どんぐりKの学習を始めるうえでは、
どういうふうにやるかももちろん重要ですが、
何をやらないかの方をそれ以上に重視しています。
馬鹿みたいに、なんでもやればいいってものじゃないんですよ。
高速学習、大量学習、反復学習をやりません。
まずは高速学習
たとえばストップウォッチではかって学習するなんて
正気の沙汰とは思えません。
子供はかけっこ一番にみられるようにスピード大好きなので
そりゃ急いでやるでしょうが、急いでやっただけです。
自分でやってみればわかりますが、ストップウォッチで測ったら
まともにものを考えることはできません。
ものを考えない練習をするくらいなら、やらない方がずっとましです。
ここでも何度も書いているように、
早くていいのはかけっこだけです。
つぎに大量学習
大量にやるから、高速にやらなきゃいけないことにもつながるんでしょうね。
なぜ大量にやるんですか?
大量に学習させることで一番ありえそうなのは、これもまた考えずに
右から左の作業をこなすことに、楽しささえ覚えちゃうことですね。
大量作業の楽しさに目覚めた子は、作業を楽しむので、
ものを考えることはできません。
最後に反復学習
なぜ一度じゃ理解できないんでしょうか?
一度で理解できない読解力をいっこうに改善しないから
何度も反復する必要があるんですよ。
スパイラル学習なんて看板だけをつけかえても、
何度も繰り返さなきゃいけないこと自体を問題と
考えた方がいいですね。
残念ながら、こんな高速、大量、反復学習をやっていたら、
どんぐりKは、決してものを考える子には育たなかったでしょうし、
偏差値も60くらいは行ったかもしれませんが、
70オーバーは難しかっただろうなというのが、
横で勉強を見守ってきた親としての実感です。
勉強をはじめた一年目だからこそ、勉強法が大事です。
今、なにをやって、なにをやらせないのか、
勉強法をきちんと決めないと、
今後その影響は積み重なっていくばかりで、
高学年では決してその差は埋まりません。
広がっていくだけです。
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