まとめ

読み聞かせは2歳頃から楽しく毎晩継続 → 小2まで継続遊んでいるおもちゃはこちら
〔年中〕自由保育の幼稚園、プレーパークデビュー、キャンプ、スキーなど、外遊びたくさん
〔年長〕秋からどんぐり開始、環境設定(毎日外遊び、テレビ・読書・宿題制限、ゲーム厳禁、小言命令強制なし)
〔小1〕公立小学校、どんぐり本の読み聞かせ継続中、2017.6全小統2科目偏差値65  11月全小統2科目偏差値70オーバー
〔小2〕遊んでいるおもちゃどんぐり本の読み聞かせ継続中、読書、トップクラス国語3年生 2018.6全小統偏差値60 11全小統偏差値65
〔小3〕どんぐり、トップクラス国語4年生 2019.6全小統偏差値60 11全小統偏差値60
〔小4〕どんぐり、はじめまして数学 コロナでテストを受けてません
〔小5〕どんぐり、はじめまして物理

●小学生では絶対にやらない学習方法
 ・大量、反復、高速、徹底の学習(計算、漢字の書き取り、音読)← 感味力、読解力、思考力(視考力)育成に有害なので
 ・ならいごとをたくさん、毎日外遊びなし、週に1日のノー勉強デーなし ← 子供をおなか一杯にしない、自発的な工夫ややる気の芽をつまない
 ・英語、コンピュータ教育、先取り学習 ← 学年の国語、算数の深い学習、友達との外遊びだけでも全く時間がたりませんから

2021年5月26日水曜日

1950 資格商法


子供の資格に意味はありません。

資格って言うのは、それで食べていけるものだけに意味があって

それ以外のものには意味はないんですよ。

もっと正確にいえば、資格があったって食べていけなかったりするのが

ありがちなことですけどね。


本人の自信に、なんて笑わせるにもほどがあります。

資格で担保される自信なんて、資格に落ちたら失われるような

なんの意味もない自信なんですよ。

必要なのは毎日の生活や遊びの中で一つ一つの行動で裏付けられた

自信であって、なにをやっても、どうやっても自分は最後は楽しく

やりとげることができるってなものです。

安易な資格の合格で自信が培われて、自己肯定感が高まるなら、

なんであんなに高学歴の人たちは、自信もなければ、自己肯定感が

低いんですか?


とにかく、資格のアフェリエイトでもしてるんじゃなければ

特に子供向けの資格なんてばかばかしいものに目を向けるのは

やめなさい。


親が自分の子供の実力を見れていない証拠にすらなります。

そんなものがなくても自分の子供の実力は十分にわかるでしょう。

グリットとかそういった力の方がはるかに重要です。

資格で測れるような力は、しょせんそれなりの力だけです。


それでもないよりましでしょう、なんて言われる方もいるんですが

子供の資格に関しては、それに費やされる時間と労力を考えると

ないほうがましです。

もちろん大人は趣味なり実益で好きなだけ好きな資格をとればいいんですよ。






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2021年5月19日水曜日

1949 できる問題ばかりをやっていてもしょうがありません


どんぐり問題で一番のハイライトは、わからん帳ですが、

もうひとつ、かなりの余裕がある状態を作らないと難しいですが、

自分から、できそうもない問題に取り組みだすときです。


できない理由はいろいろですが、そもそもその単元をならっていない

なんてことが、小学校の算数では十分ありえますね。

分数を知らないのに、分数の問題に取り組むなんてことです。

まぁ未就学の子供でも分数の概念はわかるわけですから、

絵をもとに試行錯誤してもらうだけです。

はてしないクロッキー帳の追加のすえに、部分的に正しい考え方も

ありながら、続きを2,3回繰り返して、わからん帳に入る、

そのプロセスが、どんぐり問題なんだなと思います。


単元を教わって、その理解した単元の内容をなぞるのが

小学校の算数だとは思いません。小学校の算数は、それまでに

子供に十分な体験をさせていれば、十分子供が自分で絵で考えられる

ものなんですよ。

親は子供が何と言ってこようが、絵で考えればわかるよ、とあたたかく

返してあげるだけです。


そんな試行錯誤が月に一回もあれば、十分です。

その試行錯誤ができることが限りなく大事なことです。


そういった意味では、どんぐり問題の学年の問題のコンプリートが

できていないのも結構問題と言えなくもないです。

難しい問題を放置していたら、結局何の意味もないですから。


その学年の問題をどうコンプリートするかは、その子供の今までの

取り組みと今後の計画をふくめて、難しい問題ですけどね。

年長から着実にとりくんでいれば、時間はどれだけでもあるわけですから

そういった心配が一切無用なところがいいところです。

高学年になってあわててみてもどうしようもないですから。


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2021年5月12日水曜日

1948 高学年


年長から継続的に学習を進めてきましたが、とうとう高学年まで至りました。

もちろんどんぐりは、ゆっくり、じっくり、ていねいに続けていますが、

絵、式、ひっ算、答えがそろうのはもちろんとして、問題も自分で

読むようにしてもらいました。

別に何の支障もなく、問題を自分で読んで取り組んでいます。

年長や低学年であまり意味のないことでとやかく悩んでもしょうがないですね。

高学年になれば自然にできることがほとんどですから。


一方でどんぐり以外の学習にも拡がりがでてきています。

学校の宿題には自由学習などがありますが、自分で歴史のテーマを

きめてどんどん文章を書き連ねています。自分で書きたい文章のために

漢和辞典などを調べて、適切な漢字を覚えて書いたりしているのも

いいことですね。何年生の漢字なんてことに拘ってもどうしようもないことですから。


毎日の遊びもすっかりプレーパークで定着して、日が長くなった最近では

ほぼ毎日18時くらいまで楽しく友達と外遊びをしています。

土日も一日中プレーパークの日が多いですね。

だんだん家族から友達へと子供の中心はシフトしていきますから。


こういった環境があるなら、無理に中学受験などをする必要は全くありませんし

本人もそういった気はなさそうですね。

本人と相談しながら「はじめまして数学」の次は、

「はじめまして物理」あたりに取り組んでいます。


学習はこうやって、少しづつ、着実に、分散してすすめていくものですね。




どんぐり問題もそうですが、自由学習や、その他の家庭学習でも高学年の

成長がしっかり感じられる毎日です。

外遊びで毎日いろんな事件が起きて、帰ってきて楽しそうに話し続ける姿が

なによりです。




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2021年5月5日水曜日

1947 受験勉強だけが勉強じゃありません


勉強について話をしていて、いつも話がかみ合わないなと思うことがあります。

勉強=受験勉強としか理解していない人がけっこうな数いるからです。


受験だけをとってみれば、時間的な制約もあるし、解法への最短経路を

進むのが一番いいのは明らかでしょう。

なんならその学校の入試問題を徹底的に洗い出して、予想問題を作って

その予想問題が一問でも出れば、本番ではかなりのアドバンテージになりますから

大量に予想問題をこなすなんてのが受験勉強になりがちです。

解法や答えへの最短経路を常に進むのが勉強だなんて、そんなことはとうてい

考えられません。

そもそもの経路をさぐることじたいが、勉強なんですから。

なんなら、勉強を積み重ねてきたその先に少し受験勉強をするくらいの意識なら

わからないでもありません。


数学、算数の勉強では顕著ですが、いくら解法や答えまでを暗記したところで

そこには理解もなければ、手探りでわからない問題に取り組む体験も

欠如してしまうので、到底勉強していることにはなりません。


小学生の最初の勉強の始め方は、どうやっていいのかわからない問題を

楽しく絵を描きながら、あーでもないこーでもないと試行錯誤を続けて

行くことです。だから楽しく続けられるんですよ。


いくらプレッシャーをかけて、大量の問題を暗記させて、正しい答えだけが

早くでるように訓練したところで、肝心の学習の楽しさがないので

長続きしないのが関の山です。



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