小学生で、勉強ができなくたってどうってことはありません。
勉強が嫌いなのよりは、できないほうがまだいいくらいです。
ただ勉強以上に、もっと問題なのは、友達と外遊びできない子供たちです。
学校の昼休みとかに遊ぶのは遊びとは呼ばないんですよ。
決められた場所に、決められたきわめて短い時間集められて、遊んでいるのを
遊びとは呼びません。
自分が自由な時に参加できて、自分が好きな時に退出できるのが
遊びの最低条件です。自分が好きなことを好きなだけする時間です。
だから口をすっぱくして、外で友達と遊ばせなさいって言ってきたわけです。
ただもう高学年ではすっかり答えが出ている感じですね。
友達と外遊びができる子と、できない子の間には越えがたい壁が
できてしまっているからです。
別に友達と外遊びができたからってどうなの? 単なる暇つぶしで
そんな無駄なことをさせるより、小さい頃より塾に通わせて、受験勉強をさせたほうが
ずっと有意義なんて親は、どうぞどうぞ、そうさせればいいだけのことです。
親はとにかく言い訳が好きなので、
遊ぶ場所がない、遊ぶ友達がいない、夏は暑すぎて、冬は寒すぎて
とにかく外で子供が遊ぶ環境はないなんて恥ずかしげもなく
口にしますが、そういった環境をつくってきたのは親なんですから。
子供が遊べる環境を作って、きちんと子供が遊べるようにしている
親もいることをみていません。そりゃ昔は子供は外で友達と遊ぶのが
当たり前だったのに比べて、かなりハードルが高くなったのは事実ですが
環境さえ整えれば、子供はもちろん毎日友達と外遊びするんですよ。
プレーパークなんてものが自然に存在して、そこで子供たちがただ
遊んでいるなんて考えている親はかなり安易です。
その場所はいろいろな親の活動によって維持されている場所です。
どんぐりKは幸いにして、いろいろなことに恵まれて、
外で友達と遊べるので、最低でも小学生のあいだはこの環境をしっかり
維持してあげたいものですね。
ちなみに友達と外遊びさえしておけば、学習をふくめて
すべてが大丈夫なんてこともありませんよ。最低条件なだけです。
どうして親がそう安易で、手を抜きたがるのか、さっぱりわかりません。
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