まとめ

読み聞かせは2歳頃から楽しく毎晩継続 → 小2まで継続遊んでいるおもちゃはこちら
〔年中〕自由保育の幼稚園、プレーパークデビュー、キャンプ、スキーなど、外遊びたくさん
〔年長〕秋からどんぐり開始、環境設定(毎日外遊び、テレビ・読書・宿題制限、ゲーム厳禁、小言命令強制なし)
〔小1〕公立小学校、どんぐり本の読み聞かせ継続中、2017.6全小統2科目偏差値65  11月全小統2科目偏差値70オーバー
〔小2〕遊んでいるおもちゃどんぐり本の読み聞かせ継続中、読書、トップクラス国語3年生 2018.6全小統偏差値60 11全小統偏差値65
〔小3〕どんぐり、トップクラス国語4年生 2019.6全小統偏差値60 11全小統偏差値60
〔小4〕どんぐり、はじめまして数学 コロナでテストを受けてません
〔小5〕どんぐり、はじめまして物理

●小学生では絶対にやらない学習方法
 ・大量、反復、高速、徹底の学習(計算、漢字の書き取り、音読)← 感味力、読解力、思考力(視考力)育成に有害なので
 ・ならいごとをたくさん、毎日外遊びなし、週に1日のノー勉強デーなし ← 子供をおなか一杯にしない、自発的な工夫ややる気の芽をつまない
 ・英語、コンピュータ教育、先取り学習 ← 学年の国語、算数の深い学習、友達との外遊びだけでも全く時間がたりませんから

2018年4月9日月曜日

子供と一緒に本を読むということ


読書、読み聞かせについて放置はありえません。

子供が本を楽しまないのは、全面的に親のせいです。


子供に読み聞かせをしていれば、同じ世界を共有することになります。

親の頭の中にある情景と子供の頭の中にある情景がぴったり重なるかが

ポイントです。だからゆっくり本を読みきかせるんですよ。

2歳ごろから毎晩、子供の持ってくる好きな本を好きなだけ読み聞かせます。


子供の表情や様子から、子供の頭の中の絵が親の絵と重なっているかを

読み取ります。まちがっても読み聞かせの後、Q&Aなんてなしです。

さて、読み聞かせも1年生、2年生くらいになると怪しくなってくる子が

います。自分で読むからいいって感じですね。


もちろんそれでも聞いてくれる限りは難しい本にシフトして最大限

読み聞かせをするんですが、そのほかにもいい方法があります。


同じ本をよめばいいんですよ。そしていい本はいい、悪い本はわるいと

感想をいいあうだけでも、本好きにとっては至福の時の完成です。

今日はそんな本の一冊の「笑う化石の謎」をとりあげましょう。

ピッパグッドハート作 千葉茂樹訳 ですね。

この本は、男の子の夢をかなえる完璧な本です。

化石なんかの話が、実際の話と重ねてあるところなんかも好感が持てます。

ちょっとDavid Copperfieldなんかをほうふつさせますね。




ただ一点、翻訳者の手抜きぶりが気になります。

別に翻訳自体がどうのこうのってわけではありませんが、

なかに1歳未満の赤ちゃんにはちみつを与えるシーンがあって、

翻訳者は訳者あとがきで言い訳ばかりを述べていますが、

作者と連絡を取って、日本版だけでも書き換えるべきです。

どうしてそんな少しの手間を惜しむんでしょう?

なぜ作者と連絡をとらないんでしょう? いやとった挙句に

この部分は書き換えないということなら、翻訳を断るべきです。


子供は作者あとがきはもとより、訳者あとがきなんて読まないので、

あかちゃんに「はちみつ入りのミルク」を自分でつくってあげて

あかちゃんが死ぬ可能性もありますよ。子供向けの本に、あかちゃんが

死ぬ可能性のある記述をいれるなんて、作者も、それを知っててわざと

いれたままにしている翻訳者もどうかしていると言わざる得ません。


こんな手抜きをして、訳者あとがきで書いたからいいやなんて人は

子供向けの翻訳をすべきではありません。

そもそも子供向けの本を書いている作者の資質も問われるぐらいの

重大な事項だと思いますけどね。


これがどうでもいい本だったら、だまって放っておくんですが、

くりかえしますが、いい本だっただけに、この一つの手抜きが本当に

残念でなりません。


子供にはもちろん、いい本だった感想は話し合いますが、

この翻訳者と作者の残念具合については

きちんと伝えておかないといけないですね。

そもそも翻訳自体でもっと残念な翻訳者は、後をたちませんけどね。


ちなみに僕は物語の中では、現実と違うものが出てきても一向に

気にしません。空飛ぶドラゴンとか、当たり前ですね。

ただ赤ちゃんが死ぬ可能性のある誤解を生むもので

あきらかに現実にあるもので簡単に作れるものについて、

知っていながら、その記述を放置していることは許されないことだと思います。


校正をする出版社の責任も問われると思います。

そこまで倫理意識の高くない業界なんでしょうけどね。

訳者あとがきに書いたからいいや、なんて具合なんでしょう。

訳者あとがきを読むような人なんていないんですよ。

子供はまず読みませんって。


子供と同じ本を読んで親が感想をいうことは、

意外と必要なことかもしれません。

子供は驚くほど子供で何も知りませんから。

翻訳者が手抜きのろくでもない仕事をすることがあるってこととかをね。



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