このブログでは何度も電子ゲームの害を書いています。
なんどでも書きますが、未就学や小学生、とくに低学年で電子ゲーム中毒は
本当に最悪です。
ただその最悪さ加減の一つは、それは親の選択だということにあります。
子供を電子ゲーム中毒にさせたのは、はっきりいって親の子育ての手抜きなんですよ。
電子ゲームを与えておけば子供が静かだから、親が楽だから、未就学や
小学生の子供に電子ゲームを与えたのが親というだけのことです。
外で友達と遊ぶ場所づくりに、親はなにも苦労する必要すらないんですから。
子供はもちろんずっと電子ゲームを与えられているんですから、
むしろそれ以外の選択肢を知らずに、電子ゲーム中毒になる可能性を
大きく持って成長します。
親は自分が何を与えたのか、どういうものを与えたのか
それさえ分かっていません。
電子ゲームはかんたんに始められて、極めて中毒性が高く、ネット環境と
あいまって、実体験を阻害する可能性の高いものです。
未就学や小学生で与えるようなものではありません。
そしてたとえば中学生以降にでも本人が自分で選択してやるなら、
それはそれで極めて中毒性の高い趣味の一つということに
なるんじゃないですかね。現在では、もちろんそれを職業にすることも
可能ですらありますから。
自分で選ぶなら、それは本人の職業選択の自由にすぎません。
ただ結局のところ未就学や小学生、それ以降でも、自分の実体験が豊富にないことは
大きな問題になります。人間は自分が実体験したことからしか、言葉に感情が
こめられないものだからです。そして多くの感情は自然の中での人間関係から
生まれるものなんですから、だから外遊びを友達としなさいって言っているわけです。
友達と外遊びの環境を十分に用意することが、現在ではかなり難しいことは
未就学、小学生の親ならだれでもよく知っていることです。
その難しいことを親がどう工夫して、できるのか。
自然の中での友達とのいろいろな遊びを通じて子供は一つの言葉に
込められた複雑な感情を味わっていけるものです。
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