小学生のしかも低学年で、計算のスピードを
うんぬんいってもはじまりません。
計算のスピードがはやかろうが、おそかろうが、
本人のペースでやらせれば十分です。
計算のスピードをタイムをはかったりなんかして
無理やり上げると失われるものがあります。
とても大切なものが失われます。
文章題をとかせてみれば、その失われたものが
はっきりとわかりますよ。
どんぐりの学力診断をやってみましょう。
早くやると考えなくなります。
考えないでやるのが、早くやる秘訣だからです。
計算は考えないで、文章題は考えて。
そんな都合よくいかないのが、小学校低学年です。
算数で考えない習慣がつくと、その習慣を直すには
はてしない時間と労力がかかります。
そろばん塾や公文の猛者が、全国統一小学生テストでふるわないのは
ずばり考えないからです。
生まれてから一度も計算ドリルや計算練習をしたことのないどんぐりKは、
全国統一小学生テストで、偏差値70オーバーです。
もっと衝撃的なことを教えると、
小学校一年生の全国統一小学生テストでは、
そもそも計算問題なんてほとんど出ないか、
点数にしてほんの少しの割合しかでません。
漢字の書き取りも同じです。
計算や漢字の書き取りがいくらできたって、
テストでいい点をとれることもなければ
ほとんど何の役にもたちません。
読解力と思考力を鍛えることこそが、学習の基礎なんです。
計算を早くやらせるなんて、
どうでもいいことに力を注ぐのはやめなさい。
計算がはやくできて受験に合格するなら、
そろばん塾の実績報告に最難関中学が
並びますよ。そんな広告をみたことがありますか?
ちなみに暗算も最悪の習慣です。
どこで間違えているか見直しできません。
ていねいなひっ算に限ります。
もしどうしても受験対策で計算をはやくしたければ、
受験の三か月前くらいに計算練習をすれば十分です。
どんどんみるみる間に早くなりますよ。
しっかり思考ができた後からなら、計算を早くするのは何の問題もありません。
その逆は無理なんですよ。すぐに計算しちゃって考えないんですから。
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