やらないことだけを、いくら頑張ってももちろんだめですよ

宿題をやらないことに、やけに熱心な親子の話は前にしました。

なぜそんなに目線が低いんですか？


べつに宿題はやってもやらなくても、学習に何の影響もないことですから、

どうでもいいんですが、そういう人にかぎって、肝心のどんぐりを

どうやっているかの話が、おろそかになりがちなことが気になります。


宿題をどうやるかも、学校の先生とどう話すかも、枝葉末節の話です。

まず、やることをしっかりやりましょう。

そのやることの邪魔になっていると判断されたら、宿題でもなんでも

対応していけばいいことです。


べつに障害になっているのは、宿題だけとは限らないですよ。

ほとんどの場合、宿題なんてどうでもいいことで、はっきり書けば

親の育て方の問題が、ほとんどなんですからね。


親が子供がちゃんと文章題を理解できるように育てなかったんですし、

親が子供が粘り強く問題に取り組むように育てなかったんですし、

親がめんどくさいからやらない、わからないからやらないと言うように

育てたんですから。だから、どんぐり問題が解けないんですよ。

なぜどんぐり問題が解けないのか、子供の話じゃないんですよ。

親の育て方が、（控えめな表現で）十分じゃなかったってことです。


だから５，６歳でどんぐり問題をはじめれば、それに気づけて、

今までの子育ての反省ができるんですから、しつこく５，６歳からの

どんぐりを勧めている理由です。


10年間も間違った子育てをしていると、たとえ気づいたところで

手遅れ感はぬぐえません。5年で気づきましょう。




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