計算病とでも呼びますか、とにかく計算問題をみると計算を
はじめてしまう病気です。工夫と計算の比重が1:9くらいなんですかね。
比率が逆です。ある程度の問題になれば、計算問題なんてないんですよ。
どう工夫して計算するかが大事に決まっています。
そしてもっと致命傷なのが、計算パワーでひたすらひっ算をして計算して、
整数のきれいな答えがでたあとにも、これが工夫して計算できるものだって
ことに気づかないことです。
整数のきれいな答えがでたんですから、割れることは明らかですし、
なんらかの工夫ができたことは、逆算すれば明らかすぎるほど明らかです。
ひたすらパワーで計算して、コンピュータをめざすのもいいですが、
そんな生徒がほしい学校は、合格者がそろばん教室の卒業生ばかりに
なることはあきらかでしょうね。
計算、一問、一問においてもどう工夫するかが大事に決まっています。
計算ドリルのダメなところは、いろいろありますが、
あまりに計算の工夫を引き出す計算が少なすぎるところにあるでしょうね。
そういった計算ばかりを大量にやりすぎているので、
計算に工夫ができること自体がわからないわけです。
計算は工夫してできるものです。
答が出た後にも、それに気づかないようなかわいそうな教育をしてしまったら
取り返しがつきません。
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