「しんゆう」という言葉を知らない一年生には別に驚きません。
一年生の子供はおどろくほどいろんなことを知らないので、
ただその親の対応には、さすがにびっくりします。
しんゆうは親しい友達じゃないですよ。
そんな感情のこもりもしない、つまらない言葉で
説明できるような言葉じゃありません。
しんゆうとは、その子にとっての具体的な名前のあがる誰かです。
しんゆうという言葉をしっていても、その子がしんゆうについて
10分間語れないとしたら、しんゆうについてはなにもわかっていません。
しんゆうの体験がなければ、しんゆうについて10分間語ることはできませんよ。
本を読んだり、辞書を引いたりして、しんゆうのなにがわかるんでしょう?
どんな言葉でも辞書に書いてあるような解説がかえってきたって、
その子がその言葉を理解できているとは
思いません。その言葉について、10分話してもらいましょう。
10分はかってみればわかります。子供はほとんどの言葉について
10分間、話はできません。自分の体験がない言葉について、10分は決して話せません。
まず、体験がなければ、どうしようもありません。しんゆうという言葉をどんなに
本を読んでも、どんなに辞書をひいても、けっして感情をともなって深く理解することは
できないからです。
だから、本をよんでいるどんぐりKをみかけたら、積極的に本をとりあげて、
友達との外遊びをさせます。本なんかいつでも読めるんですから。
深く心にしみる体験は、今しかできないんですよ。
そして体験してきたことについて、家でどんなときでもゆっくり話をきいてあげて、
適切な言葉をむすびつけてあげるのは、親の大事な役割です。
それまでに、しんゆうについての話が家庭で、でてないことについても驚きです。
とにかく、子供がしんゆうって何?ってきいてきたら、
子供にとってだれだれのことだよって答えない親がいることに
びっくりしました。
そのうち、おやって何?って聞いたりする子供と、
それに子供を産んで育てている人だよって
答える親もでてくるんでしょうね。
幼少期や低学年で、基本的な言葉について深く体験させなくて、
いつ体験するんでしょうね?
きっと一生そんな体験をせずに過ごすんでしょう。
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