学校のテストだろうが、何のテストだろうが
悪い点を子供がとってきたときにどうすればいいでしょう?
のび太のおかあさんさんみたいにただ怒りを子供にぶつけても
どうしようもないことは、のび太をみていればわかりますね。
ドラえもんはどこにもいないんですから。もっと工夫しなきゃだめです。
とにかく子供に「どうしてできないの」「こんな簡単な問題ができないなんて」
「日頃の練習が足りないからよ」とか、とにかく親子関係をわるくするだけの
何の意味もないことを言ってもどうしようもありません。
そんな言葉で発奮して勉強するような子は、もともと勉強しているんですよ。
こんな行為は、子供のテストの点数になんら影響を及ぼす事項ではないんですから、
そんなことをするよりもっといい方法があります。
漢字テストを例にとりましょう。
漢字テストができないと親がやりがちなのが、練習が足りないとか何とか言って
親が横に陣取って、書き順やきれいさに細かく口出しして、
ひたすら漢字を大量に書かせて、その場でかけるようにすることです。
冷静に考えたらわかることですが、その場で書けたって、
次のテストで書けるとは限らないことくらいわかりますよね。
まず一番肝心なのは、親が子供がなにがわかっていなくて
テストができていないのか把握していることです。
漢字が書けていない場合、まずその漢字をつかった熟語が読めるのかからはじめて、
その意味がわかっているのか、その次に頭の中で字を再現できるのか、
思い出せるのか、そして最後にようやく書けるのかってことですね。
漢字をひたすら書く練習だけで、習熟しようとするのは無理があります。
時間が無駄なんですよ、大事なのは書くことじゃなく意味が分かって読めることと
思い出せるかどうかなんですから。
そして読書でもなんでもいいですが、漢字にふれる機会を多くもつようにすることも
大事なポイントだと思います。漢字の偏なんかのカルタもなかなか楽しめますしね。
親がただ怒ったら、子供が発奮して勉強するなんてことは
漫画でも現実でも、起こりえないことなんですから、
現実にできることを子供と一緒に工夫していくしかないんですよ。
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