どんぐりKは、現在3mx,4mx,5mxのどんぐり問題をやっています。
もちろん5mxなどには習っていない学習分野の問題も含まれています。
もともとどんぐり問題では、わざと学校で習っていない学年の分野も
まざっていますけどね。
でも何の問題もありません、絵でとけるからです。
ある日、筋肉問題に取り組みました。
簡単に言えば、2/3の9/12が10kgにあたるときの、
全体量を求める問題ですね。
式で書けば、
10÷(2/3*9/12)=10÷1/2=20kg
と答えが出るわけですが
分数もまだ学校では習っていないどんぐりKはどうやって解くんでしょうか?
もちろん、絵で解くんですね。
分数を習ってなくても、半分や等分を繰り返してきて意味はよくわかって
います。小学生の算数の分野でまず日常体験できないものはありませんから。
さっそうと、ピザ方式で、2/3をまず書きます。
その2/3にあたる部分を9/12にするわけですから、
1/3を6等分して、全部で18枚のピザが出来上がります。
(2/3にあたるところが12枚のピザですね)
そのうちの9枚にあたるところが10kgで、全体は20kgなんてものです。
分数の計算や、四則計算や、割合を全く知らなくても問題はとけます。
大事なのは分数が、全体を1としたときにどういう量にあたるのか、
絵で描けるほど理解しているかどうかなんですよ。
これが、年長から半分や筋肉問題を楽しみながらやってきた
その先に現れたものです。
べつに分数の計算だって、計算ルールを教えれば年長でもできたでしょうけど、
その意味を理解しているかどうかは全く別の話です。
学習はゆっくり、じっくり、丁寧に、そして楽しく着実にすすめていくべきものです。
ピザを自分で等分した経験も満足にないのに、
分数をとやかく言ってもはじまりません。
親がなにもかもをやりすぎで、子供に必要な経験値がたまっていません。
未就学から、子供にピザを三等分してもらう経験を十分に積みましょう。
そうしないと本当に以下のような大人に成長しちゃうんですよ。
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