スキー・スノーボードのワックスについて シーズンは終わりましたし

これはスキー・スノーボードのマイナーな話なので

ほとんどの人は読んでも楽しめません。最初にお断りしておきます。


今年のスキー・スノーボードシーズンが終わりました。

シーズンの終わりの見分け方は、簡単です。全国で雪じゃなく

雨が降るようになったら、誰が何と言おうと、

スキー・スノーボードシーズンは終わりです。


BURTONだってどこだって、セールをやってるでしょう？

シーズン中にセールをやることはないんですよ。


そして春は、スキーの季節じゃありません。

春スキーは、パウダースキーとはまったく別の

べたべたした、なんともいえない、いやーなものです。

あのいやな感覚をいやと思えないのは、本当にどうかしています。

そのお金を来年にためて、パウダースノーを存分に味わうべきです。


今日は、メンテナンスの話をしましょう。

基本的にワックスのクリーナーは、使いません。

いままで過去にがんばって板に塗り込んできたワックスを台無しにする

行為ですから。汚れは基本的に小さいうちに、ベースワックスでとります。

ベースワックスが生乾きのときに、ざっとスクレイパーで削ることで

かなりの汚れが取れますよ。しつこい汚れは二回かければいいです。


そして基本は、ベースワックスを何回でも時間の許す限りかけることです。

僕のように9月から毎週かけるのは、ちょっとどうかと思いますが、

かけて寝かせて、削って、またかけて、寝かせての繰り返しです。

一週間ほど寝かせれば十分にワックスが浸透します。


もちろんシーズンに入る前には入念なベース・滑走の塗り込みをして

滑る一週間前には滑走ワックス、前々日の夜にゲレンデの雪の

温度にあった滑走ワックスを、そして、はがすのは前日の夜にやりましょう。


最後のスクレイピングからのブラシの磨きは、特に入念にやります。

ちなみにブラシの磨きは、機械化に限りますよ、ドライバー用の機械で

回転するブラシをセットして、簡単に磨けます。


最後にボードを車の上に、はだかで積むなんてもってのほかです。

道中をかけて、わざわざボードを汚しているようなものです。

大事にカバーにいれて、車内に置いておきます。

置けない人は、せめてビニールをかぶせて屋根に積みましょう。


2年くらいたった板が最高なので、今現在ちょうど3年目で

買い替えることは思いもよらないところに

新しい平野歩夢モデルの板が出ちゃうわけですね。


本当に世の中っていうのは残酷なところです。

買えるお金があるときに、

欲しいものを買えることが幸せとは限りません。


いままで愛情を注いできたこのボードはどうなるのか？

ほぼ初心者のころから、文句ひとつ言わずに付き合ってくれたCustom。

どんなに奥さんと戦っても、家庭内にボードを二本置くことは不可能です。

本当にいままで愛情を注いできたボードをすてて

BURTONのTの字の色がついただけのボードを買うべきなのか

発売される秋まで、じっくり考えてみたいと思います。


結局、新しい板にもっと熱心にワックスをかければいいだけで、

今回は最初にVサーモワクシングあたりからはじめて、

より完璧な下地をつくればいいんだと、写真のステップオンとともに

どんどん夢が膨らんでいる始末ですけどね。


リフトから降りてスノボをはく手間で、

スキーに置いて行かれるのは許容できません。


ちなみにワックスはハヤシワックスを使っています。

温度や雪質を見てワックスを変えるのは、雪国の人に任せて、

春雪になったら基本的にいきません。


冬は、スノボに行けなくなったら終わりです。

そして春です。



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