子供にスマホやタブレットやパソコンを与えたり、家族で共用して
得意げにパスワードをかけたり、顔認証なんかをしているから
違法なサイトへのアクセスや課金の問題なんかは大丈夫なんて
思っている親は大きな勘違いをしています。
そんな簡単なセキュリティは一緒に暮らしている子供にとっては
お茶の子さいさいなんですよ。
顔認証なんて、写真で簡単に抜けられるんですからセキュリティと言えるような
ものじゃありません。基本的にいっしょに暮しているような相手に通用する
短いパスワードなんてものも、ありませんよ。
長いものだって、子供の熱心さで見てれば筒抜けです。
毎日パスワードを変えたって、無駄なくらいです。
認証だけで防ぐことは不可能なので、ログインの度に通知を受けるようにするとか
子供の操作ログを全て取っておいて、後から定期的にチェックするなんてことは
基本的にやらないと枕を高くしては寝れません。
もし子供にタブレットやパソコンを一人で使わせているならですが。
ただ子供たち同士のコミュニケーション力と技術力を舐めちゃいけないので、
とにかく基本的なセキュリティは、ほとんど無意味と思った方がいいです。
ログだって消すくらいの腕前はすぐに身につけます。
だから少なくとも小学生の子供によけいなネットへのアクセス端末を
完全に与えることはありません。
それは、最低限の電話ができる端末だけで十分です。
あっという間に課金が月に何十万になることは十分にありえますし、
そんな可能性がある端末を「子供に与えている」のはそもそも親なんですからね。
与えたらそんな責任が親が発生するんですから、よくよく考えて
早くても中学生くらいからにしたいものです。
あなたがいくら端末のセキュリティ設定を熱心にやったって、
それを破ることを子供は生きがいにするんですから、決してかないません。
熱心なほうが勝利をおさめるのは、自明なことです。
いたちごっこになるような場所をそもそも作らないのが賢明な親です。
よろしければ、更新の励みになるのでランキングをクリックください。

0 件のコメント:
コメントを投稿