子供が丁寧に取り組みませんとか、いつもちゃっちゃっと
どんぐりをやって30分くらいで終わっちゃいますなんていうのは
どんぐりのFAQといってもいい事項ですね。
で、親はどう取り組んでいるんですか?
そもそも親が横で高学年の問題に取り組んでいないケースさえ
ありますから。解けないから低学年の問題をやるなんて
いいだしたりするわけです。じゃあ子供もそれを見習って、
簡単な解ける問題をやるだけでしょう。
親が解けない問題をいろいろ試行錯誤して何時間も
考えつくしている姿を見せるところからしかはじまりません。
しかも楽しそうに(いや本心はだれも知りませんが)です。
その姿が子供の心に焼き付くくらい見せた後に
ようやく最初の質問をする資格が生まれます。
というか自分で実際に半年くらいでもやってみれば
そんな質問はもうしなくてすみますけどね。
さて、本題にいきましょう。
親がどんな子供に育てたらいいのかわからないなら、
それじゃあ、どんな子供に育つのかわかりませんね。
少なくとも夫婦でどんな子供に育てたいのかの意志がなければ
子どもの将来のことは、夫婦で話し合う必要があるんですよ。
その次はどうやって夫婦で話し合えばいいんですか?ときたもので
知りませんよ。
そして、その次の質問は、夫は全く話す気がないようですときたものです。
そのうち、どうやったら話し合える夫と結婚できるでしょうか?
なんて質問がくるようになるんでしょうね。
冗談はさておき、
まずは仮の答えでもいいから、夫婦の間で提示します。
たとえば「たくましい子に育てたいね」あたりから始めてみましょ
「たくましい」はちょっと今のどんぐりKからは程遠いね。
どうしてそんな風になっちゃったのかな?
どんなときにたくましくあってほしい?
むやみにたくましくても困るのよね。
いやそれは君が理想形をたくましいって言葉で表現しているだけだ
とかなんとか、いろいろです。
夫婦で果てしない時間(男性にとってはですよ)話し合っていると
そのうちなんとなくコンセンサスが得られます。
相手を説得とかそういうことじゃなく、とにかく話し合ってみれば
自然と答えがでてきたなんてことです。
男性的にいえばブレーンストーミングといってもいいかもしれません。
あとは、その得られたコンセンサスを実現するにはどうしたらいい
考えればいいだけです。目的がないのに手段だけが先行しません。
ただ目的が決まらなくても、暫定的な目的をたてておいて、暫定的
物事をすすめます。
なにもしなければ成り行きになるだけですから。
そして子供はただ大きくなっていくだけで、
どんな子にも育ちようがありません。
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さて、どんぐり問題を解き始めて三年近くたって、 自分の子供でも、ある程度の成果はでているようです。 自分の知見の及ぶ範囲内で、みなさんの 個別メール相談 に乗ります。
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