もちろん子供の様子をみながら調整をするものではありますが、
一日二問するとか、わからん帳を子供がやりたいから
勝手にいつでもやるなんて論外です。
子供には、学習のことはなにもわかっていないんですよ。
適当に、快、不快で、問題をやっているだけです。
そんないい加減な学習で、効果が十分に発揮できるわけがありません。
一日一題に決められているのは、ていねいにゆっくりじっくりを体にしみこませる
ためです。二題は、だめなんですよ。二題解けるほどの余力を残していることが
そもそも問題なんです。なぜ自分で、今の力にふさわしい全力を尽くせる
一題を選べないんですが? 親がそう動機づけしないからですよ。
結局のところ、問題をとにかくたくさん早く解けばいいんでしょという気持ちが
親子ともにまったく抜けてないんです。
もちろん、ふだんから親がそういう環境を設定していないからですね。
何年やってても、親にまったくどんぐりの内容を深めていく意識が皆無なので、
子供の能力を頭打ちにしてしまっていることに気づいていません。
わからん帳は、長期の休みに弱点をまとめてやるから、
実力が飛躍的に伸びるんですよ。
解けなかった問題は誰にとっても嫌なものです。どんぐりKでさえ、ときどき
とけなかった昔の問題をアルバムみたいにじっとみていることはありますよ。
それをわからん帳から普段の気が向いたときに、どんどん解いたら、
そりゃ気持ちいいかもしれませんが
それだけです。実力を大きくステップアップする機会を、
みすみす失っています。
どうしてこんな簡単なルールが、守れないんでしょう?
ルールを守る意識も希薄なんですよ。自分がやりたければやればいい。
将来を見据えてちょっと我慢する力は、マシュマロテストに見られるように
一番大事な非認知能力です。これを鍛えようとしないんですから、あぜんとします。
親が、いい加減すぎます。どんぐりをはじめたばかりならともかく、
取り組んでずいぶん経っても、こんな状態ですからね。
いずれ大きく伸び悩んではじめて気づくか、
最悪のケースはそのまま気づかずに
本来発揮できる力を十分に発揮できないまま終わるんでしょうね。
なぜ週に二問、一日には一問なのか、
なぜわからん帳は長期の休みにまとめてやるのか、
子供には理解できないし、考えることもできません。
親も考えなきゃ、せっかくの練られた教材を
適当にこなして効果が十分に発揮できないだけです。
何回指摘されても、自分で考えずに、
子供がやりたいって言うからまぁいいやと
適当なことをやっていれば、
適当な結果しか残せないのは至極当たり前のことですけどね。
無駄なことをたくさんやったあげくに、子供の貴重な時間を浪費して
自分は子供のためにがんばったと自己正当化ですからね。
がんばるより、ちゃんと考えることが必要なんですよ。
親が考えないで、それをずっと見て育つ子供が考えるようになりますか?
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