プレーパークでお母さんと小さな男の子が遊んでいるのを
眺めていました。
お母さんが、いらいらしていることがよくわかります。
他の子供のおもちゃをだまって取る様子をみては、いらいらして
子供にダメでしょうと厳しく注意します。
汚い泥だらけのものを触るのをみては、いらいら
今日は洗濯できないから汚さないで、と厳しく言います。
しまいに子供が泥の中につっこむのをみて、いらいらは最高潮です。
お母さんは帰りますからね、と子供を置いて公園を出て行ってしまいました。
子供は置き去りにされて、号泣です。
子供は号泣しながら、まだ遊びたいの連呼ですから、
なかなか根性がありますね。
意地悪な人がみると、子供を公園に置き去りにして、通報ものだ、
なんてことになるんでしょう。
これが毎日毎日終わりなく延々と続くように感じる
お母さんの気持ちも、手に取るようにわかります。
ただ、遊びがなにかについての考え方を、根本から変えなきゃだめです。
遊びは一番大事な学習です。小学校を通じて、友達と外遊びで子供は
最も大事なものを学びます。学校では何も学べません。
遊びこそが学習の本質なんですから、当然命の危険のある事以外は
制限はかけません。遊びには、自主性が不可欠ですから。
もちろん、公園に何時間いなきゃいけないのって親の嘆きも理解します。
ただ残念ながら、何時間でも、子供がいたいという限り
というのがその答えです。3,4歳はとくに友達ともまだあそべないので
ひたすら自分の世界で楽しく遊びますからね。
よく何で遊んだらいいですか? なんて質問を見かけますが、
それこそ子供が工夫することですよ。少し年上の子供が遊んでいる場所には
連れていきましょう。子供が自分で年上の子供をみて遊びを学びます。
休みの日は、お父さんがその役割をバトンタッチするのが
夫婦で育児をする意味だと思いますけどね。
お父さんは「見守り」の意味をまったくわかっていないケースが
お母さん以上にあるので、遊びが自主的な学習だってことを
くどいほど言ってあげないと、ダメですね。
お父さんが遊ぶんじゃないですよ、子供が遊ぶんです。
よく公園で、週末を、ただただ空を眺めて過ごしたものです。
もちろん子供が注意を向けてほしいときには、注意をむけます。
注意も向けすぎません。命の危険でもないかぎり口ははさみません。
季節ごとの空の色には、とても詳しくなりました。
子供が遊ぶのを見守るってそういうことです。
よければランキングをクリックください。
にほんブログ村 小学校低学年の子(1、2、3年生)
0 件のコメント:
コメントを投稿