コロナで自宅での家庭学習が進んでいますが、
何の考えもなしに、子供がやりやすいようにやっていると
とんでもない結果が待ち構えています。
子供が簡単なことしかやりたがらないから、簡単なことをやらせる。
時間を測ると子供の「やる気」がますので、時間を測ってやらせる。
大量にやらせれば定着するので、大量にやらせる。
こうして、プリントやドリル学習を大量、高速、反復してやらせるわけですね。
コロナのときに親が手を抜くには最適ですし、
通信教育やオンラインでも子供にやらせやすいですしね。
その結果は明らかです。
複雑なことは、やりません。
時間がかかることも、やりません。
大量にやらないと、定着しません。
理解せずに、作業します。
そんな学習習慣を本当に子供につけたいんでしょうか?
むしろまったく逆で、
複雑なことができれば、簡単なこともできるし、
時間がかかることができれば、時間がかからないこともできるし、
大量にやるのではなくて、少量で定着すること
作業ではなく理解が必要なんだと思います。
だからこそ、それを加味して5歳から
そういった学習習慣を意識的に形成していかないと、
難しい問題を前にして、わからない、できない、やりたくない、
一つの問題を30分考えるなんてとんでもない、
何も考えずに繰り返すことだけは、得意技といった子供が育つんですよ。
目の前の子供の学習習慣は、小さいころから今まで
長い間につちかわれてきたものですから、根が深い問題です。
5歳から正しくどんぐりをはじめれば、
そんなこととはまったく無縁でいられるんですけどね。
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