、漢字の書き取り、音読)← 感味力、読解力、思考力(視考力)育成に有害なので
 ・ならいごとをたくさん、毎日外遊びなし、週に1日のノー勉強デーなし ← 子供をおなか一杯にしない、自発的な工夫ややる気の芽をつまない
 ・英語、コンピュータ教育、先取り学習 ← 学年の国語、算数の深い学習、友達との外遊びだけでも全く時間がたりませんから

2021年6月30日水曜日

1955 どんぐりの子供の絵を本当に楽しめるのは親だけ


オリンピックは、本当に残念です。

東京で行われることは生きているうちには二度とないでしょうから、

こんな形での開催は心の底から残念の一言に尽きます。


応援したい競技もありましたが、どんなに話題になろうが

いかなる形でも見ることさえないでしょう。

そもそも人が亡くなったり、なくなる可能性を少しでも高めるような

ときに、横でスポーツをしている場合じゃないことくらい誰にでも

わかることです。


結果としてオリンピックには、開催されようが、どうなろうが

個人としてはただただ無関心にならざるえません。

多くの人が無関心になればなるほど、それはないも同然のこととなります。

本当に残念なことですが、いずれにせよ、

スポーツは見るよりやるほうがずっと楽しいですからね。


さて本題に。

どんぐりで子供が描いた絵を本当に楽しめるのは、親だけです。

なぜなら子供が描いた絵の原体験を、親は多分基本的に全部知っているからです。

子供は体験したことのないものは、描けません。

そりゃみごとなほどに知らないものは描けないんですよ。

想像で描くにせよ、ベースがないと想像すらできませんからね。

その子供の発想や想像までもが手に取るようにわかるのが、親です。


添削する先生なんかには、子供がどう育ってきたのかわからないんですから

そんなことは知る由もありません。

自分の子供の絵のディテールをよく見ることです。

なんならまずお手本の自分の絵に自分の人生が現れるような

ディテールを描きこむことです。

子供は親の絵をみてないようで、みてますからね。

子供が見ているのは算数の問題の解き方なんて小さなことじゃなく

親がどう生きているのか、それがどう絵にあらわれているのか

絵を描くときに楽しそうに描いているか、そんなことです。



夜中によく、どんぐりKの絵を見ながらおいしく紅茶を飲んで

楽しむことがあります。

絵はそのときの子供の頭の中をのぞける一番のツールです。

ただ10歳くらいになると、だんだん絵では表しきれないような

複雑な思考になってきますけど。それでも単純に絵に還元できる

部分もありますし、思考のベースに絵があることは本当に優れたことです。


昔からのクロッキー帳を懐かしく振り返るのは

時間がたつのを忘れるくらい本当に楽しいものです。

そうしてそういう時間が過ごせるようになったら、どんぐり問題も

そろそろ終わりに近づいたということかもしれません。

得意気に、これが公園なんだと説明してくれた小さいころの

どんぐりKをいつまでも懐かしく思い出すことでしょう。


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2021年6月23日水曜日

1954 親子関係を徹底的に破壊する可能性のある中学受験


中学受験の大きな罪として、せっかく小学校低学年を通じて

築き上げてきた親子関係を、もちろんそもそも築けていない

ケースをふくめて、徹底的に取り返しのつかない形で

高学年で破壊してしまう可能性があるということが挙げられます。


どんなに低学年で子供と信頼関係を築き、話し合えるようになっていたとしても

中学受験のいざこざをつうじて、その良好な関係がすっかり破壊されてしまう

なんてことは、わりとありがちです。


親は頭や口ではプロセスが大事なんて言いながら、気持ちはすっかり結果だけに

とらわれているので、子供は敏感にそれを見抜きます。

なぜ中学受験をするのか、その中学校を志望して合格したい理由はなんなのか、

なんの動機もなく、ただ入ると将来が明るいからなんて漠然とした理由で

取り組んで、本人が勉強する気もろくにないのに、

小学生の子供が計画的に何かに取り組むのはあまりに幼すぎますし、

最終的な結果の受験も失敗に終わるのが定番ですから。

そもそも何が成功で何が失敗なのかまったくわかっていない親子も

いる具合です。



高校受験ではこういうことは起こりません。

なぜなら、親の出番がそもそも少ないからです。

中途半端に親の出番がある中学受験には、親子関係を取り返しのつかない

形で破壊する可能性があることをよく理解しておいた方がいいです。


そして受験後は、燃え尽き症候群からの電子ゲーム中毒がそれに拍車をかけて、

反抗期ですっかり親とは口もきかず、

ひきこもって、社会的にも存在価値を失っていくという

お決まりのありがちなパターンです。


中学受験は、そこまでしてやらなければいけないものでしょうか?

もちろん、良好な親子関係が、良好な受験の取り組みを通じて

より強固なものとなって、第一志望中学へ合格という道もありますけどね。

ただそれでも本人が「勉強嫌い」になったりして、本末転倒です。


中学受験のいい面を見つけることは本当に難しい作業です。

あえて挙げるとすれば、それがいいこととは到底思えませんが

親の意思がまだ通りやすいってことくらいでしょうか。


そして中学受験で本物の才能が選抜できれば、

まだ意味があるのかもしれませんが

塾での無意味な受験合格だけを目指した詰め込みや、

親のスパルタの影響が出やすい年齢なので

そういったゴムが伸び切った子供も一緒に入学してきたりして

まったく話が合わなくて苦労するんですよ。


なんせ、片や頭の中だけで数学の難問を解き切る子や

古今東西の名文を英語やフランス語をふくめて

すらすらと自由に引用できる子であり、

もう一方では、一生懸命漢字の書き取りをやってきたり、

歴史の年号を覚えてきたり、自分ではわけのわからない

公式や計算も暗記でこなしてきた子なんですから。


そして中、高校と年齢を経ていくにつれて、だんだんとその差は

大きくなって埋めがたくなり、グループが分かれてしまうだけで

同じ中学や高校に入った意味があるのかさえ謎ですけどね。


現在の子供が十分に友達と外遊びができない中で、低学年から塾で

受験用の詰め込みをしているような状況をみるにつけ、

残念ながら肝心の合格を目指す中学校のほうに、本物の才能が

集まらない状況がありそうで、本当に行く意味がないなって思います。

いずれにせよ、本人が判断することで、正しい判断ができるように

親は判断力、判断できる材料を着実に子供に提供していくだけです。



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2021年6月16日水曜日

1953 小学生の時に親が果たす決定的な役割


小学生以下で、親の果たす役割は非常に大きいものがあります。

中学生、高校生、それより大きくなっても親は親ですが、

子供の中での位置づけが全く違うレベルのものです。


極端に言えば、子供が小学生の時にしっかりかかわりあえなかったら、

はっきりいって、一生親になることは不可能だといってもいいです。

もちろんこれは言い過ぎかもしれませんが、

受け取る子供側のことを考えたら

そうなんですから、言い切るしかありません。


子供が親からの情報をうけとることができる唯一の期間の

小学生を逃したら、親は他に機会はないと思ったほうがいいです。

未就学じゃ、親からの情報を十分に受け取れないし、

中学生以降では反抗期もありますし、友達なんかの影響が大きくて

親がかかわれることはほとんどないのが実情です。



だから、まずは小学生時代に子供とかかわる時間を十分に

確保する必要があります。

それがないと、子供を育てたことがないまま、つまり親じゃないまま

一生を終えることになります。

もちろん時間を確保した後に、その確保した時間で

どう子供とかかわって、どういったことを子供に伝えてと

いう部分はあるわけですが、いずれも時間がかかることなので

最初の時間の確保ができていなければ、やっぱり親ではないって

ことです。


あなたは、親になる覚悟ができていますか?

とくに父親で、子供が小学生の時にこの覚悟ができていない人が

たくさんいます。

まずはそばにいる時間をずっと増やしてみましょう。

子供はすぐに大きくなっちゃいますよ。



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2021年6月9日水曜日

1952 なぜ学習を楽しみながらできるのか?



どんぐりKは5年生になった今でも楽しそうにどんぐり問題に取り組みます。

もちろんおやつというかデザートを食べて、飲み物を飲みながら

のんびり取り組みます。アイスとかするめとか日によっていろんなものを

美味しそうに食べています。

もう問題を親は読みません。自分で読んで絵を描いて、問題を裏返して

そのまま取り組みます。親は横で違う問題を解くこともありますし、

同じ問題をどんぐりKに見えないようにこっそり解くこともありますね。

どんぐりKは今でも色鉛筆をつかって、楽しそうに絵を描きます。

そしてひっ算をして答えを出し、最後に式を書くなんて具合ですかね。


なぜどんぐりKは楽しそうにどんぐりの問題に取り組めるのか?

なぜどんぐりKは色鉛筆をつかって問題を解くのか?

なぜどんぐりKはねばりづよく問題を解くまで自分一人の力で

取り組めるのか?


年長から、そういう環境でずっと問題を解いてきたからとしか

言いようがありません。

何年にもわたって、家庭でそういう学習習慣をつけてきたわけです。

というかそれ以外の学習を知らないとも言えますね。


もちろん宿題も制限して、簡単な問題を早く正確にとにかく処理するような

学習習慣は避けてきましたし、公式を覚えてとやかくなんて考えたことも

ありません。それは算数でも数学でもない、単なる作業や処理です。


年長から親が楽しそうに問題を解いている後姿をずっと見せてきました。

その積み重ねが今につながっているわけで、だからこそ学習を始める段階が

一番重要だと何年も前からさんざん言ってきたわけです。

小学校の高学年ともなれば、子供の学習姿勢をみればほとんどのことは

わかります。



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2021年6月2日水曜日

1951 定見のない子育て

周りの子が電子ゲームを持っていて、自分の子供が持っていないのは

かわいそうだから、電子ゲームを買ってあげる。


周りの子がYoutubeをみていて、自分の子供が見ていないのは

かわいそうだから、Youtubeをみせてあげる。


周りの子が塾に通っているから、自分の子供も塾に通わせる。


子供が小学生なのか、中学生なのか、本人と日ごろからどんな話し合いを

しているのかといったことはありますが、周りがやっているからなんて

子育てをしてもしょうがありません。


子供の世界に登場して、子供が大きな影響を受けそうなものについては

親は自分なりの定見を持っておく必要があります。

そして子供の年齢に応じて、その定見を

根気強く伝えていくことになるんでしょうね。


携帯も、電子ゲームも、Youtubeも、塾も、

親がわざわざ子供に与えるものですから

自分が自分の子供に何を与えているのか、しっかり把握したうえで、

与えるかどうか、与えた後のルール、そういったものと

どう付き合っていけばいいか、

子供と話し合いをつづけていくことが大事なんでしょうね。


そういったことを踏まえても小学校の低学年で、

いずれを子供に与えることも賛成できる理由はありません。

友達と外遊びをする方がずっといいからです。

その環境を作れるようにこそ、親は力を尽くすべきです。






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