大量学習の悪い点はいろいろあげられますが、
低学年でもっともつけたくない習慣は、
正しい答えの一つまでを考え抜かない習慣ですね。
たくさんやるので、雑になって、一問、一問の
正しい答えまで考え抜くことをしません。
自分の答えに確信をもってないんですね。
持つ覚悟もないといってもいいかもしれません。
ひどいケースになると、こたえはこれかな、これかな、なんて
遊びでなぞなぞを解いてるんじゃないんですから。
そりゃいつかは正解はでるでしょうが、
やっていることは射的のようなもので
思考回路の作成になるわけがありません。
自分が考え抜いて正解だと思う答えを一つ書く、
それが答えだということを
本人が確かめ算でもなんでもして、
確信していることが大事ですね。
これは横で親がどんぐり問題を解く上で、
複数ルートの解法で正解を確信している様子を
見せるのもいいかもしれません。
いずれにせよ不正解なら、即、わからん帳ですね。
頭の中で問題を寝かせるのも大事ですし、
だいたいがこの答えが間違っているなら、何が正解か
まったくわからないくらいに、正解を確信した答えを出せてないのが
問題なんですから。
わからん帳に入った問題は、夏休みに
より慎重に前回間違えた経験をふまえながら
じっくり考えて、二度と間違えないように
丁寧に、自分で後悔しないように解く。
どんぐりKはこの夏休みに、どんぐり問題じゃないものもふくめて
5,6問をわからん帳から解いていますが、まだ一問も間違えていません。
もちろん、わからん帳からも本人が選んでいるので、
難しい問題の中から、解けそうなものから解いていることもあるでしょうが、
一つの正解まで、本人が自信をもって、きちんと毎回たどり着いているのは
いい傾向だなと思います。
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