まとめ

読み聞かせは2歳頃から楽しく毎晩継続 → 小2まで継続遊んでいるおもちゃはこちら
〔年中〕自由保育の幼稚園、プレーパークデビュー、キャンプ、スキーなど、外遊びたくさん
〔年長〕秋からどんぐり開始、環境設定(毎日外遊び、テレビ・読書・宿題制限、ゲーム厳禁、小言命令強制なし)
〔小1〕公立小学校、どんぐり本の読み聞かせ継続中、2017.6全小統2科目偏差値65  11月全小統2科目偏差値70オーバー
〔小2〕遊んでいるおもちゃどんぐり本の読み聞かせ継続中、読書、トップクラス国語3年生 2018.6全小統偏差値60 11全小統偏差値65
〔小3〕どんぐり、トップクラス国語4年生 2019.6全小統偏差値60 11全小統偏差値60
〔小4〕どんぐり、はじめまして数学 コロナでテストを受けてません
〔小5〕どんぐり、はじめまして物理

●小学生では絶対にやらない学習方法
 ・大量、反復、高速、徹底の学習(計算、漢字の書き取り、音読)← 感味力、読解力、思考力(視考力)育成に有害なので
 ・ならいごとをたくさん、毎日外遊びなし、週に1日のノー勉強デーなし ← 子供をおなか一杯にしない、自発的な工夫ややる気の芽をつまない
 ・英語、コンピュータ教育、先取り学習 ← 学年の国語、算数の深い学習、友達との外遊びだけでも全く時間がたりませんから

2019年9月27日金曜日

教育において、遺伝の当たり前の知識はあった方がいいですね


親が頭がよかったら、遺伝で子供も頭がいいに違いないとか、

親が頭が悪かったら、遺伝で子供の頭も悪いに違いないとか、

遺伝は一生変わらないとか、

大きくなるにつれて認知能力における遺伝の影響は小さくなって、

そのかわりに環境の影響が大きくなるとか、

そんなふうに考えているとしたら、科学的に事実と相反するんですから

子供の教育においてとるべき手段が正しくなるわけがありません。


第2回「遺伝子は『不都合な真実』か?」(1)


まずは、しっかり科学的な知見を得たほうがいいです。

そこが理解できて、はじめてその先、どうしたらいいかの

話ができるわけですから。


ちなみに親子の遺伝については
親がああなら子もああなるという一般に考えられている遺伝観は、正確ではないことがわかります。あえて言えば、「遺伝は遺伝しない」のです。遺伝があるからこそ、同じ親からも異なった遺伝的資質の子どもが生まれる。もちろん遺伝子は伝わっていますが、それは父からも母からも半分ずつしか受け継がれず、子どもでこれまでになかった全く新しい組み合わせが生ずるというところが重要なのです。
ということですし、

遺伝は一生変わらないってことについては、
たしかに子ども期というのは、様々な環境にさらされて経験を積む重要な時期であり、その意味で環境の影響を強く受けることは間違いありません。しかし、行動遺伝学のデータからは、子ども期は経験を積むことによって、身体的にも認知的にも、だんだんと遺伝的な自分自身になろうとする時期のように見ることができます。

当たり前のことがわかっていない方は、とにかくリンク先を一読してみましょう。


そして成人にもなれば、その認知能力に遺伝は一切関係ない、

本人の努力次第だなんて、

そんなトンデモな話をしているような人と何をどう話しても、

しょうがありません。

事実は、むしろ逆なんですから。


子供に向いていないことに不必要な努力を子供のうちからいくらさせても、

向いていないことをやる苦しい努力が一生続いてしまう挙句に、

結果が伴わないことが一番ありそうなことです。



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