競争好きな子供にありがちですが、塾での成績や順位が学習の主要な
モチベーションになってしまっていると行く末が心配です。
簡単に言えば、一生、塾や塾ライクな学校に通わないと学習できないように
育てているようなもの、ということです。
順位や成績をモチベーションの源にするより、そのものを好きに育てた方が
よっぽどいいに決まっています。
よりはっきりいえば、いま目の前の難問を解こうとしているときに、
この難問が解けたらテストでいい順位になるとか、
この難問が解けたら誰かに勝てるなんて、
そんなモチベーションじゃ、はっきり言って解くのは無理ってことです。
その問題自体を楽しめるように子供を育てた方がずっといいとだれでも
思うでしょう。別に正解、不正解よりも、取り組むこと自体に
楽しさを感じられるようにってことですね。
そんなことはできない相談だと思っていらっしゃる方は、
そう思い込んでいればいいだけのことです。
子供は量を求めずに、ていねいにじっくり楽しみながら取り組む学習習慣を
きちんとつけていけば、その通りにそだって、問題を楽しむんですよ。
このブログにも、いままで年長からのその実例を載せてきています。
難しい問題にチャレンジすることに楽しさを感じる子供は、
大人が思っているよりずっと多いです。
ただ最初から大人が量と競争を与えすぎで
その楽しさを感じられないように、
あるいは楽しい気持ちを完膚なきまでに叩き壊して
育ててしまっているだけなんですから。
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