まとめ

読み聞かせは2歳頃から楽しく毎晩継続 → 小2まで継続遊んでいるおもちゃはこちら
〔年中〕自由保育の幼稚園、プレーパークデビュー、キャンプ、スキーなど、外遊びたくさん
〔年長〕秋からどんぐり開始、環境設定(毎日外遊び、テレビ・読書・宿題制限、ゲーム厳禁、小言命令強制なし)
〔小1〕公立小学校、どんぐり本の読み聞かせ継続中、2017.6全小統2科目偏差値65  11月全小統2科目偏差値70オーバー
〔小2〕遊んでいるおもちゃどんぐり本の読み聞かせ継続中、読書、トップクラス国語3年生 2018.6全小統偏差値60 11全小統偏差値65
〔小3〕どんぐり、トップクラス国語4年生 2019.6全小統偏差値60 11全小統偏差値60
〔小4〕どんぐり、はじめまして数学 コロナでテストを受けてません
〔小5〕どんぐり、はじめまして物理

●小学生では絶対にやらない学習方法
 ・大量、反復、高速、徹底の学習(計算、漢字の書き取り、音読)← 感味力、読解力、思考力(視考力)育成に有害なので
 ・ならいごとをたくさん、毎日外遊びなし、週に1日のノー勉強デーなし ← 子供をおなか一杯にしない、自発的な工夫ややる気の芽をつまない
 ・英語、コンピュータ教育、先取り学習 ← 学年の国語、算数の深い学習、友達との外遊びだけでも全く時間がたりませんから

2020年3月31日火曜日

期間限定(3/31~4/7火24:00まで、終了) 無料メール相談

年度がかわると、どんぐりKも小学校高学年に

カテゴリーされるようになるので、このブログも

ランキングなどでカテゴリーを高学年への移動を予告しておきます。

今日は告知だけで、明日から移動します。


そして、そろそろコロナ騒動も一時的というよりは、定常的なものだという

意識もできてきましたし、腰を据えて「家庭学習にとりくまなければいけない

時期がやってきたようなので、新年度ということもありますし

無料のどんぐり相談を、今度は本当と同じメールの形で受け付けましょう。


ちなみに前には、ブログのコメント欄で一か月くらいのあいだ受け付けていました。


突然の拡大春休みとどんぐり無料相談の一覧(2020/2/29で打ち切り)

今回は内容もすべて本当と同じ、かつ形式もということで、

相談者の相談内容はメールでやりとりするため「完全に秘密」になります。

あとから、その内容をブログで取り扱うこともしません。


3/31~4/7(火)24:00の間の「期間だけが限定」で、
(すでに終了しました)

どんぐり相談と全く同じ学習カルテから

どんぐり問題の個別の絵の相談にいたるまでを、

どなたからでも無料で受け付けます。

期間限定の「お試し」ととらえていただくのがいいですね。


かなりのメールのやり取りが生じるため、常にお試しはできずに

本当に機会があるときしかやりません、というかできません。

メールでの学習相談にのります(4、5歳の方が最優先)

さて、どんぐり問題を解き始めて四年近くたって、 自分の子供でも、ある程度の成果はでているようです。


上のリンクを読んで、支払いの部分だけを除いて

つまり無料で、カルテや相談のメールを書いて

3/31~4/7火24:00に指定されているメールアドレスに送れば、回答を返します。

期限内なら、本当と同じように再質問などもどれだけでも可能です。

もう本日から受け付けは開始しているので、

4/7(火)24:00を過ぎたら、終了になります。


基本的に、どんぐり相談件数、アクセス数、有意義なコメント、

アマゾンでのアフェリエイト数なんかからも

とくにこのブログを読んでいる方からの、

好意的な反応はあまり感じられないので、

今後はブログの方ではなく、メール相談にいよいよシフトしていこうかと。


メールでの学習相談には、いままでのブログに割く時間が

少なくなった分、よりていねいに回答できそうです。

積極的にお試し期間でのメール相談をどうぞ。


もちろん回答のクオリティなどを、本当のものと変えるつもりは全くありません。

あまりに大量に寄せられた場合、期限より前になりますが

ブログで周知の上、新しい方の質問を受け付けないことはありえます。

ただ最初に学習カルテなどでエントリーして返信があった方は、

必ず4/7(火)24:00までは、無料での相談を続けられます。

つまり早い者勝ちってことですね。


最初が少し大変ですが、さっそくカルテなどを書いて相談してみましょう、

カルテを書くだけでも今までの振り返りになっていいんですよ。

そしてとやかく言っていないで実際にやってみれば、

どんぐりがどんなものなのかもよくわかります。



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糸山先生インタビュー その3


いつでも楽しい時間はあっという間で、糸山先生のインタビューは

これで最後です。


その1その2も読んでない方は、どうぞ。


写真も、その3では惜しみなく、あまり記事とは関係なくだしていきます。

どんぐりK:子育ての経験はどんぐりに大きな影響を与えていると思いますが、自分の子育てで、どんぐりの側面からでも、そうでなくても失敗したなぁと思っていることはありますか?

糸山先生:失敗したなぁと思っていることは、あります。

母親任せにしてしまった部分が、やはり裏目に出ているところが何点かあります。

それは、どんぐり理論を通してみれば、はっきりしている事ですから、修正をしようとすればできることですし、どうすればいいかも、難しいことではありませんでした。

ですが、それをするには母親の修正から入る必要がありましたので、その母親の修正をすることには、抵抗がありました。ですから、しませんでした。許容範囲だったということです。




具体的には、どんぐり問題を三人とも、700題できる状態にしたらよかったと思います。私の体調が、難しかった時期(胃癌手術→脊髄髄内腫瘍摘出)に重なるので、できませんでした。

どんぐりK:どんぐりを教えていて、記憶に残っている子供を一人あげるとしたら、どんな子でしたか?


糸山先生:素直な野球少年のどんぐりっ子の親子。お母さんは、「どんぐり」を、直感で信じているだけ。素直な親子なので、どんぐりに非常にマッチしていました。

どんぐりK:自分の子供と他人の子供で、どんぐりをやるのになにか違いはありましたか?


糸山先生:ありました。


子供の教育の主導権は、奥さんにありましたから、奥さんが主導権を持っている限りにおいては、私の意見は、ほぼ0%の影響力しかありません。

と言うわけで、その0%に近い、実質的には1週間に2回のどんぐり教室と、細々した会話の丁寧な伝え方などだけでした。

どんぐりK:どんぐりで、一番記憶に残っている絵はありますか? それはなぜですか?



糸山先生:3年生が4年生の問題を解いた時に描いた絵で、連立方程式の絵図なんですが、加減法と代入法を同時に使って、一気に解決した絵図でしたね。ホームページに上げている問題。見事に絵図を使って解いていました。




どんぐりK:それでは今後、
一番力をいれて取り組んでいきたいことはなんですか?

糸山先生:


1…視考力の啓蒙。
2…Donglishの啓蒙。


あとは実は、高校受験対策指導を、男親の出番として設定し、キチンと社会との戦い方を身につけさせる過程を伝達してもらう期間にしようかとも考えています。もちろん、受験などと、縁のなかったお父さんでも、きちんとできる形にして、です。

どんぐりK:最後にもしどんぐりをやっていなかったら、何をされていましたか?

糸山先生:違う形での「どんぐり」をしているでしょうね。




どんぐりK:そうでしょうね、糸山先生、長々とインタビューに答えていただいて、ありがとうございました。


最後の高校受験対策の取り組みなどは、

ぜひ、どんぐりKも実例として参加したいくらいのものです。

たぶんどんぐりKも周りの中学受験をみて、あきれているでしょうからね。


写真についてはご提供いただいたものを、
基本的にそのまま使わせていただいています。

写真をふくめて不都合、不具合などを発見された方は、
コメント欄で教えてください。

修正すべきものは、迅速に修正します。

それ以外にコメントなどあれば、十分慎重に考えたうえで、
ほぼこのブログでコメントするのはやめたほうがいいかと思いますが、
それでもどうしても入れたければどうぞ。


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2020年3月30日月曜日

糸山先生インタビュー その2


さて、自由なその1とはちがって、少し一問一答で、

どんぐりK側の素朴な疑問に、

一つずつ答えていっていただいています

その2です。


どんぐりK:小さいころ父親と一緒に、長い間、道を歩いたエピソードをどこかで書いていらっしゃったかとおもいますが、改めて教えていただけますか?

糸山先生:夕方の5時ぐらいから、うなぎ釣りに出かけて、朝の4時ぐらいに、海から帰ってくるお父さんはバイクで、私は自転車で、2人連れだって帰ってくるということがよくありました。

どんぐりK:母親との間に思い出に残るようなエピソードはありますか?
 
糸山先生:母との思い出で、大きなインパクトのある思い出が、1つあります。

砂降りの日の、カブト、クワガタ採集です。私には、1つの山にたった1本の秘密の木がありました。どんな時でも、必ず大収穫をもたらしてくれる、畑の隅のちょっと危険なところにある、中くらいのクヌギの木が1本あったのです。

カブト、クワガタをご存知の方なら言わずもがなですが、朝から雨が降っていると、蜜を吸いに集まるカブト、クワガタはいません。雨の朝いちばんでは、ハチが数匹いる位で、収穫はゼロのはずです。

それでも数日前から、母と約束していたのです。

私はその木を見せたくて、見せたくて仕方がなくて、約束と言う口実のもと、本当の土砂降りのなかを、カッパを着て、母親と一緒に朝の5時ぐらいから山登りをするために山に入っていたことを覚えています。

もちろん収穫はゼロです。コクワガタが数匹取れた位で、普通だったらカブトムシが10匹、クワガタが20匹、その他の虫が50匹とか、そういう単位が1本だけで取れるはずですから、もう大失敗です。

ですが、満足でした。

自分の宝の場所に場所という大事な場所に、大事な人を、約束したとおりに連れて行くことができた、そして、それに応じて この信頼感を打ったことが一生の値打ちになりました。そうなると、音がしたんです。そして、そのことが大事なんだと言うことを、子供ながらに思っていましたので、カブトムシがいてもいなくても、結果は同じだったのです。

また行こうね、とも言いましたが、行く必要はありませんでした。

う目標は達成されていたからです。

どんぐりK:素敵なお母さんとのエピソードですね、一方でご自分では、どんな子供時代で、どんな教育が記憶に残っていますか たとえば友達と外遊びはどんなことをしていましたか? そのなかで自分でよく工夫したなぁと覚えているようなエピソードは、ありますか?

糸山先生:とにかくよく走っていました。毎日、走っていました。走るのが早かったので、カーブ等を走るときに工夫しないと、カーブで倒れてしまいます。それくらい早かった。

あるいは学校からの行き帰り、特に帰り道ではルートをいくつか自分で作っておき、日によって魚釣りのルート、虫を取るルート、花を楽しむルートなど。

今日は100点を目指すと言う時もあれば、何の意識もなくテストがあることも忘れてるような時もありました。基本的なスタイルは、その日の授業をその日のうちに消化する、それだけです。宿題はできて当たり前ですから、する必要があるとは思っていませんでした。

どんぐりK:なるほど、そういった意味で学習について、自分で自分の学習に対する評価はいかがですか 自分の学歴について、どう思うとかはありますか?

糸山先生:学業についてはわからないことがなかったので、自分ができる方だと思っていましたが、当然井の中の蛙です。

全国的に見ると地方の中の上の、深く考えない、そこそこの成績を取る程度、と言う感じでしょう。

成績表もオール5とか言う事は1 度もなく、オール4が基本形でした。姉達の方が、成績はよかったです。やろうと思えば、できたでしょうが、それは器用だからと言うことで、学力ではないとも気付いていました。



どんぐりK:そしていろいろなお仕事をやられたことを書いていて、塾の講師がどんぐりには明らかに大きな影響を与えていると思いますが、どんぐりをはじめる大きなきっかけになったことはありますか?(算数の問題は楽しく取り組めるものなんだと、子供との対応から気づいたエピソードは読んだことがありますが、詳しく書けるようであれば、よろしくお願いします)

糸山先生:どんぐり理論につながるエピソードがいくつかあります。

一番大きなエピソードは、やはり勉強ができないと言われている子供に工夫して理解してもらうときの方法です。

よく、人間を理解をしたり、脳の働きを理解するときには、脳疾患を患っている患者さんのケアをしているとき等に、様々なことが発見されます。

そのことによく似ていますが、非常に簡単な事でした。

文章問題を解く時に、どんなに、苦手な子供でも絵図を使って説明するとわかってしまう。つまり理解対象、あるいは思考材料となるものが、今までは言葉だと思っていたが、よくよく考えてみると、言葉は誰でも知っているし使える。ところが、問題文は解けない。

それなのに、その言葉を絵図に変換した時の、その子の反応は、全く違うものになる。
今までとは違う反応を示し、一気に理解できると言うレベルで頭が活動を始める。

普通ならば、じゃあ、文章問題を解説する時に絵図を使って解説すればいい、で、終わり。

……が、この時に「この子は」ではなく「人間は」と考えてみたんですね。




どんぐりK:なるほど、そこで一段と大きく物事をとらえたわけですね。

糸山先生:「人間は、なぜ、文章を絵図化すると、理解できて、考えることができるのか」と。

すると、もしも、もしも、人間が「言葉ではなく、絵図で考えている」としたら、この理由が説明できる。

……ところが、誰も、そう言っている人はいない。

何をみても「言葉で」としか書かれていないし、「言葉で」としか、説明がない。

言葉が意味を定義する」…「言葉を知っていれば考えられる」…で、終わり。

「言葉が示している意味とは?」「言葉を知っているとは?」「考えられるとは?」…どこにも何も書いていないのに、学習方法や教育論は、「言葉」の前で閉じられている。

そして、これが、例外のない事実だとすると、数百年と続いている教育問題の根本的な理解と思考の材料や対象は、実は、「言葉の本体は、文字や音や、言葉から連想されるイメージの総合体ではなく、言葉が指し示すイメージの中の「視覚イメージ(絵図)」であり、それは、2次元平面図で、ボンヤリとした輪郭でグレースケール程度の鮮明さのものである。さらに、それが、理解対象や思考材料と考えると、これまでの教育に関する理論や方法は、全てが根本的な再考を迫られる。

ついでだが、再現や操作に使うためには、データ量が少ないことも重要な条件になる。
ここから、視考力に辿り着く。視考力は、生後12ヶ月までには、莫大なデータ収集をして、様々なカテゴリー検索に対応できる、マルチインデックスを作り上げている。

音声が、これらのカテゴライズされたインデックスにリンクされて文章作成を可能にする。つまり、チョムスキーの普遍文法…生成文法は否定される。赤ちゃんの認識形態を時間軸に沿って、視覚イメージの認識を中心にして検証していくと、言葉で表せる方法のもとになる規則は、地球上での自然物理学に対応した動きで制限される動きが、データ化されて利用できる状態になっており、そこに、音声がリンクされて文章構造になるということである。

どんぐりK:なるほど話がかなり難しくなってきたので、人の話のほうに戻してみます。奥さんの話はかなり少ないと思いますが、どんぐりにおいて、奥さんの影響はありますか? あるとするなら具体的にどんな点ですか? 自分と一番子供への対応で差があった面はどんなところですか?




糸山先生:実践面での自分の家庭では、子育ては90%以上が母親の考え方に沿って進めてきました。

母親と父親の力関係で、母親がスムーズに過ごせる、ストレスなく過ごせるような環境を考えると、私の家庭では母親、父親の教育に対するアプローチが、「母9vs父1」の割合が一番いいと思えたからです

ですから保育園の送り迎えの時、少しの外遊びの時間、その時に子供たちと話ができるときに、少しでも私の考えが伝わるように、丁寧にボールを渡すとかゆっくりお話をするとか、最後まで話を聞くとかという、出来る限りのことをするにとどまりました。

幸いなことに、長男が5年生、長女が3年生、次女が年中さんの時にどんぐり教室を2年間だけ開くことができましたので、子供3人は2年間どんぐり教室で、生徒として過ごすことができています。

その頃から、すでに足が悪く、子供たちと体を使って遊ぶことができなくなっていましたので、親子の触れ合いの部分では、大きなハンデを背負っていることになります。一緒に走ることさえできなかった父親ということですからね。



その2もひとまず、ここまでで、まだまだその3へと続きます。



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2020年3月29日日曜日

糸山先生インタビュー その1


コロナだろうがなんだろうが、今、自分ができることを

精いっぱいやるだけです。



どんぐり関係のブログや記事は一通り目を通しているその先で、

山先生その人に、純粋に興味を抱くことはありませんか?


なぜこんな教育法? を提唱するに至ったのだろうという素朴な疑問から

そもそもが、どういうバックグラウンドのどういう人なんだろう?

ブログでほとんどのことを無料で公開しているけど、生計は大丈夫かしら?

そういったことに答えをもらえるかもしれないし、もらえないかもしれない、


ちょっと失礼と思われることにもあえて踏み込んでいくメールでの

ここでしか読めない糸山先生の今(2020年3月)のインタビュー記事です。



糸山先生、毎回、体調もすぐれない中、失礼な突然のお願いに返信をいただいて、

かつ、昔の写真までご提供いただいて、本当にありがとうございます。


インタビューの形式は最初にフリーに糸山先生に語っていただいて、

その後に質問事項を投げかける形式にしています。

すべてをメールで行っているので、多少の会話のずれはご容赦ください。


前置きはともかく、さっそく、その1から行きましょう(その3までです)

フリーの会話編、からです(もちろん実際には会話はないですが、メールの文章から

構成したものです、誤字脱字の修正などを行っていて、また質問側だけを

目立つようにBOLDにしています)


さっそくはじめます。

どんぐりK:まずは座右の銘というか、基本的な生きる姿勢みたいなところをうかがってもいいでしょうか?

糸山先生:泣いても一生、笑っても一生、ですか。

つまり人生にそもそも意味はないわけですから、その意味のない人生を生きる意味はあるのか? 矛盾するようですが、「ある人生」を意味のあるものにする事はできるんです。自分の人生を意味あるものにするための言動が、生きることそのものです。

自分の人生を意味のある人生にするには、自力で自分の人生を工夫して楽しいものにする、その過程が人生、つまり人生とは、自分の人生を楽しくあるものにするために、与えられた120年程度の時間のことなんです。

人間に与えられている武器は、理解すること、思考すること、協力すること、そして工夫して、それぞれの人生を楽しく生きることができる環境を作り上げることだけです。





どんぐりK:子供の発達過程、みたいなところについてのお考えはいかがですか?

糸山先生:私たちは、感じるということができる機能を備えています。

体感回路、安全回路を作るための安心回路、安定回路です。これらは原初的な入力を可能にするためのDNA的、継続遺伝的な要素です。

回路につながる不快なことを取り除き、快感なことを求めるのです。安心し、安定できるような場所、時間、空間を求めるための工夫、そして心を安定させるための、安全な場所を守られているという感覚、そして実際に守られていることが、そこで安定し、入力の準備ができて、初めて入力を受け入れることができます。

従って、第一番目に作らなければならないのは、安定した入力回路です。

入力回路から入力ができるようになるときに、必要とするものが、よく見ることです。


判別することを判定すること、データ収集である全ての力の入力に際して、工夫をするために使うデータベースの構築に力を注ぐ、目が見えない時までは、音声データを使います。



目が見えるようになってからは、物の動き、そのものを、何が起こっているのかを中心に考えます。そして、何をなすことができるかを中心に考えます。

力の作用、反作用、向き、方向、強さ、大きさ、そこからコピー、ムーブ、コンペア、チェンジ、つまりシーエムシーシーという、4つの視覚イメージで使う要素の働きかけをマスターします。


このマスターは、2年生くらいにはできるようになります。2歳位までにバイオフィードバックマッチング、そして様々な自然のお手本を見ることによって、オリジナルの思考回路として、研究思考回路がつくられていきます。


同時にまわりからは、言葉を添えて、説明を加えられ、物の動きや関わり方、人の名前や物の名前、動きの表し方や、言葉での表現方法、動きの表現方法を、一定の規則で表す言語様式などをマスターできるようなサポートが入ってきます。

それらは、3歳ごろまでに完璧に伝授され保管されます。ところが実際に使うときには、その中のことこまかな文法的、詳細な文法的な確立に、12歳前後の自己確立の時期が過ぎたくらいまでの時間がかかるんです。



赤ちゃんのときの写真がかわいすぎて、そのほかの内容が

あまり頭に入ってこなかったかもしれませんが、

なかなかに濃い内容で、スタートしました。

育ちや家族の話などは、明日以降のその2その3へと続きます。



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2020年3月28日土曜日

子供と話し合うとき


また買占め騒動が今度は食料品まで範囲を拡大して、

起こっていますね。また一か月もすれば、落ち着きます。

ちなみに最近だと原発騒ぎの時に全く同じだったじゃないですか。

本当に学ばない人たちです。


結局最後は備蓄量を考えるより、代替物を考えたほうが

より生産的っぽいですね。

いずれにせよ、買占めなんてばかばかしい行動なので、これ以上お付き合い

するつもりはないです。トイレットペーパーなんかを除けば、

amazonなり、生協みたいなところを利用すればいいだけのことですし、

一部の高級スーパーではまったく買占めがおきていないのも

目撃しましたから、一部地域のそれこそあるレベルでの問題なんでしょう。

ちなみにイオン系のスーパーは、トイレットペーパーが置いてある率が

高い気がします。ほかの系列ももっとがんばりましょう。

セブンイレブンはトイレットペーパーの棚に別の商品を並べるのは

やめましょう。あなたたちには流通業として、消費者が必要なものを

とどけるという矜持はないんですか?


そして3年生くらいになってもまともに買い物のできない子の

話です。3年生くらいにもなれば、一人で公園にも遊びに行きますし、

とうぜん飲み物をかったり、おやつを買ったりする機会もあるわけです。


飲み物は自動販売機で買えばいいでしょうが、おやつは駄菓子屋ももう

ないんですから、スーパーにいくしかありません。

消費税をふくめて持っているお金と相談して買い物するなんて、

普通のことだと思うんですが、できない子にはできなくて

レジで200円もオーバーを指摘されて、戻しに行く始末です。


だいたいお菓子を買いすぎでしょうっていう指摘は置いておいた

としても、何十円オーバーならわかりますが、200円ですから。

子供が外でなにをどうやっているか、親はよく把握したほうがいいです。


いくら計算ができても、スーパーで自分の物欲と相談して

買い物すらできなきゃ、大人になれませんよ。

というか消費税どころか基本的な足し算もできていないし、

塾なんかに行かせてる場合じゃないんですよ。


さて本題に。

以前子供と言い争わない、子供を叱らない、

子供に愚痴や嫌みを言わないという話をしましたが、

もちろん子供と話し合わないということではありません。

むしろ話し合いは、小さいころより、低学年になると

はるかに複雑になってきます。


子供の問題は、大きくなるにつれて複雑なものになりますからね。


たとえば年長くらいで親が見ている場面なら、最初に友達をたたいた時点で

介入して、謝罪ですんだものが、そもそも子供同士遊んでいて

だれも介入しないわけですから

叩き返して、それが発展してなんてケースもありますよね。




子供には子供なりのとらえ方があるわけですから、

まずは子供の話をじっくり聞きながら、相手の話を突き合わせながら

事実を整理して、どう今後行動したらいいのか、

話し合いが必要なわけです。

殴り合いで決着をつけてもいいわけですが、子供にはかなり体力差、

体重差がありますし、フェアなんて概念は皆無ですから、力の強いものが

勝つといった世界でいいのかなんてこともふくめて

話し合うしかありません。


子供はこんな些細なことでとか、

自分だったらされても何とも思わないということでも

相手次第で、感じる気持ちは違うわけですからね。


子供を頭ごなしに怒ったところで、どうしようもないことです。

子供にはお菓子を食べたり、お風呂に入ったり、シャワーをあびたり、

気分転換してもらいながら、冷静に自分の行動を振り返ってもらって、

次につなげてもらうことが大事ですね。


子供が問題をおこすことにうんざりするんじゃなくて、一つ一つの問題を

ていねいに取り扱って、今後どう行動したらいいのか、

子供によく考えてもらうことが大切です。

親はつねにその場にいないんですから、

子供が自分でどう考えてどう判断するのか、

その部分に地道に働きかけていくことが大切です。

というか、そもそも子供どうしだけで、そういったトラブルが起こる状況に

十分置けているかがそもそも大事ですけどね。

今置いておかないと、先になってもっと大きな問題になるだけのことです。


子供を無菌室で育てても、出た瞬間に菌にやられて死んじゃうだけのことです。

一生、無菌室にはいられません。

遅くても、年長にはでていないと、本当にどうしようもないでしょうね。

もちろん親が意識的に、出さないとってことですけど。



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2020年3月27日金曜日

ゲーム、ネット依存の哀しいその後

どんぐりの話題から、解法や絵なんてどうでもいいことです。

どんぐり問題の「誰かの解法や絵」には、何の価値もありません。

自分の子供が、自分でどうやって、その問題に取り組んだかがすべてです。


純粋に問題のレベルでいえば、どんぐり問題には

そんなに難しい問題は含まれておらず

中学入試の並レベルなので、もちろん解法コピーで解くことも可能です。

ただ誰かの解法をコピーしてもどんぐりではなんの意味がありません、

と再三繰り返しています。


自分の子供が自分で試行錯誤して、答えまでたどり着くことが必要です。

親の助けは、「なし」でです


しょせん中学入試並レベルなので、そりゃ少しは目覚ましい回答もありえますが

ほとんど全部塾とかでは解法として確立していて、どれかのパターンに

当てはまってしまうものばかりです。


だから繰り返すように解法や絵、それ自体に価値があるというよりは

そこに至る子供の取り組み方にこそ、価値があるんですよ。

それを3年ほどかけて、しっかり基礎として身につけていきたいってことです。


さて全然違う話題の、本題へ。

もともと小さいころからゲームを与えられていて、家族との絆が希薄な場合、

思春期を通じて、反抗期で家族とは一層疎遠になり、

もともと家族との人間関係がうまく築けていないので、友達とかとの

人間関係もうまく築けず、いっそうゲーム、ネットへの傾倒がすすみ、

10代後半で立派な依存のできあがりです。


そこからすごいのが、親の対応です。



だれがどうみてもゲーム、ネット依存なのにそれを認めずに、

たとえばそんな親と議論しても始まらないので、ゲーム、ネット依存の医者の

書いた本を紹介したり、わたしたりすると、この本に書いてあることの一部は

間違っているときたものです。


そりゃあなたが間違ってると思うことも書かれているでしょうけど、

問題はそんなことじゃなくて、子供を一刻も早く医者の所に連れて行って

診断を受けたいと思わないんでしょうかね?


思わないんでしょうね。


そうしているあいだにも家族との絆を強くするような行動は

皆無なんですから、ゲーム、ネット依存は進んでいき、

取り返しのつかない事態となります。


80-50問題で、引きこもりは実は平和で穏当な解決法です。

親も子供が親の介護をしてくれていると思い込めばいいだけのことですし、

収入は年金でも生活保護でもいいでしょうから。


依存症の子供を抱えた親には、

そんな平和な解決法だけが訪れるわけじゃありません。

お金はすべて依存の対象につぎ込まれて、そこに終わりはありません。

依存の果てには、体か心の破滅がまっているだけで、最悪の結果は

他人を巻き込んだ殺傷沙汰ですし、サバイバーが奇跡的になります。


これもそれもあのとき、少しでも早く親が医者に連れて行きさえすればと

いうことですが、診断されるのがこわかったなんてばかばかしい理由で

子供の一生を棒にふった対応は決して許されません。

もちろん診断を受けた後も家族の闘いは長く長く続きますが。


親が必要な時にしっかり行動しなければ、子供が犠牲者になるだけのことです。



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2020年3月26日木曜日

叱ることと教えること、そしてトイレットペーパー、全国統一小学生テストなど

トイレットペーパー騒ぎも一段落したみたいですね。

普通に街中でティッシュもトイレットペーパーも

見かけるようになりました。最初の記事を2/29に書いたので

おおむね一か月くらいなんですね。

買占め騒ぎ、そして2/29


いい経験で、今後の備蓄量の参考になりました。

っていうかポケットティッシュも、ティシュペーパーの代わりに

使っていたら、ちょうど使い切ったところです。

また年月をかけて、地道にもらっていくようにします。


あと、全国統一小学生テスト、今年2020年は5/31(日)ですか、

申し込みが始まったみたいです。例年より一か月早い取り組みですね。

塾も青色吐息のようですね、まぁ行くかどうかはコロナの状況次第と

しても、申し込みくらいはしてあげてもいいですから。

近くの四谷大塚の校舎に問い合わせればいいと思います。


で、本題は、親が叱ること、教えることですね。

叱ることについて、むやみに怒っていれば

だんだん子供が慣れてきて、叱ることがエスカレーションして

体罰につながったり、なんてことに同意する親はたくさんいます。


同じ親が、子供に教え込むことの害には全く気付かないんですから

のんきなものです。

叱ることと、全く同じです。

むやみに教えていれば、だんだん子供が慣れてきて、

教えることがエスカレーションして、

子どもが考えているんじゃなくて、親がどう工夫して教えたら

未就学児に微分が理解できるだろうかなんてことになるんですよ。


叱ることも教えることも、

子どもをよく見て、最小限にしなければ、子どもは育ちません。

体罰を恐れているか、教えてくれるのを待って、口をあけているかの

どちらかです。子供は全く育っていません。


こんな風に書くと、じゃあ一切叱らないのか、教えないのかなんて

いいだす極端な親がいますが、そんなわけがありますか。

ただあなたが思ったりやったりしていることの

叱ることは1/100、教えることは1/1000くらいなんじゃないですかね?


肝心なことを肝心な時に、子供にしっかり伝わる方法で

万全の準備をしたうえで、叱ったり、教えたりするものです。

そして万全の準備にはつかわれないものがたくさんあるのが常です。


使われないことがわかっていても準備を怠らない、

準備したものでも使う機会がなければだまってすっかり捨てる、

子供にその準備がどう生きるかだけを見る、

それが親なんですよ。





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2020年3月25日水曜日

テストにそんなにトラウマがあるんですかね?


最初はオリンピックの話題から。

完全に止めた方がいいでしょうね、止める勇気が必要です。

少し延期したって、大規模イベントの危険性になんの違いもありませんから。

これは長期戦なんですよ。


子供が外で遊ぶ時間ははるかに増えたので、

ぜんぜんオリンピックなんかの助けで、夢がどうのこうのなんて

全くいりません。子供が外で友達と遊ぶことが何より大切で、

オリンピックなんて、そういう意味ではぜんぜんいらないものです。


そりゃもちろん選手にはかわいそうですが、社会的に全然違うレベルの話で

開催を強行しなければいけない理由はひとつもありません。

今、わざわざ世界中に病気を蔓延させる機会を作る必要はないし、

なによりオリンピックを中止にしなきゃいけないくらいの緊急事態であることを

強くアピールして、しっかり特に老人に注意喚起すべきです。

危機意識が一番希薄なのは、実は一番死にやすい老人だったりするんですから。


すぐに「オリンピック中止」を決定すべきです。

スポーツ選手には旬があるんですから、これ以上選手をふりまわすのは

やめましょう。ほかのイベントで、それぞれのスポーツにちゃんと注目

する方がずっと有意義です。

選手も長い目でみれば、オリンピック偏重からの脱却が図れます。


さて、本題へ。

テストの点数に一喜一憂したり、「負けられない戦い」だなんて

言ってみたり、テストってそんなものですかね?


テストにいい問題が出れば感心するし、

くだらない問題がでればうんざりするし、

暗記「だけ」を問う問題なら、作問者の能力を疑うし、

配点と難易度の調整にうならされることもあれば

全く何も考えずに機械的に配点しているな、とあきれることもあります。


ただそのテストには、作問者と回答する人たちだけが

問題に真剣に取り組む時間があるだけです。

はっきりいえば、よくできたパズルと同じです。

僕は問題にも作問者の名前を入れるべきだと思ったりしますけどね。

もちろん入試的にはいろいろ問題があることは分かりますが

その「作問をした人」が、今いる大学や高校や中学へ行きたいって

いう人は、一定層いるでしょうね。




「あぁこれはいい問題だ」と一目でわかりながら、残り時間を計算して

解いてあげたいけど、テストはすべてが時間内の点数で

情報集約されるものだから、終わった後にじっくり時間をかけて、

解いてあげるから心配しないでと思いながら、

別の問題にとりくむ脳の5%でその問題を考え続け、

テストの最後の3分で答えが見えた時の楽しさを知らないんですかね?

知らないんでしょうね。

そのときはわきあがる笑みを抑えきれずに、笑顔になりながら、

終わりの号令がかかる寸前に答えを書き込みます。


受験もふくめて、テストには結局いい思い出しかありません。

それは別に希望校に合格したからなんてことではなくて、

もちろんテストで力を発揮できた時もできなかったときもありますが、

そんなものじゃないですかね?

テストって、そんなにトラウマになるほどのものじゃありません。


くだらない問題を毎週ならそれはそれでうんざりするでしょうけど

いい問題を毎月くらいなら、むしろ楽しめるものです。

小学生でも年に二回くらいなら、楽しんでもらいたいものです。


もちろんそうできるような工夫が、親にはかなり必要です。

テストが嫌いになるとやっかいです、人間、嫌いなことが

上手くできることはまずないといっていいんですから。

テストの結果が悪いからって、親が怒るなんて論外です。

子供がその結果学ぶことは、カンニングしてでもいい点を

とればいいなんて、安易な解決法です。


低学年だからどうのこうのとか、高学年だからどうとか

中学生、高校生だからどうこうなんて話はありません。

体力や精神力がつくので、頻度に耐えられるってことは

あるかもしれませんが。


基本的に、テストは楽しんで受けるもので、

親が適切な頻度のテストを楽しめるように、

普段から子供を育てるんですよ。


だって自分の力がわかるって楽しくないですか?




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2020年3月24日火曜日

「禁止」に抵抗がある親の気持ちもよくわかります

まずは最初は、ひきつづき、子供であふれている公園話題から。

こんなに政府の一つの政策で、公園が子供のあふれる場所になるなんて

思いもよりませんでした。ただ残念なことにすでに上下の学年のきずなを

切っちゃったんで、個別のグループに固まって遊んだりして、

集団遊びができなくなっちゃったんですけどね。


もちろんおにごっこ、どろけい、かんけりなどは定番でやりますが、

どうしようもないときは、サッカーの一択です。

サッカーなら習っている子が大量にいて、なんとかできるからです。

それも大人数なら試合だし、少ない人数なら鳥かごの一択です。

鳥かごって言うのは、エリアを決めて、周りの囲む側と中の鳥に

分かれます、鳥のほうが若干少ない人数でいきましょう。

鳥がボールを奪えば、その奪った人が周りの人と交代します。

誰が奪って、だれが奪われて交代するのかは、もちろん子供たちの

自己申告と判定でお願いします。たいがいじゃんけんになったりしますが

きちんと自己申告できる子を誉めます。

とにかく子供たちは時間を忘れて、永遠と鳥かごの魅力にとりつかれます。


さて、本題へ。

どんぐりKは、傍から見れば

テレビ禁止

電子ゲーム禁止

読書も外で遊べる時間なら禁止

といった禁止づくめの生活なんでしょうが、別に本人にも

そんな意識はないでしょうね。


テレビも電子ゲームもずっと家にないだけだし、読書してても

外で遊んだほうがいいね、と言われるだけですから。




電子ゲームなんかは、本人がほしいなんて言い出すことは

十分あり得ることですから、そのときも頭ごなしにとやかくいったりせずに、

ボードゲームとかの代替案なんかもふくめて、十分話し合うだけですね。


別に自分のお小遣いで、ゲームセンターやバッティングセンターなどの

電子ゲームをやるのも止めたりはしません。別に一度や二度やったって、

なにがどうなるわけでもありませんよ。


親にはあまり小学生で電子ゲームを解禁するつもりはありませんが、

本人の主張に基づいて、制限付きで使える時期もやってくるのかもしれません。


テレビも電子ゲームもない生活が、とくに親にとってはひときわ快適なので

(だってその2つについてだけでも子供に毎日とやかく言う必要の

ない生活を想像してみてください)

なかなかその快適さを手放せないですが、子供のしっかりした主張には

耳を傾けて、自由を主張するレジスタンス派の子供と

秩序を重んじる帝国軍の親としては、十分に話し合っていきたいですね。


間違ってもデススターとかを使って、戦ったりしません、話し合います。


携帯電話についても、全く同じことです。





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2020年3月23日月曜日

もっと穏当な言葉で、正面からブログを書けば?

最初は公園の位置づけから。

今の公園は見たことがないくらい子供であふれていて、

活気があっていいですね。

ただ、公園が子供の遊ぶ場所なのかどうか決めるのは

その国に住んでいるみんなの意識です。


みんなが公園は子供が騒がしくしたり、いろんなボールを

つかって遊ぶべき場所では「なく」、

老人が静かに憩う場所であり、

子供向けのブランコや鉄棒、ジャングルジムでは「なく」、

足つぼを刺激するところや背中や背をのばす道具を置くところだと決めれば、

そういう場所になります。


公園がどんな場所か決めるのは、じつはほかでもない

僕たち、あなたたち一人ひとりです。

そりゃ公園での子供の騒がしい声がうるさいなんて声を

上げる人がたくさんいて、それをその他大多数が放置すれば

どちらの選択をしているかは自明のことです。



それでは本題を

他人を批判するような言動や自分が正しいなんて言動を

日常生活で一切取ることはありません。

そんなことは、別に言動として出しても

いい結果になることはないですからね。


ただこのブログでは、別です。


毎日の友達との外遊びだろうが、

子供が毎日家で親に嫌味、注意、指示まみれだろうが、

最初から気づいている人は自分で何とかしているので

穏当な言葉で正面からていねいに語っていても

必要な人には、一切何も届かないのが一番ありそうなことですから。




みんな人間で自分がかわいくて、自分だけは特別だと思っているので

「あなたはぜんぜん特別じゃありませんよ、子どもを毎日注意まみれ、

指示まみれ、嫌味まみれにしていませんか? 子供は参っています」

「子供は、習い事や塾漬けじゃなく、

毎日友達と外遊びするのが当たり前のことです」と

厳しいトーンで言い続けないと、だれも代弁者のいない

子供がかわいそうすぎます。


親はすべて子供のためを思って、なんて言い出すんですけど、

合理的でもないし、意味のないことだらけです。

無駄なことだらけで、子供にストレスをかけているだけです。


実際のどんぐりKの子育ての例をこんなに出しているのに、

毎日のんきに友達と外遊びなんかしてたら、

計算・漢字といった学習の基礎が固まらずに

落ちこぼれへの道を一直線だなんて

いまだに真顔で語る人がいるんですからね。


ブログではむしろ、実生活とは全く違う態度を楽しみながらやっているので

もちろんこの態度が原因で、うんざりすることもたくさんありますが、

プライバシーには最大限の配慮をしながら、あと少しはブログを続ける予定です。


もしほんの一人でも、この拡大春休みをきっかけにして

親が子供の様子が変わったことに気づいて、

今後も毎日友達と外遊びできる子が増えるなら、

本当にそれだけで、意味がありますからね。





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2020年3月22日日曜日

学芸会の主役、高騰するボードゲーム

最初はボードゲームの話題から。

余りに値段が高騰しすぎで、笑えるくらいです。

トイレットペーパーみたいなものなんですかね。


ドミニオン日本語版は、4000円くらいのものが、25,000円(3/16現在)

ドミニオン海辺は、これまた4000円くらいのものが、50,000円(3/16現在)


この勢いなら、一番おすすめなんですが、値段が高くなりすぎで

ここに書けなかったボードゲームのことさえ、かけます。

それはWingspanです。2019,2020と間違いなく、

家で一番ヘビーローテーションのゲームです。

とにかく鳥がかわいくて、餌の模型さえ別途購入したくらい。

家族だけでも、購入から30回くらいはやってますね。

これほど、家族全員がはまったボードゲームはありません。


一人一人の作業になってあまり他人の邪魔や協力の要素がなくて

(全くないわけではないですが)、いわば自分だけの世界を

作りやすいところに魅力がある気もします。

いいゲームがすべてそうであるように、本当に絶妙な

バランスの上に成り立っているボードゲームです。


これまた定価が8000円くらいのものを、手に入れたのは一万円、

今(3/16)現在は、40,000円ですから、あきれます。

価格は上下していますけどね、日本語版を買わないとできないので

ご注意を、英語版くらいだったらなんとかなるかもしれません。


一万円でさえ、一か八かの賭けだと思ったくらいですから。

こんな値段で買える人がいるわけないので、

紹介もずっとためらっていたわけです。

(もちろんこのコロナ騒ぎ以前から、構造的にレアで

人気のボードゲームの値段は高騰してましたけどね)





我が家はこれをやって、少し軽いスプレンダーを楽しむのがお約束の流れです。


さて、本題へ。

いつも書いているように、どんぐりKはいたって普通の子です。

別に勉強だって学校でもそうできるとは思われていないでしょうね。

実際もそれほどできるわけでもないでしょう。

カラーテストも100点続出タイプじゃないし、とにかく3年生男子ですから。

忘れ物、先生に怒られるなんてのは日常ですし、

ただ、それほど悪いことをしているようでもないようです。

あとは習い事で表彰なんてされたことも皆無だし、スポーツが得意なタイプでも

ないです。毎日を楽しく、友達と外遊びしているだけです。


ただ、学芸会の劇では、主役をはっていました。

なんでも、オーディションを勝ち抜いたとか。

親もはりきって舞台を見に行って、全く違うことに

いいなぁと胸をうたれました。


主役の出来自体はなんていうか、別に悪くなかったです。声も通るし

セリフもはっきりしているし、舞台での動きも大きくてなかなかいいんですが

いかんせん、子供っぽいどんぐりKの雰囲気とまったく劇の雰囲気が

合っていないので、なんていうかコメディになっちゃってるんですよ。

これはどんぐりKのせいではないですが、先生も少しは配役を考えなくちゃ

いけません。


いいなぁと思ったことは、小学校の劇ですから、いろんな子が出ていて

その中には発達障害で他害があって、

いろいろ問題があった子も出ているわけです。

公開授業で何度も目撃しましたが、部屋を立ち歩く、他人に暴力をふるう、

意味不明な言動、授業中でもなんでもかまわずにいつでも楽器演奏など、

およそ普通学級に入れていいレベルだとは、到底思えません。

いや、もちろん一緒に学ぶほかの子供の親の目線からですが。


このブログでは、そういったことを詳しく書きたいとは思いませんが、

どんぐりKも、いろいろ他害の被害をうけたりもしています。



そういった子は、この劇の中でも緊張もあるんでしょうが、

セリフをまんぞくに言えません。何かを大きな声で

しゃべろうとはしているんですが、緊張もあるのか

まったく意味が分からない発声です。

結構長いセリフを何回も割り振った先生にも

問題があると思いますが、舞台に先生は助けにでれませんからね。


そのとき、主役で動きが比較的自由などんぐりKが機転をきかせて、

次のその子のセリフの前に、その子の後ろにそっと移動して、

後ろからセリフを全部教えてあげているシーンに胸をうたれました。


どういう子にそだてたいというところで、

言葉ではいろいろ語れるものはありますが

子どもが実際にその場で見せてくれる行動に勝るものはありません。

あとから聞いたら、練習ではそれほどではなかったんだけどね、

本番が、なんてことでした。


誰かが困っているときに、さっと機転をきかせて

手伝える子に育ってくれて、

まぁ余計なお世話とか、でしゃばり、目立ちたいだけ、

優等生ぶっちゃって、点数稼ぎなんて

陰口をたたく「こころない人」もいるんでしょうけど、

そんな外野の声はすべて全く放っておいて、

なによりどんぐりKの親としてそのシーンをみることができて、

本当に幸せだったことを書いておきます。


賞状や合格証なんかに、全く意味なんてありませんよ。



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2020年3月21日土曜日

糸山先生のコピーなんて言われていますが

最初は、子供がどういうものかわかっていない親向けの話からです。

子供は、一回言ったくらいじゃ何の話も理解できません。

子供ですから。

まぁそうですね、一万回くらい言ったら少しは

意識するかなってくらいのものです。本当です。

というか、一万回くらい親から子供へ繰り返して伝える必要のあることを

子供に伝えます。


丁寧に、ゆっくり、じっくり物事に取り組むこと、なんかですかね。

あとは言葉にださずに、そっと手を添えたりするのもいいと思います。

そしてなんといっても、親の背中を見せることが大事です。


親の言ったどうでもいいような明らかに一万回繰り返す必要は

これっぽっちもないことを、子供に紙に書かせて復習させて徹底するなんて

虐待以外のなにものでもないですし、そんなとき、

そもそも子供の心に届くのは、親の不合理な対応だけです。

不合理を積み重ねると、反抗期がたいへんなことになりますよ。


さて、本題の糸山先生の話へ。

おおむねのところで、糸山先生とは考えが一致している部分もあるので、

というかもっと正確に言うと、僕の育ってきた環境が、どんぐりと

偶然なんでしょうけど、ほぼ一致していたってことですけど。

一部ではこのブログは糸山先生のコピー、

それも劣化コピーなんて言われていますが、

明確に意見が違うところももちろんあります。


人間が、何から何まで意見が一致するなんてことはありえないんですから

当たり前なんですが、そんなこともわからない方がいらっしゃるんです。

どんぐりのことを説明するのに、

まずは糸山先生の例を説明するのは当たり前のことです。

特に掲示板やSNSでは相手のバックグラウンドもなにもないんですから、

そういった対応しかとりようがないんですよ。

メール相談では、結構個別の対応、どんぐりKの例を交えることの方が

多いと思います。



糸山先生と明確に考えが違うところは、実はけっこうあります。

昔から何回も書いていると思いますが、

●「超現実的に考える」→サクッと楽しそうな学校を探し出して、母子だけで3年間の留学引っ越しする。離島や、田舎の過疎地で複式学級などならベスト。3年間あれば<どんぐり問題>を700題制覇可能。雪が好きな子なら北海道。海が好きな子なら西表島。なんて選択もいい。
*お父さんの単身赴任の子供版である。3年間なんて「アッという間」です。ですが、非参加教育環境の下にいるとその3年間は地獄の三年間になります。地獄から天国への瞬間移動は、実は「カンタン」なのです。今時は、受け入れる側が、斡旋サービスなどをしているところもあるくらいです。
*どんぐり倶楽部の解決策は常に超現実的です。多少の勇気は必要とされますが、必ず出来ることしか提案しません。
のあたりなんかは顕著ですかね。


そもそも、もっと夫婦、家族でよく話し合うべき問題だとおもいますし、

もし本当に必要なら、家族で移住すればいいんじゃないですかね。

仕事は見つかりますよ。


そして解決策の一つとして、これはこれで全然かまわないと思いますが、

逆のパターンも超現実的だと思います。


「サクッと楽しそうな学校を探し出して、父子だけで3年間の留学引っ越しする」


お母さんが働けばいいんですよ、なにか問題でもあるんですかね。

小学校高学年にもなれば、お父さんと子供で3年間の留学も何の問題もありません。


それぞれの家庭でお父さんとお母さんと子供がよく話し合ったうえで

納得すればいいことです。お父さんに提案するなら、もちろん

お母さんは立場を変えた逆提案を認めることが前提です。


できないなんて言ってないで、やってみればいいだけのことです。

子供との関係の過去の経緯から、けっこうそのほうがずっといい

なんてことがありそうです。


といった具合で、具体的な話になってこれば来るほど、

糸山先生との違いは鮮明になってくるでしょうけど、

別にそれは、なんら不思議なことでも

不都合なことでなくて、しごく当たり前のことです。


糸山先生のコピーなんてなる必要もないし、

糸山先生もコピーが欲しいなんて思ってもないでしょうし

すべてがばかばかしい話なんですよ。


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2020年3月20日金曜日

先生


最初は失敗したどんぐりの取り組みでありがちなものを。

取り組んで半年もたたずにすぐに止めたなんてのは、

どんぐりに取り組んだことにもならないのでほっておきます。


次にありがちなのは「どんぐり」という名前でどんぐりに

なっていない取り組みですね。子供に強制した挙句に

ぜんぜん自発的、自立的な取り組みにならず、

そもそも日常生活での子供との会話量も少なすぎて、

子供の読解力に問題があることを把握しながら放置して、

その挙句に小学校を卒業してしまって、学習の良い習慣も

何も身につかずに、反抗期を迎えてしまうパターンです。


どんぐりの宿題をやらないとか、テレビをみないとか

外遊びをたくさんする「だけ」をやったって、

おばかな中学生のできあがり以外の結果は、見込めません。

それはどんぐりではなくて、あなたが勝手に誤解したどんぐりらしき

ものです。最低でも子供と絵を描いて、その絵を味わうことを

3年くらいは繰り返していかないと、何も始まりません。


そして本題の、もう一つの学習場所の学校の話をしましょう。

先生っていうのは、おせっかいなものです。

もちろんおせっかいにもいい面はあるんですよ、ただその裏面の

おせっかいの悪い面についても十分理解しているのが、親の役目です。


学校でも塾でも家でも先生がいて、それに従っていればいいやということに

なれば、生徒は従っているだけです。

先生が授業をして、生徒は聞いて、それでおしまい。

本当におしまいなんですから。



子どもは、いつ考えているんですか、

いつ自分でどうしたらいいのか判断してるんですか

いつ間違った判断の結果を自分で受け止めているんですか?

学習がおせっかいな人によって他律的にすすんでいってしまうと

自分で学んでいく、自分で工夫していく、自分で覚悟して答えまでの

細い道のりを歩き切るといったところはどうしても弱くなります。

当たり前のことですね。


基本的に自分で歩き切る力がある子供が、本当に困った場所で少しガイドを

つければ、それはそれで目覚ましい効果があるでしょう。

それでさえ、その先を自分でやっていくことを考えたら、自分で工夫して

切り抜けたほうがいいに決まっています。


将来子供にどうなってほしくて、今がどういうステージにいて

なにをやっているのか、子供の人生をトータルに見ているのは

親しかいないんですから、親が見るべきことであるのは明確です。

学校の先生にできることは、その一年、子供をほんの少しみるだけのことです。

先生のほとんどは、学習についても何も理解できていません。



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2020年3月19日木曜日

学習、勉強がどういうものかのイメージ

最初は、親が子供をみているということについて。

どんぐりでは子供をよく見ていれば大丈夫なんて

言ったりしますが、口ではその通りです。

ただ口でいくらそう言ってたって、何の意味もありません。

子供をよくみて、それに必要な対応を必要なタイミングで

すること、あるいはむしろしないことを

毎日どれだけ細かいポイントまで、感受性をフルに発揮して

子供の自主性を全く阻害しない形でできるのか、

マニュアルやノウハウはありえない、

親の人生観が毎日根本から問われているってことを

親がわかっていなければいけません。

まぁわかってないんでしょうね。

お気楽に「自分の子供をよく見ること」なんて言っているだけなんですよ。

いうだけならだれでもできますし、別に言ったって何の意味もありません。


本題に入りましょう。

これまた保護者によって違うものなのかもしれませんが、

学習、勉強が最終的にどういうものかのイメージが結構違っていて

びっくりすることがあります。


学習、勉強には、個人が自分で決めて、

自分でやっていくイメージがあるんですよね。

だからもちろん塾とかは使えばいいし、

全く道に迷ったら家庭教師とかのアドバイスを

受けるのもありだとは思いますが、

基本は個人が一人で道を歩いていくイメージですね。




別に小学校の学習内容がどうのなんてまったく思いません。

学習、勉強の道を歩き始める前の、

森をいろいろ遊んでいるような段階だと思います。

そのときに親ががっちり並走して

森をいろいろ遊びながら歩くなんてことは

あまりイメージできません。

親は命の危険がないように見守るくらいで、子供が自分で

どういうふうにペース配分して、どの道を進めばいいかを判断しながら

森であそんでいるようなイメージです。


そして中学校くらいからの実際に歩き始めるときは、

基本的に一人で歩いていきます。

どこで休もうがどれくらい進もうが

本人が決めることで親はとやかくいいません。

あえて言えば、ゴールイメージだけは共有しますかね。


その中学生からの姿を意識して、小学生のときに

どのように勉強を始めるかを考えます。

だから親が常に横についていて教えるとか、

塾に言われるままに学習する

なんてことは思いもよりません。

未来永劫、塾がガイドしてくれるとは思いませんし、望みません。


子供が中学校以降で、自分の足でどう進んで行けるかを考えて、

小学生の時の環境をつくることこそが、親の役目だと思っています。




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2020年3月18日水曜日

ブログの記事の分量が示すこと


ブログはとくにあまり意識したりせずに、

日々のことを書いています。


どんぐりKの日常生活をより反映するようなら、

もっと友達との外遊びの内容の分量が増えるでしょうね。

どんぐりKの自主性が一番発揮されているのは

その場面でしょうから。だいいち、日が長くなって、拡大春休みもあって

プレーパークからいつまでたっても帰ってこないのが、

それを証明しています。

泥で真っ黒な顔で満足げにただいまーとお風呂に駆け込む姿は、

「昭和の子か」と突っ込みを入れたくなるくらいのものです。


子供が自分の意思で、自分で決めて、自分で考えて動いているのは

日常生活のどの場面なのか、親は意識した方がいいと思います。


学校や習い事では、先生の言う通りに動いているだけですし、

家庭では親の言う通り動いているのが、事実なんですからね。



どんぐり問題を目の前にして、自分が思った通り

絵を描いてやってごらんと言ったところで、

そもそもが日常生活で自分が思った通りに行動する経験が

まれなんですから、できないなんていうのはありがちなことです。


そしてどんぐり問題でも子供は黙って待っていれば、

親が指示してくれたりするわけですから。

指示、命令をを待つ姿勢が身についてしまっているんですよ。


親が口出しをしすぎて、子供の自主性を奪ってしまうことの弊害は

本当に大きいです。

子供はいつでも指示を、口を開けて待っているだけです。

学校でも習い事でも塾でもいつも指示待ちで、自分で考えて何かをすること

がないんですから無理もありません。


子供が自分で動き出すのを気長に待ってみましょう。

せかしたって、しょうがないんですよ。子供が自分で動き出す気にならなきゃ

子供は動かないんですから。あなただって他人にとやかく言われたって

動く気にならないでしょう。

だから友達と楽しく外遊びして、動けるエネルギーとそのやり方を

子供にフルチャージするしかないわけです。






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2020年3月17日火曜日

一番身近で親が子供の学習を見ている時間


さて、拡大春休みでぜんぜん勉強していない子供たちの話です。

というか、別に学校に行っててもぜんぜん勉強はしていなんですけどね。

ちこちゃんがかなり必要な状態で、ぼーっとしているだけですから。

別に学校があろうが、なかろうが、本人には勉強ってことが

どういうことなのか、そもそも全く分かっていないんですよ。

親もわかっていなかったりしてね。学校で授業を聞いていれば

勉強しているなんて、こんなめでたい話はありません。

それだったら全員優等生ですから。

どんぐりのように本当の勉強とはなんなのかつきつめて

あらかじめ考えておけば、こういった拡大春休みで

子供ととっくみあってあたふたする必要がないんですよ。


さて本題へと移りましょう。

親は、どれだけ個々の子供の国語と算数の力をみているでしょう。


どんぐりは基本的に週に二問、一問には子供本人が納得する十分な時間を

かけます。親も横で、高学年の自分の問題に取り組みます。

親は自分の問題を解きつつ、子供の絵を見守ります。口はだしません。


5歳から延々とこれを続けていけば、確実に子供の国語、算数の力は

親によくわかります。子供が何をわかっていて、何をわかっていないのか

個々の子供ごとに毎週2時間は見ているわけですから、わからないことは

ありません。


そういった意味で兄弟でどんぐりに取り組んでいるような場合、

兄弟で一緒にとりくめるケースもあるんでしょうけど、

なるべく子供ごとにどんぐりの時間をとってあげたいものですね。



足し算だろうが、引き算だろうが、掛け算だろうが、割り算だろうが

計算ができない、なんてことはたいしたことじゃありません。


そもそも問題で提示されている概念を理解できているか、

自分なりの答えへの道のりを模索して、切り開いていく力があるのか

なにがわからないかも大事ですが、わからないことがあったとき

子供がどうふるまうのかとか、親としてみるべき個所ははてしなく

たくさんあります。


親が余計な口出しを子供が自分で工夫する前からして、

子供の大事な時間を邪魔している場合じゃないんですよ。


そもそもが子供が自分の力でしっかり考えているのをどれだけ

親が身近にいて、口を出さずに見守れるかが子育てなんですから。

親は意識して、どれだけそういった時間を過ごせているんでしょうね。

親が子供のことをろくにみてもいない、あるいは見ていると思っている

なんてことが大半の子育てのような気がしてなりません。


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2020年3月16日月曜日

どれだけ電卓でできない問題を解いているか


算数の問題は電卓で解けばいいなんて考えている

小学生がいるとしたら、完全に教育を間違えた証拠

みたいなものです。

親もそう思ってたりして、目も当てられません。



電卓でとけるような問題しか解いていないから、

そんな考え方になってしまうんですよ。

電卓で解けないような問題こそ、取り組むべきです。

はっきりいえば、電卓で解けない部分をきちんと解ければ、計算は電卓で

やったところで何の支障もありません。

電卓持ち込み可になってはじめて学問がはじまるみたいなことですから。

最初から、学問をしたほうがいいに決まっています。





子供を電卓に育ててもしょうがないですし、

子供が算数は電卓でできるようなものだと

思い込んでしまうとなおさら悲劇です。


小さいころから、計算ドリルなんかじゃなく、

電卓では答えが出ない問題に

しっかりねばりづよく取り組んでもらうことが大切です。

子供を電卓にそだてたって、しょうがないんですよ。


公文やそろばんは端的にいえば、子供を電卓に育てようとしてるって

ことにほかなりません。

だって計算は基礎だし、それしか選択肢がないんだから、ですって?


そうじゃない育て方が、ここにあります。



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