国語の成績をテストでしか判定できないその親の国語力の問題

子供の国語の成績は、厳しいことをいえば、家庭の国語の成績です。

その家庭で、子供の国語力がそこまでしか育っていないということです。

今の自分の子供の国語力が判定できない親の国語力に問題があります。


よく気休めに、そのうち成長すれば国語力が上がるなんて言ったりしますが

もちろん、成長したって国語力はあがりません。

問題を先送りにしているだけです。
 

子供の学力に応じた会話を家庭でする必要があるし、

子供は自分の学力よりちょっと上の会話を失敗しながらしないと、

いつまでたっても国語力はあがりません。


たとえばことわざをいくらことわざ辞典やドリルをやって覚えても、

実際に文脈にあわせて使わないことには、それは国語力にはなりません。

単語やことわざをいくら覚えてもしょうがないんですよ。

会話の文脈を読解して、どこでどのことわざがつかえるか思考して、そのことわざの

もつ微妙なニュアンスを感じながら、使う必要があるんです。


あなたの家庭の子供との会話で、ことわざが出てきていますか？


ふだんから子供と会話をしていれば、子供の国語力はわかるはずですよ。

会話が通じない、こちらの言っていることが分かっていないなんてことがあれば、

原因は、語彙なのか、論理なのか、そのほか何か原因があるのか、

相手の言葉、相手の気持ちがわかっているのか、日々注意深く、

会話をしてあげた方がいいですね。




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