<2MX93>
マッコウクジラのマッコー君と、ザトウクジラのザットー君が、
片道50000kmの太平洋往復競争をしました。
マッコー君は1時間に100km、ザットー君は1時間に80km
泳げるとすると、ゴールにたどり着く時間の差はどれくらいになりますか?
3年生くらいになると、問題の解き方もだんだん面白くなってきます。
この問題は普通に行くと5万キロを時速100kmで何時間と始めるわけですが、
どんぐりっこのどんぐりKは一味違います。
最後のゴールにたどり着く「時間の差」が聞かれていることに着目するわけですね。
まず100kmあたりでの時間の差をだします。
それが15分。差が15分の絵がありますね。
それを片道5万km分計算して、さらに倍にするといった具合ですかね。
べつに時間の差を聞かれているだけで、時間に直せとは言われていないので、
そのまま分で答えにしているといった具合ですかね。
解くところはみてないので、絵と数字からそう考えているんだろうなと
推測しただけですが。
どんぐりKにどんぐり問題について聞くことはほとんどないので、
もし聞いたら、よろこんでいろいろ話してくれることは
間違いないですが、あえてとやかく聞きません。
5,6年生の問題になったら全くわからなくて、どうやって考えたの? なんて
聞くときもくるんでしょうね。それはそれで楽しみです。
だいたいの親が問題について子供に聞くとき、なんでこう解かないの、
こっちの方が効率的でしょなんてトーンが、言外にあふれているので
子どもは問題について話すことも、ひいては問題を解くのもうんざり
しちゃうんですよ。
親も自分が解いた問題について、とやかく言われてみてごらんなさい。
本人が話したくなる時にだまって聞いてあげるのが、親の役目です。
そして問題文における、最後の問いの文の工夫がすばらしいですね。
柔軟性にとんでいて、いろいろな考え方を許容し、
むしろいろいろ考えるように作られているのがどんぐり問題です。
そしてその問題を前にして、あーでもない、こーでもないと
絵でいろいろ考えるのを楽しんでいってほしいと思います。
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