どんぐりをはじめたての子供の絵の話です。
別に絵なので、正解があるわけじゃないですし、
深読みしすぎてもしょうがないことは確かですが、
年長や一年生でどんぐりを始めて、一年目くらいまでの子で
こんな絵を描く子は、別にどんぐり問題が解けてようが
解けていまいが、多少不安を覚えます。
その不安がどこからくるのか、正直よくわかりませんが、
子供によってたんなる気分の問題なのかもしれませんし、
長い間みていくと、別に心配ないとわかることなのかもしれません。
いつまでも、色鉛筆をまったく使わない
いつまでも、クロッキー帳の見開き両面を使わない
いつまでも、絵が小さい、重なっていて見にくい
楽しさが伝わってこない、問題を正解することだけにやけに熱心
自然の要素が少ない(太陽、風、木など、特に太陽がない)
答えに結びつかない絵が少ない
子供が楽しんでやっているかどうかは、
絵を見た瞬間に、印象としてわかることでもありますからね。
年長や一年生のはじめから、正解することだけを目指すのは
よくない兆候です。やること自体を楽しむのと、大きな違いがあります。
昔はどんぐり問題にも、正解のない解けない問題がはいっていたようですが、
そういうことなんだと思います。
そしてあるタイプの子供たちは、正解を出すことに異様な執着をしめしますが、
完璧主義の一つで、本当に良くない学習習慣です。
人生には解けない問題がたくさんあって、
それをどれだけ抱えられるかが、人間の器になるんですから。
算数の問題もどれだけ長期間一つの問題を考えられるか、年単位なのか
数年単位なのか、それが大事なんです。
子供には、そんなことがわからないのが当たり前です。
ただ親もわかっていないのは、本当に困ります。
問題に取り組んで、工夫するために頭をつかった時間だけが
学習時間です。そのほかの時間は何もなっていません。
どんぐりKに関していえば、今のところ
絵としては、あまり心配してません。上手い下手は全く関係ないんですよ。
わからない人には、全くわからないでしょうけどね。
とにかくどんぐり問題をはじめる年長や小学校一年生は
正しいやり方で始められるかが、圧倒的に重要です。
最初にルールをまもって、きちんと始められるようにしましょう。
間違ったルールで始めると、多大な問題と時間のロスです。
間違ったルールでやってしまった問題は、二度とできませんから。
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