今年の小学三年生の全国統一小学生テストの平均点は、
国語も算数も半分を下回っているみたいですね。
前回2年生の11月は国語なんかは7割以上が平均点でしたから、問題難易度が
ジェットコースター風になっていますね。
6割が平均点になるように、問題を作っているんじゃないんですかね。
親はべつに平均点にはなんの興味もありませんが、予告するなら予告した通り
問題や配点をつくってほしいものだと思います。
それはそれとして、親が一番見なきゃいけないのは、自分の子供への対応です。
年長くらいからは、親は子供への態度を変化させる必要があります。
とくにどんぐり問題をといているときなどは顕著ですけど、
親が子供のことをよかれと思ってしているアドバイスのほとんどは、
子供の立場からしてみれば、どうかってことです。
親は子供に失敗させたくなくて、子供に100点をとってほしくて
子供のためを思って、いろいろ言うわけですが、
言っていることはほとんどが勘違いなわけです。
子供は自分で失敗しないと学べないですし、
100点をとれるようなテストで100点をとることに意味はないですし、
子供が必要な時に最低限のアドバイスをする方がずっといいです。
そして親と塾や学校の先生や他人はもちろん立場が違います。
親は子供を長い間じっと見守るわけですから、
親がほとんど口を出していないつもりでも、親の影響は大きくなることは
必須です。塾や学校の先生は、ほんの少し子供にかかわるだけですから、
その少ないかかわりで、伝わることがあれば最大限伝えたがるわけですね。
命の危険でもないことなら、まず子供に十分試行錯誤してもらいましょう。
子供が十分に試行錯誤し尽くした後にだって、アドバイスはできるわけですから。
どんぐり問題を解くときに命の危険なんてありえないわけですから、
親はとくにその一言一言に留意するべきです。
大事なのは、先回りしたり、さっさとアドバイスをしたりすることではなくて、
子供の試行錯誤を十分に暖かい目で見守ることです。
子供の大事な試行錯誤を、親の余計な口出しで台無しにすることはやめましょう。
ほんの小さななにげない親の一言が子供の勇気をくじいて、
こんなことをしても意味ないんだ、無駄なんだ、なんてことになりがちですからね。
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