先取りを子供にさせて、なにか劇的な効果が出ると思っている
親は本当におめでたいと思います。
先取りには、ほとんど意味はありません。
未熟な子供に浅く早く学習をすすめても、
何の問題も解けることはないからです。
小学生に微分をおしえたら、そりゃ計算の操作はできるようになりますよ。
何の意味があるんですか?
はっきりいえば小学校一年生で、
足し算と引き算の意味さえまともに理解できていないのに
先取りしたってどうしようもないってことです。
足し算と引き算の意味が、まともに理解できているか?
どんぐりの学力診断でもしてみればどうでしょう?
一年かけても足し算や引き算の意味をちゃんとは理解できていない子が
ほとんどです。年長の問題さえとけないでしょう?
別に先取りが嫌いなわけじゃありません、
先取りをする前にもっとやることが
たくさんあるのに、先に進んだって意味がないといっているだけです。
年少に九九を教えることは、誰だって簡単に歌でできますが、
九九の歌ができる年少をみても、ほほえましいなとおもうだけで
意味があると思っている人はいるんですかね?
先取りしている子なんていうのは、
年少で九九の歌を歌っているような
幼い子供のようなものです。
九九をツールとして使いこなせる力こそ、習得しなければいけないものです。
どんぐりの学力診断のノーヒントでの結果でも、ブログに示してみれば
その子供が九九をつかいこなしているのか、歌を歌っているだけなのか、
すぐにわかります。掛け算は2年生くらいの学力診断の問題ですかね。
ちなみにスパイラル学習を、なにかすばらしいことかのように
あがめている人もいますが、同じことを何回もやるのは、
塾がどの学年から入塾してもついていけるように
しただけの塾の営業用の都合ですよ。
だいたいが、同じことを丸々全部、何回もやらないと
理解できないような読解力じゃ
どうしようもないのが現実です。
ちなみにしっかりした読解力があれば
6年生になれば、小学校でならう学習内容はすべて
半年で終わるような内容です。
低学年で先取りする無意味さがここにもあります。
低学年で無意味な先取りなんてしているくらいなら
読解力と思考力をしっかりつけるにかぎります。
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