親として大事なことは「どんぐり」ではなく、
当たり前ですが「自分の子供の教育」です。
いくらどんぐりをやっても、自分の子供の教育に失敗していたら
どうすることもできません。他人の子供と自分の子供を比べて
あーだ、こーだ言ってもどうなるわけでもありません。
子供によって成長が違うなんてことに気づくのは、
幼稚園くらいで済ませておくべきことです。
あくまでどんぐりの考え方ややり方が、自分の子供の教育にいい影響があると
思っているから、やっているということです。
一方で自分の教育の失敗をいつまでもどんぐりがとか、
あんなにどんぐりをやっていたのにといつまでも嘆いていても
何の意味もありません。
それぞれの子にはそれぞれの子の成長があるときたものです。
持って生まれたものがあるのは、当たり前のことです。
それと後天的なものが組み合わさって、
科学的な知見が教えるところでは期待とは裏腹に残念ながら、
小さいころの方が後天的な要素が大きく働いて、
大人になるとより遺伝的な自分に還っていくなんてところです。
だからこそ、出力に拘らない小学生時代でも、
テストなどでありえない間違いが続いていたら、
今やっているやり方を少しでも見直す機会は設けたほうがいいです。
中学生になって、しっかり結果にこだわるときになって、手を打ち始めても
子供も反抗期ですっかり言うことは聞かずに、困り果ててということも
ありますから。まぁ子供に自覚ができてそこからギアチェンジして
いけるならいいですが、おおむねその後もどうしていいかわからないと
ばかりにふらふらとさまよい続けちゃうんでしょうね。
例えばどんぐりKなんかは、
(もちろん親の目から見てですが)ゆっくり、じっくり、ていねいに
できていないことが問題なので、
どんぐりの教えをしっかり守っていきます。
その後のスピードを上げる点では全く心配していませんが
子供によっては違う面もあるのかもしれません。
ただ本当にスピードが必要なときってどんなときなんだって
思わなくもないです。テストで解けてないのは
時間がないからなのかは、よく見極めたほうがいいことですね。
どんぐり(あるいはどんぐりと自分が信じているもの)
をいくら熱心にやっていても、目の前の子供をみていないようじゃ、
何をやっているかわかりません。
大事なのは、もちろんどんぐりやそのルールを順守することじゃなくて
自分の子供の教育です。守破離はありますけど。
最初から破じゃどこにもたどり着けませんし、
いつまでもどんぐりがどんぐりが
と愚痴をこぼしていてもこれまたしょうがありません。
自分の子供をしっかり見て、今打てる最善の手を「打つ」だけです。
愚痴をいくらこぼしてていてもどこにもたどり着けません。
子供をしっかり育て上げる覚悟だけが問われています。
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