カルカソンヌ(7歳以上推奨)もカタン(8歳以上推奨)も、6,7歳児で
プレーになにひとつ支障はありませんが、
ドミニオン(14歳以上推奨)も、7歳児でも何一つ支障はありません。
どんぐりKが支障がない理由は、主には2つあります。
ひとつは、とくにデュエマなどのカードゲームに慣れていれば、カードの効果を
意識するのは、お手の物ってことがありますね。
むしろカードの効果はこちらの方が単純なくらいです。
もう一つは類推で漢字の意味を取るんですね。カードの名前の漢字には
難しいものもあって、よく聞いてきますが、効果の中で使っている漢字はほとんど
聞いてくることはありません。
14歳の対象年齢は、たぶん漢字をもとに決めているだけなので、
そうだとすると、もったいないですね。
それはそれとして、7歳へのドミニオンの導入について、
簡単にふれておきましょう。
時間も慣れてくると1ゲーム30分ですが、最初の内は1時間近く見ておいた方が
いいかもしれません。
①まず子供向けへのカードゲームでは、スリーブがあると安心です。
飲み物を飲んだり、お菓子を食べたり、カードの扱いも荒めですから、
カードゲームならスリーブがつくと安心ですね。
子供も喜んで、一枚ずつスリーブにいれてくれます。
②最初の組み合わせは、推奨のもので
アクションカードの組み合わせで、ゲームはがらりと様相を変えます。
推奨のいくつかの組み合わせで、ひとつずつ確認しながらプレーを
進めていくのがいいでしょう。一人ずつプレーが進んで行くので、
親も子供のプレーをちゃんと見守って進められます。
デッキと捨て札の位置をきちんと決めてあげると、やりやすいですね。
③親はすぐに戦略をしぼったりせずに、さりげないプレーで
基本的には余計なカードを増やさず、最小限のアクションカードと
とにかくお金と勝利点カードを増やしていこう、なんてことは
すぐに思いつくことですが、それを最初から徹底しなくても
いいんじゃないでしょうか?
④母親も加わったり、プレーの幅が広がるといい
2人だとどうしても対決色がつよくなりますが、3人だとカードも増えますし
プレーが長くなって楽しめるかもしれません。
⑤3つくらいのカードの組み合わせで何試合もやってみて
強い組み合わせに子供が自分で気づけるか、どう勝ちパターンを
作るかを楽しむゲームですからね。
最初のコンボ(連続でカードをプレーすること)
を生み出せれば、どんどんプレーの幅が広がっていきます。
親もお酒でも飲みながら、のんびりプレーしましょう。
組み合わせを楽しく探すゲームでもあるので、意外な組み合わせが
うまく実現できて、プレーできた時の楽しさもありますね。
シンプルながら、よくできたゲームデザインだと思います。
デュエマのように強いカードを買い足す地獄におちいらずに、
また細かい効果の文字にうんざりしたりもせずに
楽しくカードゲームのエッセンスを味わえます。
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