なにか子供が不思議に思うことがあったときに
親がすぐに教えたり
インターネットで検索したり
辞典や辞書で調べたりして
すぐに答えを出すことは、一見よさそうにみえますが
ダメなことです。
肝心なのは、不思議をずっと感じ続けることだからです。
なにが不思議の本質なのか、そこに迫る必要がありますし、
なにより心の底から不思議だなぁという気持ちを
つよく感じることが必要です。
親と子供の対話を通じて、不思議を深めて、本当に不思議だなねぇという
気持を共有しましょう。 そして親子で外へ、自然の中に出かけて行って、
不思議をもっともっと深く実体験しましょう。
疑問をお手軽に調べて解消して、その現象に名前をつけても
何か残りますか? 何も残りません。
虫の名前を調べることが大事なんじゃなくて、虫を外で実際に見たり触ったりして
その虫の不思議さを実感することが大事なんですよ。
不思議だなぁという気持ちを
子供が自分で強く持ち続けることが
自分で問題を解決していく原動力になります。
誰かに負けたくない、一位を目指す勉強はつらいだけですが、
不思議が解消していく勉強は楽しいものですよ。
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