悩むな考えろ、焦るな急げ

「悩むな考えろ、焦るな急げ」

ビジネスとかで、得意気にこういうことを言う人がいますね。

ビジネスでは正しい面もあるし、発言した人の意図もわからないではないですが、

教育で小学生の子供の成長から考えると、まず、こう言い換えたいものです。


「悩むより考えよう、焦るより急ごう」

命令系は、命令を待つ子供を育てます。命令をまつ子は、永久に待ちますよ。

小学校から塾に通って、塾の命令をまつ子はずっと命令をまつ子に育ちます。

そして悩む、考える、焦る、急ぐは、

抽象的でアドバイスとしては、実際の役にはほとんど立ちません。

こう書き換えた方が、さらに親切です。

「現状を絵にかいて整理しよう、手を動かしてゴールを決めよう」


そして残念ながら誰かの書いた絵をコピーしてゴールに駆け込んでも

問題は解決しません。


問題は、あなたが楽しみながらオリジナルな絵を書いて

問題を整理して、何度も絵を書きなおして心から納得して

ここしかないというゴールを自分で設定して、

ゴールをめざして、その過程を楽しむことでしか解決しないものだからです。

ゴールは自分が納得すれば、途中で変わったって何ら支障はありません。


たぶん、メール相談で相談に乗れることもそういうことなんだと思います。



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