簡単な話です。
親が理科、つまり自然の不思議になんの興味もないし、
トンデモ科学になんの疑問も感じないからです。
子供は親の背中を見ているだけなんですよ。
誰のどうということではありませんが、よくありがちな話を
書いておきましょう。
あなたが虫が嫌いだとしましょう。
僕も田舎育ちですが、虫はあまり好きではないので気持ちはよくわかります。
ただ子供は虫好きなんですから、家には虫がたくさんいることになります。
もちろん長く飼えるもの、餌の関係で長く飼えないものはいますが、
家に虫がいなかった期間は、少ないですね。
子供が忘れずに餌やりなんて低学年には無理なんですから、親の関与が必須です。
これは別に親の好き、嫌いというより、じっさいに生きている虫が
すぐそばにいないと感じられないものがあるんですよ。
親が禁止すれば、家に虫はいないことになりますが、子供が不思議に思う機会を
それだけ奪うだけのことです。
そして一方で家に、コンセントにさす超音波&電磁波で
虫を追い払う装置を置いてたりします。
ゴキブリやネズミ対策、とでも信じ込みたいみたいです。
こんな装置を信じる科学的な背景は大丈夫でしょうか?
値段も安いし、機械はしょせんブラックボックスで、
アマゾンの評判もよさそうだから、気分がよくなるし、
買って何の問題があるのか、なんて思うんでしょうね。
子供は、そういった親の姿をよくみているんですよ。
ちなみにゴキブリに効果があるのは、ホウ酸団子です。
家で作る方法もたくさんネットに載っています。
そしてもちろん誤飲するような小さいお子さんがいたり、ペットがいる
家庭には不向きですけどね。
子供が自然に興味をもって、十分にその不思議を感じないことには
理科はただの暗記科目です。
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