どんぐり問題で一番のハイライトは、わからん帳ですが、
もうひとつ、かなりの余裕がある状態を作らないと難しいですが、
自分から、できそうもない問題に取り組みだすときです。
できない理由はいろいろですが、そもそもその単元をならっていない
なんてことが、小学校の算数では十分ありえますね。
分数を知らないのに、分数の問題に取り組むなんてことです。
まぁ未就学の子供でも分数の概念はわかるわけですから、
絵をもとに試行錯誤してもらうだけです。
はてしないクロッキー帳の追加のすえに、部分的に正しい考え方も
ありながら、続きを2,3回繰り返して、わからん帳に入る、
そのプロセスが、どんぐり問題なんだなと思います。
単元を教わって、その理解した単元の内容をなぞるのが
小学校の算数だとは思いません。小学校の算数は、それまでに
子供に十分な体験をさせていれば、十分子供が自分で絵で考えられる
ものなんですよ。
親は子供が何と言ってこようが、絵で考えればわかるよ、とあたたかく
返してあげるだけです。
そんな試行錯誤が月に一回もあれば、十分です。
その試行錯誤ができることが限りなく大事なことです。
そういった意味では、どんぐり問題の学年の問題のコンプリートが
できていないのも結構問題と言えなくもないです。
難しい問題を放置していたら、結局何の意味もないですから。
その学年の問題をどうコンプリートするかは、その子供の今までの
取り組みと今後の計画をふくめて、難しい問題ですけどね。
年長から着実にとりくんでいれば、時間はどれだけでもあるわけですから
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