音読して、子供がよめなかった語句を親が教えていく方法では
語彙はふえません。
なぜなら、子供の立場から見れば、たまたま読むのにつかえた言葉の
意味を親が勝手に教えただけだからです。
子供には、その言葉の意味を知りたいという気持ちも、その言葉の意味を
自分で推測して知ろうという意欲も生まれません。
そしてもちろん音読で読めた言葉の意味を、子供が把握しているとも限りません。
必要なのは、その言葉に何回もふれて、その言葉の正確な意味がわからないと
本人が困るなと思って、それはどういう意味と自分から聞くことです。
もし子供がそのお話の意味が分かっているかどうか知りたければ、
楽しめる範囲内で、子供に物語の絵を描いてもらえばはっきりします。
まずたっぷりした読み聞かせで、子供が何回もその言葉に生きた文脈でふれなきゃ
語彙はふえていきません。 何回も出てくるから、どういう意味なんだろうって推測したり
意味を聞いたりするんですよ。
辞書で調べる方法は最悪です。調べるのが面倒で、放置するのが低学年ですからね。
聞かれたのを教えるのが最適です。
辞書じゃ伝わらない微妙なニュアンスも伝えられますしね。
自分が音読して、少しでもつかえた言葉の意味を、横からいちいち解説されると
物語を楽しめるかどうか、自分でやってみるとよくわかります。
せめて子供が聞いてくるのを待ちましょう。
聞いてくるのを教えるのと、教え込むのには、はてしなく大きな差があります。
よければランキングをクリックください。
にほんブログ村 小学校低学年の子(1、2、3年生)
0 件のコメント:
コメントを投稿