この文章は、皮肉に満ちています。
皮肉の嫌いな方は、読まないほうがいいです。
宿題なんて、今どきやっている子はいません。
車の速度制限の上限速度を守る人が
ほとんどだれもいないのと同じ状況です。
できる子は、もちろん宿題なんてやる時間も惜しいので
ほら、もちろん塾の高度な勉強でいそがしかったりしますから、
親がやっているか、代行業者がやっています。
できない子は、宿題だってできません。
こんな嫌がらせに付き合っている暇はないので、
もちろんやりません。
というかわからないんだから、できませんよね。
親もだいたいが放置ですから。
先生も、できない子ができないことを知っていて宿題に
出すんですから罪深いですね。
そのうえ先生だって、宿題なんか採点するのも
ばかばかしいので採点しません。
採点なんて、宿題係にやらせておけば十分です。
宿題係の子にとって、
宿題の採点は他人への嫌がらせの道具として
効果的に働きます。
気に入った子の宿題はなんでも〇、気に入らない子の
宿題は✖をつけるところをさがして、
容赦なく✖をつけます。はねたり止めたりで何らかの粗(あら)を
さがして、嫌いな人の答案に✖をつけるのは
この上なく楽しいことですからね。
親は家で、ビール片手に子供の宿題を
ながめたりしていますが
音読、計算ドリル、漢字の書き取り以外の宿題って
だせないって、法律できまってでもいるのかなと思いながら
宿題係の子供がうける答えを書きこんでいます。
これが、リアルな現在の日本の宿題をめぐる風景です。
宿題が学力に何かのいい影響があるなんて考えている
おめでたい人は本当にまだいるんですかね?
まともにやっている人のほうが、絶滅危惧種です。
宿題なんてやらなくても、なんの影響もありません。
もっと有意義な学習をするのに、その時間を使った方が
いいことは明らかです。たとえば宿題の中から
自分の学習に本当に役立つ問題はどれか選択する、なんてことですね。
あなたが宿題なんかをやっている間に、
ライバルはもっと有意義な学習を積み重ねています。
中学生くらいになったら、自分で宿題も有意義な
学習に変換できるようにするんですけどね。
そこをちゃんとできるように育てるのが、親の責任です。
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