文章題で、まったく文章の意味を把握できず、
文章に出てくる数字を足し引きして答えを出す子がいます。
末期的な症状で、これがでたら、もう危機的だと思った方がいいです。
一番大きな要素は、答えのでっち上げです。
自分がやっていることがなにかが全く分かっておらず、
また何をやっているかが全く理解できなくても、
とにかく答えらしき数字が出ればいいと思っています。
強く答えを強制されている状況ですね。
あるいは、100点主義ともいえます。
自分がなにをやっているか、理解していない状態でも、
てっとりばやく答えがでて、100点が取れればいいと思っている、
その考え方が末期的なんですよ。
すごく簡単に言えば、答えを写したりするカンニングで
100点をとってもかまわないと思っているってことです。
一度教えればやり方を覚えて、次からはできるなんていうのは
単なる暗記です。何も考えていないことは継続中で、教える、できるを
繰り返していくと暗記はどんどん進むでしょうけど、末期的な
状況はどんどん悪化していくともいえますね。
問題の意味を理解して、それに自分で対応することが必要なわけであって、
パターンを暗記して、そのパターンに対応することが必要なわけ
じゃありません。
大人になっても永久にパターンを教えてくれる人が必要なマニュアル人間が
できあがりますよ。まぁ簡単に言えば、通塾ってそういうことですけどね。
5,6歳でどうやって学習をはじめるか、学習の始め方が
きわめて重要だってことが、わからないと、
この先永遠に、自分で考えられない人間のできあがりです。
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