首相の「五輪をやめることは一番簡単」発言には、ひさびさにあきれました。
一番簡単なことさえできない人が、それをむしろ自慢しているんですから。
かたや「不要不急の外出をさけてくれ」と帰省や隣の県までいくことさえ
控えてくれというメッセージをだしながら、オリンピックを開催したり
オリンピックの歓迎会をやったらどうなるか、火を見るより明らかです。
だから感染者数が増えていくのが実際にも止まらないんですよ。
こんな簡単なことさえ分からない人が、首相になって判断を行う現実をなんとか
した方がいいですね。
人は、言葉は聞きません。オリンピックが開催されている事実をみます。
なんだ口ではなんだかんだ言ってるけど、オリンピックをやるくらいだし
ましてや歓迎会もやるんだから大したことはないんだな、
僕もわたしも少しだけ気をつけはするけど、〇〇しようって感じです。
せっかくの夏休みだしなんておまけの言い訳もつきますから。
一人一人のそんな行動がどんどん感染を拡げていることは、
まさしく「数字」が証明してくれています。
大勢へのメッセージで大切なのは一貫性です。
今は、GOなのかSTOPなのか、単純なことを単純に伝えなきゃ、
こうやって大失敗するわけです。
一国の首相がそんな「簡単なこと」もできないんですから。
そして自分が失敗している現実を見つめずに
オリンピックの金メダル騒ぎの中にでもいるつもりなんでしょう。
小池都知事の「COVID19との戦いで金メダルを取りたい」なんて
そのおふざけの行きつく先です、こんな人が都知事をやってちゃ
どうみてもだめでしょう。
さて本題に。
遊べないって言うのはどういうことかといえば、文字通り遊びにならない
ってことです。
夏休みになって普段遊び慣れていない子が遊び場に登場しますが
そういった子はすぐにわかります。
たとえば一緒に鬼ごっこで遊んでいても、鬼になったら即やめるし、
負けそうになったらなんとか負けないように工夫したり、
知恵をひねるんじゃなくて泣き叫んで相手を威嚇したりして、
遊びにならないんですよ(小学校高学年の子が
こんな行動をとるのは、目の前でみるとあぜんとしますが、
日常茶飯事なので今はもう驚きません)
低学年ならともなく、高学年にもなってそんな子供が本当にいるのか、
信じられないでしょう。
ただあまりに友達と遊び慣れていない子が多すぎて、あるいはふだんは
ゲーム機で遊んでいる分には、そんな子たちも嫌になったらゲームの
電源スイッチを切ればいいわけですから成り立っているんでしょうが、
現実の遊びの中ではまったく成り立ちません。
友達と外遊びをしてこなかった子は、本当にすぐわかります。
はっきりいえば情緒不安定なんですよ。
そんな子に勉強ができるでしょうか?
勉強は分からないことにつきあたってからが始まりなんですから
そんな情緒不安定の子にとやかくできるような分野ではありません。
泣き叫ぼうが、なにをしようが、問題が解けるわけがありません。
いやこのあいだなんて、低学年ならともなく高学年にもなって、
人狼のゲームをやってて「あいつが嘘をついてる」って怒鳴り続けて
ゲームにならなくなった子がいて、唖然としました。
おおむね自分は本当のことを言っているのにうそを言っているあいつの方を
みんなが信じている状況が、情緒不安定すぎて我慢できないんでしょう。
人狼って言うのは、うそをついている人を見破るゲームなんですから、
そんなことで怒鳴ってゲームを破壊してたら、そもそもゲームにならないんですよ。
具体的な「遊び」で理解できない子は、勉強でもなにかを理解することは不可能です。
本当は遊び場に姿をあらわすくらいなら、家や塾でずっと情緒不安定ぶりを
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