子供は、一回言ったくらいじゃ何の話も理解できません。
子供ですから。
まぁそうですね、一万回くらい言ったら少しは
意識するかなってくらいのものです。本当です。
というか、一万回くらい親から子供へ繰り返して伝える必要のあることを
子供に伝えます。
丁寧に、ゆっくり、じっくり物事に取り組むこと、なんかですかね。
あとは言葉にださずに、そっと手を添えたりするのもいいと思います。
そしてなんといっても、親の背中を見せることが大事です。
親の言ったどうでもいいような明らかに一万回繰り返す必要は
これっぽっちもないことを、子供に紙に書かせて復習させて徹底するなんて
虐待以外のなにものでもないですし、そんなとき、
そもそも子供の心に届くのは、親の不合理な対応だけです。
不合理を積み重ねると、反抗期がたいへんなことになりますよ。
さて、本題の糸山先生の話へ。
おおむねのところで、糸山先生とは考えが一致している部分もあるので、
というかもっと正確に言うと、僕の育ってきた環境が、どんぐりと
偶然なんでしょうけど、ほぼ一致していたってことですけど。
一部ではこのブログは糸山先生のコピー、
それも劣化コピーなんて言われていますが、
明確に意見が違うところももちろんあります。
人間が、何から何まで意見が一致するなんてことはありえないんですから
当たり前なんですが、そんなこともわからない方がいらっしゃるんです。
どんぐりのことを説明するのに、
まずは糸山先生の例を説明するのは当たり前のことです。
特に掲示板やSNSでは相手のバックグラウンドもなにもないんですから、
そういった対応しかとりようがないんですよ。
メール相談では、結構個別の対応、どんぐりKの例を交えることの方が
多いと思います。
糸山先生と明確に考えが違うところは、実はけっこうあります。
昔から何回も書いていると思いますが、
●「超現実的に考える」→サクッと楽しそうな学校を探し出して、母子だけで3年間の留学引っ越しする。離島や、田舎の過疎地で複式学級などならベスト。3年間あれば<どんぐり問題>を700題制覇可能。雪が好きな子なら北海道。海が好きな子なら西表島。なんて選択もいい。のあたりなんかは顕著ですかね。
*お父さんの単身赴任の子供版である。3年間なんて「アッという間」です。ですが、非参加教育環境の下にいるとその3年間は地獄の三年間になります。地獄から天国への瞬間移動は、実は「カンタン」なのです。今時は、受け入れる側が、斡旋サービスなどをしているところもあるくらいです。
*どんぐり倶楽部の解決策は常に超現実的です。多少の勇気は必要とされますが、必ず出来ることしか提案しません。
そもそも、もっと夫婦、家族でよく話し合うべき問題だとおもいますし、
もし本当に必要なら、家族で移住すればいいんじゃないですかね。
仕事は見つかりますよ。
そして解決策の一つとして、これはこれで全然かまわないと思いますが、
逆のパターンも超現実的だと思います。
「サクッと楽しそうな学校を探し出して、父子だけで3年間の留学引っ越しする」
お母さんが働けばいいんですよ、なにか問題でもあるんですかね。
小学校高学年にもなれば、お父さんと子供で3年間の留学も何の問題もありません。
それぞれの家庭でお父さんとお母さんと子供がよく話し合ったうえで
納得すればいいことです。お父さんに提案するなら、もちろん
お母さんは立場を変えた逆提案を認めることが前提です。
できないなんて言ってないで、やってみればいいだけのことです。
子供との関係の過去の経緯から、けっこうそのほうがずっといい
なんてことがありそうです。
といった具合で、具体的な話になってこれば来るほど、
糸山先生との違いは鮮明になってくるでしょうけど、
別にそれは、なんら不思議なことでも
不都合なことでなくて、しごく当たり前のことです。
糸山先生のコピーなんてなる必要もないし、
糸山先生もコピーが欲しいなんて思ってもないでしょうし
すべてがばかばかしい話なんですよ。
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