寓話にする必要があるのか謎になってきました。
学習をめぐる寓話
チャレンジをめぐる寓話
につづく問題集をめぐる寓話ですね。
子供が2才の頃からドリルをはじめた。
最初はなかなかできなかったが、
毎日繰り返し反復練習していくうちに
どんどんできるようになっていった。
ネットを検索して評判のいい
ドリルや問題集を選ぶのが楽しかった。
英語もどんどん子供はできるようになった。
やればやるほど子供もどんどん
できるようになっていった。
ドリルをどんどんやっていくうちに、
小学校入学前にひらがな、かたかな、
たしざん、ひきざん、英語も完璧にできるようになった。
よくできるので、かなり難しい問題集にもトライさせてみた。
難しい問題は、親が教えてあげながらすすめていった。
何度も問題集を徹底反復した。
小学1、2年生までは、なんとか
一番難しい問題集もこなせていった。
ただ全国統一小学生テストのようなテストでは、
かなり成績が優秀だったが
どうしても最終問題が解けずに、
一番トップレベルまでは至らなかった。
そういう子達はどうやって勉強しているのだろう?
きっとこれ以上時間をかけて、問題集を反復徹底したり、
もとから頭のできが違うに違いない、と思うことにした。
そうこうしているうちに、3、4年生で
子供は与えた問題集を色々文句もいいながら、
毎日長時間努力してこなしていた。
英語も熱心にがんばっていた。
ただ、だんだん問題集で親が教えるにも限界があり、
塾にいかせることにした。
塾に行きながら、問題集をやっていったが、時間もなく、
問題集はだんだんやらずに放置されていってしまった。
英語をやっている時間もなくなって、すっかり
英語の話す力、聞く力は衰えてしまった。
5、6年生で成績はだんだん落ちていって、
塾でもあとから入ってくる生徒に
どんどん追い越されていく。
もっと努力が必要に違いない。
子供の睡眠時間をぎりぎりまで削って
学校もどんどん休んで勉強させているのだが、
どうしても塾の宿題で精一杯で、
問題集までは手が回らない。
どこで間違えてしまったのだろう?
漢字も計算も英語も完璧にできるのに、
家ではあんなに難しい問題もできるのに、
範囲のない全国規模のテストでは平凡な成績しかとれない。
やっぱり選んだ問題集がよくなかったのか、
それとも選んだ塾か・・・
こんな家庭は、山ほどあるんでしょうからね。
うすっぺらい先取りからは何も生まれません。
こうなりそうだったら、こうなる前の5、6歳で学習相談した方がずっといいですよ。
すでにこんな道はみんなが通ってきているんですから。
よければランキングをクリックください。
にほんブログ村 小学校低学年の子(1、2、3年生)
0 件のコメント:
コメントを投稿