どんぐり問題で、2年生の後半以降になっても、問題を読み終わって
すぐに答えを出す問題が続いているとしたら、先取りをして問題の効果を
台無しにしているか、問題のレベルが子供にあっていないのかを心配します。
じっくり、ゆっくり、ていねいに絵をかいて、
その絵をじっと見て動かすことが必要だからです。
数字を計算してほしいわけじゃありません。
絵をみて、絵を動かしてほしいわけです。
絵が描けていなかったりする場合は、ていねいに絵をかくところからでしょうし、
なんだかんだ計算に走るようなら、計算できない問題に取り組むのも有効でしょう。
先取りのしすぎで計算だけをすすめていると、それだけ絵をじっくり見る機会を
減らしてしまうようなものです。
高学年の難しい問題で、計算だけで解けるような問題はないわけですから、
低学年のうちから、しっかり絵を見て
ねばりづよく工夫できる力をつけていくべきです。
九九をはじめとした計算は、一見算数ができているようですが、
ただ単に暗記しているだけのことですから。
文章題で、その暗記していることをただ出力している子供は驚くほど多いですね。
低学年からの学習習慣で、すぐに答えがでるのが学習だと思い込んでしまって
いることもその背景にあるのかもしれません。
いったん身についてしまうと厄介な習慣ですね。
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