まとめ

読み聞かせは2歳頃から楽しく毎晩継続 → 小2まで継続遊んでいるおもちゃはこちら
〔年中〕自由保育の幼稚園、プレーパークデビュー、キャンプ、スキーなど、外遊びたくさん
〔年長〕秋からどんぐり開始、環境設定(毎日外遊び、テレビ・読書・宿題制限、ゲーム厳禁、小言命令強制なし)
〔小1〕公立小学校、どんぐり本の読み聞かせ継続中、2017.6全小統2科目偏差値65  11月全小統2科目偏差値70オーバー
〔小2〕遊んでいるおもちゃどんぐり本の読み聞かせ継続中、読書、トップクラス国語3年生 2018.6全小統偏差値60 11全小統偏差値65
〔小3〕どんぐり、トップクラス国語4年生 2019.6全小統偏差値60 11全小統偏差値60
〔小4〕どんぐり、はじめまして数学 コロナでテストを受けてません
〔小5〕どんぐり、はじめまして物理

●小学生では絶対にやらない学習方法
 ・大量、反復、高速、徹底の学習(計算、漢字の書き取り、音読)← 感味力、読解力、思考力(視考力)育成に有害なので
 ・ならいごとをたくさん、毎日外遊びなし、週に1日のノー勉強デーなし ← 子供をおなか一杯にしない、自発的な工夫ややる気の芽をつまない
 ・英語、コンピュータ教育、先取り学習 ← 学年の国語、算数の深い学習、友達との外遊びだけでも全く時間がたりませんから

2020年7月1日水曜日

1903 どんぐりのやり方(小学校4年生編)


ちなみに記事の頭の番号は、今まで書いてきた記事数です。

この記事が1903番目ってことですね。

大概のどんぐりに関することは書かれているので

右の検索欄から検索してみてください。



さて、環境設定とどんぐりのやり方は、どんぐりKなりに進化してきていますが

基本的な部分で、なにか変更があるわけじゃないです。

年長   環境設定 どんぐりのやり方
一年生  環境設定 どんぐりのやり方
二年生  環境設定 どんぐりのやり方
三年生    環境設定 どんぐりのやり方(2年生と同じ)

いずれにせよ、小学生を通じて、しっかり子供を保護していくだけです。

特に何かを意識してやっているというより、自然な取り組みになっています。


4年生で「式を書く」変化があったので、あらためて過去の記事を更新する

かたちで今のどんぐりKのどんぐりのやり方も書いておきましょう。

四年生(10歳)の環境設定はいまさらですからね。

9歳の壁のこちら側ですから。


どんぐりで推奨のところと、独自の工夫のところを峻別しています。

独自というところは、どんぐりK独自の工夫です。

どんぐりKは、年長からはじめているところもありますので、どんぐりで過ごした

日々に応じて、取り組みにはかなり独自の工夫がいくつかあります。


それを承知の上で読んでいただいて

ご参考になるところがあれば、参考にしていただければと思います。



そしてまず日頃の取り組みは、

どの問題をわからん帳にいれるか、の取り組みだと思った方がいいです。

わからん帳を長期の休みにむけて、

きちんと整備していくことこそが、普段の学習の目的です。

わからん帳


週に二問に取り組みますが、

余裕をもって週に3日(独自)程度(1日おき)は

どんぐりをやる日として、用意をしておきます。

本人の気が乗らないようなら、やらないか、

続きにでもして、すぐさま次の機会にしましょう。



①朝のうちに、今日はどんぐりの日だねぇと声をかけます(独自

 なにごとも、うれしいこと以外はサプライズにしません。

 遊びから帰るときも、30分前くらいからそろそろ帰る時間だよと声を

 かけ続けるのも同じ原理です。

②現時点で一番取り組みが多いのは、夕食後のデザートを食べながらの時間です。

 昼間にやるときは、おやつを必ずだします。

③どんぐり問題と24色の色鉛筆独自、金色がなくなったので再び追加しています)

 推奨は6色程度の色鉛筆ですね。道具はシンプルな方が工夫するとのことです。

 色鉛筆以外のマジックやボールペンは、色が濃すぎて絵を動かせません。

 どんぐりKは、低学年男子の金色好きでテンション上がるのを重視して

 色鉛筆の24色をつかっています。

 クロッキー帳(この見開きの大きさが絶対に必要です)やその他の道具は、

 リビングの机のすぐ近くに、やる日は用意してあります。



独自:最初に親のどんぐり問題を、6年生問題から選んでもらって読んでもらいます。

 親はていねいに下手な楽しい絵を描いて、子供より必ず時間をかけて(独自

 問題を解きます。たまには間違えます。

 最近は、中学入試問題なんかを解くときもありますね。

 親が6年生が難しい場合は、4年生くらいまで下りていきます。

 子供と近い、同じ学年のものは、子供が絵を覚えてしまうのでだめです。

⑤親の問題を読み終わった時点で、今度は本人の問題を選んでもらいます。
 
 どんぐりKは今のところ、3年生、4年生、5年生の3学年から

 学年をわからないようにしている問題で、選んでもらっています。

 ここは糸山先生のどんぐりの教室では、3学年分を渡していたことからです。

 どんぐりKは選ぶのが好きなので、3学年分いけそうだなと。

 家庭学習では基本的に下の学年からコンプリートがいいのかなと

 思ったりします。子供によりますね。

⑥選び終わった時点で、問題を渡してもらい、

 クロッキー帳の左ページの上に、あらかじめ

  問題をはるエリアの線をひいてもらいます(独自

 クロッキー帳は横(ページが上下)などではなく、

 必ず縦(ページは左、右)で、見開きの2ページを使います。

 拡張する場合は横にページをはって、広げて一目で見れるようにします。

 クロッキー帳の裏面がつかえないといった、けちけちした考えはすてましょう。

⑦問題を本人がいいというところまで読んで、絵にします。

 OKがでたら次を読んで、また絵に描きます。見開きの2ページを使います。

 一文以下でも子供がそこまでといったら、切りましょう。
 
 問題を読むペースは、意識的に、すごくゆっくりにします。

 読む単位は一文以下でまったくかまいません。本人がいいというところまでです。

 どんぐりKには一度しか読みませんが、子供によっては通しでもう一回くらいなら

 読んでもいいかもしれません。

⑧最後まで問題を読んだら、あとは親は親の、子供は子供のどんぐり問題に

 デザートを食べながら、取り組みます。問題はかくして、親子ともに二度と見ません。

 昼間だったら、デザートというより、おやつですね。

 飲み物も工夫できるときは、少しスペシャルな飲み物にします。

 難しい問題でへこんだときに、おやつやデザートの効果は絶大です。

 かならず出すようにします。

 絵を描いて答えが出た後で、式を書いて確認することが多いですね。

 親は特に口を出しません。

 4年生になったときに、これから以降は、式も書いてねとお願いしただけです。

独自 わからない言葉の説明もふくめて、なにも親は説明しません。

 これはどんぐりKがささやかな質問から、ヒントをもらうのが上手だからですね。

 自分で問題を選んでいることもあるので、学校で習うことは学校で習ったらね

 と言っています。

 どんぐりでは基本的には、わからない言葉の説明はOKということになっています。
 
 この時の説明は言い換えレベルでしょうね。根本的にわかっていない言葉を

 ここで教えることはできませんから。

 そしてだいたいの場合、親の説明がまずくて、

 ヒントになってしまっているケースがほとんどでしょう。

⑩もし親がどんぐり中に言うとしたら「絵を描いたらわかるよ」だけです。

 本当に言いたいことがあれば、次回の取り組みの前に整理して言います。

 どんぐりKには、ほとんど言った記憶がないくらいです。

⑪子供が答えが出たと言ったら、答え合わせをします。

 ここまで何分かかろうが、親はひたすら待ちます。急がせません。

 年長でもおやつを食べながら、一時間くらいは取り組める子もいますからね。

 続きにするということなら⑰ですね。

 どんぐりKは自分で言えるので、聞くことはないですけどね。

 答をだしたら、相変わらずの、独自のキーワード、
 
 レオン君もうっぴー(正解)か

 レオン君も三角(不正解)ですけどね。


 親子で独自の正解、不正解の合言葉を作るといいと思います。

 和みます。

 添削、まるつけは一切しません。クロッキー帳に、親は一切書き込みません。

⑫正解でも不正解でも、左上の用意したエリアに隠しておいた問題を貼り、

 ぱたんとクロッキー帳をとじておしまいにします。

 (正解でも、不正解でも親はまったく同じ態度です。

  正解を喜ぶなんて論外です。

 例えるなら、第三者がその態度だけ見たら、どちらかわからないのが理想です)
 
 そのあとに親は延々と悩んで、親の問題の答えをだして

 答え合わせをしてもらいます(独自

 こちらは工夫して、単位など子供が間違えそうな間違いを

 デフォルメして間違えて、子供に学んでもらったりします(独自

 この間違いから学ばせるのは、かなり高度な話です。

 低学年では逆効果になることが多いので、やめたほうがいいかもしれません。

 反面教師は通用しないのが、小学生ですからね。

 親が問題を楽しんでいる姿を見せるのがなによりです。

⑬不正解の場合、問題だけをもう一部コピーして、わからん帳にはります。

 小学生のわからん帳は、この形でいいと思います。

 わからん帳からまちがえたときも、

 わからん帳のうしろのページに問題だけを

 ふたたびコピーして貼っておきます。

 親も不正解をつくって、親のわからん帳に貼って、

 夏休みなどには、それをやります(独自

⑭不正解の場合、子供がなにをわかっていないのかは

 ちゃんと把握しておきます。

 日常生活で教える機会があれば、具体物、トランプや街の看板などで教えます。

 高学年になれば、教科書で教えることもあるかもしれません。

⑮夏休みや冬休みは、わからん帳を集中的にこなす進化の夏、進化の冬ですね。

 春休み、冬休み、コロナ休み等は期間や子供の様子をみて、話し合って、

 わからん帳をやるかは決めます。

 というか、どんぐりKは「わからん帳をやる?  普通の問題をやる?」と聞いて

 その通りにします。夏休みには必ず、わからん帳をやります。

 わからん帳をやるときは、わからん帳の中から、問題を本人に選んでもらいます。

⑰つづきにしたいと本人がいったときは、すぐに続きにします。

 続きにしたときは、今までのページに続きをやるんじゃなくて、

 新しい見開きのページに 問題を最初から読んで、取り組みます。

 前のページを見ても、いいですけどね。

⑱さすがにこのやり方には、どんぐり問題についている

 基本的な注意事項は省いています。

 消しゴムをつかわない、とかですね。

 その注意事項を守ったうえで、「さらに」、の部分です。

⑲なぜ糸山先生が、ここのように詳しく問題のやり方を説明しないかといえば、

 親にじっくり、ゆっくり、ていねいに考えてもらいたかったからでしょうね。

 なぜここで、こんなに丁寧に説明したかといえば、

 何も考えずにどんぐり問題をやって、時間を浪費している人が多いからです。
 
 考えるきっかけにつかってください。最低限の対応事項です。


もちろんこれを7年にわたってやっていくことが、かなり大変なことであり、

どんぐり相談やオンデマンドで、いくらでもヘルプを惜しみませんよ。


どんぐり相談に加えて、「どんぐりオンデマンド」をはじめます。

どんぐり相談をしていて感じるのは、そもそも何を相談していいかも わからないって人が多い、つまり相談メールが送れないってことです。 どんぐりを始めるにあたっても、環境設定なんて言葉から戸惑いと 困惑を感じてしまって、そもそも始められない、始めてもなにを どうやっているのか、さっぱりわからないまま手探りで 進んでいるのか、いないのかなんて具合です。


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