いつかどんぐり問題のやり方を書きましたね。
どんぐり問題のやり方(小学校一年生編)
概要はもちろんこのとおりなんですが、
ディテールが肝心なので、一つ取り上げておきましょう。
「⑦問題を本人がいいというところまで読んで、絵にします。」
の部分ですね。
本人がいいというところまで、が肝心です。
もちろん一文になることは、めったにありません。
絵に描ける単位で本人は区切っていくので、ある単語まで読んだら
その単語までの絵をかいて、想像をふくらまして、といった感じです。
そこから絵からの想像で楽しんで、脱線するのももちろんありです。
しばらく脱線したらどんぐりKは戻ってくるタイプです。
戻ってこない子がいても、小学校2年生くらいまでは全く心配しません。
続きにでもしたらいいんじゃないですかね。
絵を描けないほうを、よっぽど心配します。
高学年になって、難しい問題に対して図を書きなさいなんて言うのは
よく見る指導ですが、本人たちは図を書きません。
線分図などを書いているんですが、あれは単なる式の変形で、
その線分図自体を覚えている始末です。
まったく図を描く意味がわかっていません。
図で考えるんですよ。そして図より絵の方が、
ずっと考えるのに適しています。感情が伴いますから。
だから勉強のはじめから、楽しい絵で考えるんですよ。
高学年になってから、あわてて考える方法を不完全に教わる人たちと
低学年の学習の開始から、しっかりと考える方法を実践してきた人たちと
差がつかないと思うほうがどうかしています。
ちなみに計算なんていくらやったって、差はつきはしませんよ。
計算は受験前に三か月もやれば誰でもできるようになることです。
それまで、計算機をつかって計算しても構いません。
少なくともまともなテストの点数で、
計算では、測れる差はつかないんですよ。
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