新聞報道をみて、めずらしくやけに素直に認めたなと思いました。
朝日新聞の報道はこんな感じです。
岐阜市教育委員会は26日、市立小学校の50代の女性教諭が、給食を完食するよう児童に指導した結果、今年7月までに計5人が嘔吐(おうと)したと発表した。市教委は「配慮にかけた指導だった」として25日付で、女性教諭に対し口頭で厳重注意処分を出した。ところが、やっぱりぜんぜん認めてませんでした。
J-CASTニュースが17年9月27日に岐阜市の教育委員会に取材したところ、担当者は、こちらのJ-CASTニュースの記事ですね。
「無理やり給食を食べさせたわけではないし嘔吐はしていない」と頭を抱えていた。
しかも取材に答えれば答えるほど、墓穴をほっていくおまけつきです。
教委の担当者によれば、小学校に50代の女性教諭がいて、16年度までは1年生の担任だった。この教諭は給食に関し、子供に給食を完食させることによってできることを増やし自信を付けさせたい、という理念があった。ただし、食べることを強要はしておらず、残している児童に対しては「少し食べようか」「一口食べて見ようか」と接してきた。「あーん」と言いながらスプーンで口に運ぶこともあったが、結果的に、16年度は飲み込まなかった児童が3人いて、1人は飲み込んだが暫くしてもどした。17年7月は担任ではなかった学級で、体調の悪いことを知らずに食べさせてしまったためもどした。この計5人のことが記事になったのだという。つっこみどころが満載です。
①給食を完食させることによってできることを増やし自信をつけさせたいという理念
②相手が飲み込む意思がないのに、スプーンで口にたべものを運んで
口に入れるのは、強要ではない。
③飲み込んでしばらくしてもどすのは、嘔吐とはいわない。
④担任ではない学級で、生徒の情報がないにもかかわらず、無理やり食べさせている。
⑤なんでこの担任しか調べないんでしょう?
学校全体、県全体(教育委員会)で調べるべきです。
学校や教育委員会は、まったく何も反省していません。
録音やビデオでもなければ、何度でも同じことを繰り返すでしょう。
親は少しでも不審なことがあれば、子供に録音機を持たせるに限ります。
アレルギーを持っている子供の死亡や
嘔吐がのどに詰まって死亡する子供がでてからじゃ、手遅れです。
給食を完食することで得られる自信は、給食を完食できないことでなくなる自信です。
そんなガラスの自信をつけてどうするつもりでしょう。
給食も自分でよそわせればいいんじゃないですか。
そこで、たとえ残した子供がいても、
つぎからは気をつけようねといえば済む話です。
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