農水省次官が自分の子供を殺害した事件は、救いようのない事件です。
歳をとるにつれて、引きこもりから、親の介護に平和裏にうつっていく
親子パターンもあるんでしょうが、一方でこれだけ悲惨なパターンも
あることは念頭においた方がいいですね。
いくら有名私立中学に合格しようが、
いくら病名をつけようが、
いくら子供の家庭内暴力に耐えようが、
いくら外に住む場所をみつけて一人暮らしをさせようが、
最後の結末をみると悲惨としかいいようがありません。
最も救いがないのは、この長男のみならず、長女までが自殺していることです。
親は本当に子供をきちんとみていく必要があることは
あきらかです。なにをどうしたら、この結末に至らなかったなんてことは
誰にも言えませんが、一つ挙げるとすれば、
有名私立中学での熾烈ないじめは、避けられるものだったのかなと
思わなくもありません。退学して公立の中学校へいけばよかったんですからね。
かなりのストレスをかけて受験を勝ち抜いた子たちが集まると、
いじめもまた陰湿で熾烈になる可能性があることも覚えておいた方が
いいことの一つです。
「子供なんて思い通りに育たないよ」 懲役6年、長男を殺した元農水次官が昨年の忘年会で語っていたこと | 文春オンライン
こちらのリンクも貼っておきましょう。
https://hochi.news/articles/20191212-OHT1T50015.html
弁護側は、長男が統合失調症やアスペルガー症候群と診断されていたと明かし、「被告はそれまで長男を必死に支え、大事に思っていた」と主張。被告の妻は、中学時代から1000回以上の暴力を受け、ろっ骨が折れたり、のど元にライターや包丁を突きつけられたこともあり「殺されると思った」と述べた。長男は実家に戻った後、妻と2人になった時に「お父さんはいいよね、何でも思い通りになって。それに比べて自分の人生は何なんだ」と机に突っ伏して泣いたとも証言した。長女も長男の素行などから縁談がうまくいかず、自殺したことを明かした。
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