どんぐりKは、おこづかいはパパさん銀行方式です。
この方式の利点は、残高を管理するのはパパさんなので、
子どもは一切、いわゆるお小遣い帳をつける必要がないことです。
そんなものを子供につけさせたってまともなものができるわけが
なくて、結局つけないってことがありがちです。
親が銀行なんですから、引き出した金額と残高を管理します。
そのついでに引き出した金額の横に用途を書いておけば
立派なお小遣い帳のできあがり、というわけです。
小学校一年生からこの方式でやっているので、すでに三年分の
お小遣い帳がありますが、内容をみているとなかなか楽しめます。
コロコロコミックは定番の買い物ですが、
それ以外はプレゼントなんかが用途としては多いですね。
いずれにせよ、お小遣い額は残高に比例するわけですから、
どれくらい持っているから、どれくらい使おうかという意識が
きちんと働いていることがよくわかります。
最近は少したまってリッチになったからなのか、
キッザニアの年会費の半額を負担するくらいですからね。
ただその負担も月末だったんですが、月初に先送りできない?
と交渉するシビアぶりです(月末残高でおこづかいが決まるので
月末残高をキープしたいわけですね)。
お金をどう貯めるか、どう使うかは家庭で教える重要なことの
一つです。
いくら勉強ができたからって、衝動的に持っている金額を
すべて使い切るような金銭感覚なら、将来待っているのは
悲惨な未来であることは間違いないですからね。
大人になったらお金の貯め方、使い方は自然に覚えるようなものじゃ
ありません。家庭での十何年を通じて、子供が学んでいくものの一つです。
お金の教育でまず一番大事なのは、どう使うかであり、もちろん手持ちの
お金だけでほしいものに使えるとは限らないので、どう貯めるかといった
ところからはじまります。それは、残念ながら本や外部セミナーでは
学べるようなことではなくて、家庭での実践を通してしか学べません。
この先もどうふやすか、なんて話もあるので、なかなか楽しみです。
はっきりいえば、親の行動ひとつひとつが、子供の金銭感覚のお手本
ですけどね。お金についても、子供のうちに自分でいろいろ成功体験や
とくに失敗体験を積み重ねていける環境を意識的につくりたいですね。
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