ビジネスマンは、なにかと
ゴルフに例えるのが好きな人種なんですよね。
あんなに大規模に自然を破壊して農薬をまくスポーツなんて、
まっぴらごめんですけど。
ベストスコアは80ですが、たぶんもうクラブは二度とにぎりません。
本当の理由は花粉症がひどいから、
二度とゴルフ場にいきたくないだけですけどね。
それはそうとして、ゴルフに勉強を例えてみるといろいろ面白いです。
テストで点数が取れないと悩んでいる生徒は、コースでスコアがでないと
悩んでいるゴルファーに相当します。
練習場でとにかく一生懸命練習しているゴルファーは、
ふだん家で計算ドリルや漢字の書き取りなんかを
練習している生徒ですかね。
ゴルファーには、練習場で一本のアイアンで前に飛ぶようになったら、
即、コースに出ることを勧めています。
コースに出ないとなにを練習していいか、
さっぱりわからないからです。
そしてそもそも、練習場では練習できない
たくさんのシチュエーションがコースには存在しているので、
コースでのスコアを上げたければ、
コースをまわるしかありません。
これは最終的には、いろんなテストを
どんどん受けることが学習につながるのと同じことです。
練習場での練習はそこそこに、
コースで実戦練習したゴルファーがどんどんスコアを
延ばすのに対して、練習場できれいに打てるようになっても、
スコアは一向に伸びません。
なにを普段の勉強でやらなきゃいけないのか、
よくよく理解しておきましょう。
練習場でまっすぐ球を飛ばすことが目的ではなく、
コースでスコアをあげることが目的です。
ちなみにゴルフの話に戻れば、
ショートコースで、短いアイアンとパターをひたすら
練習するのが、初心者にはスコアを伸ばす手っ取り早い手段です。
なんならパターだけでも、集中的に練習しましょう。
よくショートコースに通って、
朝から晩までひたすらまわったものです。
練習場で練習できるのは、ドライバーだけです。
いずれにせよ、本番の地面は毎回異なった傾斜になるので、
毎回まっすぐなスタンスで
まっすぐ打つ練習だけしていても、
なんの練習にもなっていません。
この文章をコースでぼろぼろになって、
そこで課題をみつけて、
練習場でつぶしたり、
筋トレで解消すればいいじゃないかと
読んだ読解力のない人がいて驚きました、
と、このくらいバチバチやった方が周りも
楽しかろうと思ってサービスしておきます。
練習場には、コースと似た環境はありません。
たとえ練習場がいくら近くて練習しやすくても
そんなところでいくら練習を重ねても無意味なので、
ショートコースで練習しましょうってことですよ。
練習場で練習するのは、得意なアイアンが一本
前に飛ぶようになるまでの超初心者と、
たまのドライバー練習くらいの分量でちょうどいいんです。
あとは、小学生のゴルファーに筋トレなんてさせる人は絶対にいません。
筋トレは中学生以降くらいからで、十分間に合います。
だからコースで100くらいは切っても、
70台を目指すスコアがでないんですよ。
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